ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-11

[米ドル円]ドル安円安

(米ドル円日足)



未明に行われたFOMC会合では予想通り今月からテーパリングを開始し来年6月に終了することとなった。物価に関してもこれまでの「一時的」との文言が残った。
テーパリングに関して市場は既に織り込み済みということで発表直後ドル円は113円80銭から114円22銭付近までの上下40銭程度の動きにとどまった。
その後パウエル議長の記者会見では利上げに慎重な姿勢を示したことでドル売りが強まったが同時に株価が上昇したことで円売りが強まりドル円は114円を挟んでのもみ合いとなった。
FOMC会合が無難に通過したことで市場の緊張感が緩んで再び円安の地合いが進みやすくなったといえる。
ただ明日の米雇用統計次第では再びFRBの政策に影響を与えることから今日は114円を挟んで狭いレンジ内での動きが予想される。

ドル円予想レンジ:114円35銭(76.4%)~113円70銭(BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド米ドル]BOEの利上げ期待

(ポンド米ドル日足)



本日開かれるBOE政策会合では政策金利0.1%と買い入れプログラム規模8950億ポンドは据え置きと予想される。しかし市場はベイリー総裁の「インフレ圧力を抑制するために行動する必要がある」との発言で市場は既に0.15%の利上げを織り込んできた。更に来月の会合では0.5%に引き上げるとの見方も増えている。
もし今回の会合で金利据え置きとなれば一時的にポンド売りで反応する可能性がある。
ただし、既に1.3834の高値を付けた後に1.36付近まで押し戻されたことで大分ポジション調整も解消されている可能性が高く下値は限定的。
英国ではサプライチェーンの混乱とエネルギー価格の急騰などから物価上昇が高まる一方で経済は思ったほど回復していない。
声明で利上げが示唆されたとしても経済への不安から上値も限られる。
結果として6月から続くポンドの下落トレンドは継続するとみている。

ポンドドル予想レンジ:1.3740(61.8%)~1.3560(BB下限)

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[豪ドル円]OPECプラス会合に注目

(豪ドル円日足)



一先ずRBA政策会合でのショック売りは収まりポジション調整の買い戻しも見られる中で本日開かれるOPECプラス会合の結果次第では一段の買い戻しが強まる可能性もある。
未明に行われたFOMC政策会合では利上げに慎重な姿勢が示され、NY株が史上最高値を更新するなどリスクオンの動きが継続。今日のアジアや欧米市場でもこの流れは継続するとみられる。
ただ、今日のOPECプラス会合で協調減産への協議が難航するようなら原油などの資源価格が上昇し一段の豪ドル円買い戻しの動きが強まるとみている。
もし増産となり豪ドル円が84円ミドルを割り込むようなら損切りを巻き込み83円ミドル付近までの下落も視野に入る。

豪ドル円予想レンジ:85円20銭(50%)~83円80銭

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[全般]FOMC波乱なく終了

注目のFOMC会合では予想通りテーパリングが今月から開始されたが利上げに関しては慎重姿勢が示されたことで市場への影響は限られたもののナスダックは取引時間中の史上最高値を更新するなどリスクオンムードが更に強まった。

東京市場は日本が祝日のため休場となる中でFOMC会合を控えドル円も動意の乏しい様子となった。
欧州市場では米長期金利の低下に伴いドル売りが強まるとドル円も113円70銭まで下落。
しかしNY時間に発表された10月ADP雇用統計やISM非製造業景況指数などが予想を上回る強い結果となったことでドルが上昇。ドル円も114円15銭まで押し上げられた。
その後はFOMC会合を直前に控えたドル売りの動きが強まるとドル円は114円を割り込んだ。
注目のFOMC会合ではテーパリング開始を今月下旬から実施することを決定。月間ペースで米国債を100億ドル、住宅ローン担保証券を50億ドル削減し始めるとした。
また、これまで物価上昇に関して「一時的」との文言もそのまま残した。
市場は既にテーパリングを織り込んでいたこともあり大きな影響は見られなかった。
パウエルFRB議長の記者会見では「まだ利上げのタイミングではない」「FRBは利上げに関して忍耐強くいることが出来る」など利上げの時期に関して市場の思惑を抑えるような発言となった。
これを受けNY株式市場は三指数ともに上昇。ナスダックは取引時間中の史上最高値を更新するなどリスクオンムードが一層強まった。
結果的にドル売りと同時に円売りも進行しドル円は114円付近での小幅な動きにとどまった。
今回のテーパリング開始により来年6月には債権買い取りは終了することになるが利上げ時期に関して市場は依然として早期に実施されるとの見方には変化がないとみられる。
一先ずFOMC会合が無難に通過したことで目先はリスクオンによる円安が進みやすくなったとみてよいだろう。
ただ、明日の米雇用統計を控え今日も慎重な動きが続くことになりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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