ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-11

[米ドル円]サプライズのドルショートカバー

(米ドル円日足)


NY時間に発表された米10月CPIが予想を上回り31年ぶりの6%台に乗せたことで一気に物価上昇への懸念が高まりドルは全面高。ドル円は112円後半から徐々に買い戻しが始まり発表後には114円01銭まで上昇した。
先週からの下落幅をほぼ解消した格好だがNY株式市場の下落が円買いを促すことから上値もそろそろ上限に近いとみる。
FRBはコロナ感染危機を超えた景気回復が一気に進んだことでの一時的な物価上昇との見方を変えないとみられることから今回のドル買いはショートカバーの域を脱していない。
先週の高値114円27銭付近が上値目途とみる。

ドル円予想レンジ: 114円30銭~113円30銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]1.15ドルの底値を割り込み

(ユーロ米ドル週足)


東京から欧州市場にかけてユーロドルはドルの買い戻しの動きが強まり上値の重い展開が続いた。NY時間に発表された米10月CPIが31年ぶりの6%台に乗せたことで1.1532まで売られたが直ぐに買いが入ると1.1571まで反発。しかし欧州時間に付けた高値1.1682に届かなかったことで再び下落。米長期金利が1.56%台に上昇するとユーロドルは10月に付けた今年最安値1.1523を下回り1.1477まで下落しそのまま安値圏で引けている。1.15ドルはテクニカル的にみてもかなり強いサポートとして意識されたレベルでもありこのレベルを下回ったことで一段の下げが予想される。
目先の下値目途はボリンジャーバンドの下限となる1.14ドル付近。

ユーロ米ドル想レンジ:1.1540~1.1400(BB下限)

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[豪ドル円]豪雇用統計に注目

(豪ドル円日足)


昨日の東京市場で豪ドル円は株価下落により円買いが先行し83円を片足割り込んだ。
しかし欧州市場では買い戻しの動きが強まり83円ミドル付近まで押し戻された。
NY市場では米10月CPIが31年ぶりの6%台に乗せるとドル円が上昇幅を拡大。豪ドル円も83円96銭まで上昇した。しかし84円付近は先週から強いサポートとしてもみ合いが続いたレベルでもあり強いレジスタンスとなった。
結局84円には届かずに83円ミドルまで押し戻されるなど上値の重さが意識される。
ここにきて鉄鉱石価格が大きく下落するなど豪ドルにとってはネガティブ材料となっており先週のRBA会合でも利上げを見送っている。
今日の東京時間には豪州10月雇用統計が発表されるが予想以上に悪い数字となれば一段の豪ドル売りにつながることになる。

豪ドル円予想レンジ:83円80銭~82円50銭(50%)

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[全般]米CPI31年ぶりの上昇でドル全面高

昨日発表された米10月CPIが31年ぶりの6%台に乗せたことでインフレ懸念が一気に高まり米長期金利が上昇しドルは全面高。株式市場も続落するなど物価上昇からの利上げが意識され始めた。

昨日の東京市場では米長期金利が低下しNY株式市場が全般に下落した流れを継ぎ、ドル円は上値の重い展開で始まった。日経平均株価が弱含みで推移するなか発表された中国10月CPIが1年ぶりの上昇率となったことで円は上昇。クロス円は全般に上値が重くドル円は112円台後半でのもみ合いが続いた。
欧州市場に入るとNY時間に発表される米10月CPIの発表を控え、全般にポジション調整のドル買い戻しが強まった。また、米長期金利が上昇に転じたこともドルの下支えとなった。
注目の米10月CPIは0.9%と予想の0.6%を上回り、1990年11月以来31年ぶりの6%台に乗せるとドル買いで反応。米長期金利が1.5%台に上昇するとドル円は114円台に乗せてきた。クロス円も全面高となったがNY株式市場が三指数ともに続落するとリスクオフの円買いが進みクロス円は一転して売りが強まりほぼ往って来い。
結局ドルが全面高の展開となった。
FRBの物価上昇は一時的という見方に対して今回のCPIの上昇により、一気に利上げへの思惑が広がったことでドルショートを巻き込んだ。
もし本格的な引き締めに動くことになれば株価の下げはまだほんの入り口ということになり、リスクオフの動きが一気に進むことになる。
しかし今の段階では一時的な調整とみており方向感は依然として定まらない状況。
昨日のNY市場でサプライズによるドルショートカバーはほぼ一巡した観もありそろそろ売り場探しとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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