ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-11

[米ドル円]米中首脳会談

(米ドル円日足)


今日の東京時間に行われる米中首脳会談の結果次第でドル円は上下どちらかに大きく振れる可能性が高いとみている。
特に台湾問題で話がもつれるようならリスクオフの円買いが強まりかねず、ドル円は113円ミドル付近までの下落も視野に入る。
一方で米中紛争に至らないリスク管理の方法が示され平和的に終わるようならリスクオンの円安が進みドル円は114円ミドル付近までの上昇も見込める。
ただ、今の相場はFRBの利上げ動向など金融相場が中心であり一時的な動きで往って来いになるとみる。

ドル円予想レンジ:114円60銭(BB上限)~113円50銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ドル高とポンド高

(ユーロ米ドル週足)


東京から欧州市場にかけて米長期金利が低下したことからユーロドルは1.1440ドル付近での底堅い動きが続いた。
しかしNY市場が始まると米長期金利が上昇に転じたことでドル買いが先行。ユーロドルは1.1430付近を下回ると断続的に損切りを巻き込みながら1.1357まで下落。安値圏で引けている。
この日はポンドが利上げ期待から買われたことによりユーロポンドの売りが下押し圧力となった。
デギンドスECB副総裁が「インフレ上昇は予想よりも長く続く可能性がある」とした一方でラガルド総裁は「引き締め策をとることは利益よりも害が多い」など緩和政策継続姿勢を崩していないこともFRBとの金融政策の違いとなってユーロの上値を抑える。
ただ、大分織り込んできたこともありフィボナッチ61.8%戻しとなる1.13ドル付近で一旦は買い戻しが強まるとみている。

ユーロドル予想レンジ:1.1420~1.1300(61.8%)

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[ポンド円]利上げ期待から底硬い動き

(ポンド円日足)


この日はBOE総裁や複数のMPC委員の議会証言を控え東京から欧州市場にかけてポンド売りが先行。ポンド円は152円63銭まで下落した。
その議会証言でベイリーBOE総裁は「すべての会合で利上げの可能性がある」と発言。今月の会合での利上げの見送りは「個人的にはぎりぎりの判断だった」とした。
また、サンダースMPC委員は「賃金スパイラルのリスクはない」としたものの「インフレ率が全般的に上昇する可能性は、現在の利上げを正当化するのに十分なほど高い」など利上げに前向きな姿勢を示したことでポンド円は153円28銭まで上昇。
また、ユーロポンドの下落も重なったことでポンド円はほぼ高値圏での引けとなった。
ただ、NY株式市場が軟調な地合いを示したことで上値も抑えられている。
今日の米中首脳会談の結果を受けNY株式市場が上昇するようなら一段のポンド円の上昇が見込める。
反対に株価が続落したとしてもBOEの利上げ期待から目先の下値は限定的とみる。

ポンド円予想レンジ:153円80銭(38.2%)~152円60銭

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[全般]米金利上昇と株安、そして米中首脳会談

昨日のNY時間に発表されたNY連銀製造業景気指数が予想を上回る好調な結果を示したことでNYダウは上昇して始まった。その後10年債利回りも上昇したことで株価はマイナスに転じるなど株安金利高を受け、ドル高円高といった通常の反応に戻った。今日は米中首脳会談の結果に注目が集まる。
昨日の東京市場では先週末に発表されたミシガン大学消費者態度指数が10年ぶりの低水準に落ち込んだことからドル売りが先行。ドル円は114円台を割り込み113円76銭まで下落した。その後日経平均株価が上昇したことでドル円は下げ止まった。
欧州市場ではポンドの買いが先行するとドル買いが強まりドル円も114円台を回復。
NY市場ではこの日発表されたNY連銀製造業景気指数が30.9と予想の22.0を大きく上回ったことでNYダウは100ドル余り上昇して始まった。景気回復期待から利上げへの思惑が再び強まる中で米長期金利が1.6%台に上昇するとドルが全面高。ユーロは対ドルで1.1440付近を下回ると1.13ミドル付近まで下落。複数の要人発言で利上げ期待からポンドが上昇したことでユーロポンドの売りもユーロの下落を加速させた。
ドル円も114円20銭付近まで上昇したものの株価の下落による円買いが強まり上昇速度が抑えられた。
株価と債券、そして為替の動きに連動性が戻り始めている。
今日の東京時間には米中首脳会談が行われることからリスクオフの動きが強まる可能性が高い。しかし、もし何らかの合意がみられるようならリスクオンによる株高円安が進むことになるが、反対に難航する結果となればリスクオフの円買いが強まることになる。
ただ今の相場の主流は金融相場でありこの会談による混乱も一時的な動きに留まるとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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