ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-11

[米ドル円]米雇用統計とNY株式市場

(米ドル円日足)



昨日の未明に行われたFOMC会合でテーパリング実施が決定されたものの利上げには慎重な姿勢を示したことでドル買いが先行。ドル円は底堅い動きで始まると114円27銭まで上昇した。
しかし欧州市場に入り米長期金利が低下したことでドル円は下落に転じると113円75銭まで下落した。しかしクロス円も同時に下落したことでドル買いの動きも活発となり114円台に押し戻された。
NY市場でダウが6日ぶりに下落して始まると円買いの動きが強まりドル円は再び下落。欧州市場で付けた安値を下回り113円51銭まで下落。その後はダウが下げ幅を縮小したことから113円80銭付近まで買い戻しが入った。
FRBが利上げに慎重な姿勢を示したことで一先ずドル円の上値は抑えられたが、今回の動きは金利によるものではなくクロス円の下落がドル円の下押し圧力となっている。
今日の米雇用統計の結果次第では、米長期金利の動向ではなく株式市場の動向に注目したい。

ドル円予想レンジ:114円30銭~113円20銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド円]BOE政策会合で利上げ見送り

(ポンド円日足)



この日はBOE会合を控えロンドン時間からポンドは156円20銭付近を高値に上値の重い展開で推移。
BOE政策会合では政策金利0.1%と買い入れプログラム規模8950億ポンドの据え置きを決定。市場の一部では0.25%の利上げを期待していたことから発表後ポンドは急落。同時にドル円も下落したことからポンド円は下げ足を加速。
NY市場ではダウが6日ぶりに下落して始まると円買いの動きが強まりポンド円は153円12銭まで売り込まれるなど高値から3円近い下げとなった。
MPCの議事要旨では「CPIインフレを持続的に2%の目標に戻すには今後数か月にわたって金利を引き上げる必要がある」としており、今後利上げの可能性を示唆しているにもかかわらずポンド売りが止まらなかった。利上げを期待した買いが大分積み上がっていたとみられる。
今日のNY時間には米雇用統計が発表されることから、その前後では一段のポンド売り円買いの動きが強まる可能性が高い。

ポンド円予想レンジ:154円50銭~152円50銭(61.8%)

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[米ドルカナダドル]FOMC会合とOPECプラス会合

(米ドルカナダドル日足)



FOMC会合では利上げに慎重な姿勢が示されたことでドルカナダ売りが強まり1.2377まで下落した。しかしOPECプラス会合を控えポジション調整の買い戻しが強まり下落前のレベル付近である1.2430まで押し戻された。
OPECプラスでは予想通り日量40万バレルの生産引き上げ計画を維持することを決定したことで原油価格が下落。その後サウジアラビア国営テレビが同国の産油量が12月には日量1000万バレルを超える見通しと報じたことを背景にWTIは78ドル台まで低下。ドルカナダは1.2470まで上昇した。
米長期金利は1.52%まで下落したもののドルカナダの上値を抑えられなかった。
ただBOCは既に利上げに踏み切っており金利相場からみるとドルカナダの下落基調は継続。調整の買い戻しが一巡したところで売りに入りたい。
上値目途としてはボリンジャーバンドの上限となる1.25付近からフィボナッチ38.2%戻しの1.2510付近。

ドルカナダ予想レンジ:1.2510(38.2%)~1.2420

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[全般]クロス円全面安

FOMC会合ではテーパリングが実施されることで、これまでの緩和政策からの転換が意識されたのかクロス円が全面安となるなど円買いドル買いが一気に進んでいる。

昨日の未明に行われたFOMC会合でテーパリングを今月から実施することが決定した。順調にいけば来年6月に終了しその後は利上げの時期と速度に市場の注目が集まる。
今回の決定でコロナパンデミックによる超緩和政策の転換が現実化し市場に供給されたマネーが来年には回収に向かうことになる。
テーパリングが続く間はまだ資金が市場に供給されておりリスクオンは継続することから昨日の円買いドル買いの動きは調整とみる。
また、昨日はOPECプラス会合で日量40万バレル生産引き上げ計画を維持することで合意。追加増産を見送ったということから一時WTIが上昇する場面も見られた。しかしサウジアラビア国営テレビが、同国の産油量が12月には日量1000万バレルを超える見通しと報じたことを背景に原油価格が一気に下落に転じている。
NYダウも小幅ながら下落に転じたことからリスクオフの円買いの動きが強まったこともクロス円の下落を加速させた。
パンデミック後に始まったクロス円ドル円の上昇幅は大きく、金融政策転換による巻き戻しが本格的に始まったとすればまだ下落余地は大きいものの今の段階では調整とみる。
ただ、今日発表予定の米雇用統計の結果次第では売りの勢いが再び強まる可能性もあり注目。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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