ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-11

[米ドル円]薄商いの中で予想外の動きも

(米ドル円日足)



東京市場でドル円は一時115円23銭まで上昇したがその後は114円83銭まで押し戻された。
その後はパウエル議長再任による米長期金利の動きもあり堅調に推移。
NY市場では10月PCEデフレーターが90年11月以来の高水準となったことなどから日米の物価の開きが意識されドル円は115円52銭まで買われた。
ただ今日から米国は感謝祭でお休みとなるため薄商いの中でちょっとした材料などで上下に振れやすくなっている。
115円台にしっかりと乗せてきたことで底上げされたドル円だけに短期的に下振れがあれば拾っておきたい。

ドル円予想レンジ: 115円80銭~114円80銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ドイツのロックダウン

(ユーロ米ドル週足)



東京時間にドイツのSPD、FDP、そして緑の党が連立合意でまとまったとの報道を受けユーロドルは一時1.1255まで上昇。しかし、その後米長期金利が上昇したことでドルが買い進み下落に転じた。
欧州時間に「ドイツが本日中にもロックダウンを導入する」との憶測が広がりユーロ売りが更に加速。
また、パネッタECB専務理事やバイトマンドイツ連銀総裁が緩和政策継続姿勢を示したこともありユーロは1.12手前まで下落した。
NYが始まったところでユーロは1.12ドルを割り込み1.1187まで下落したが、その後は米長期金利が低下したことで1.12ドル付近で引けている。
ECBとFRBとの金融政策の違いに加え欧州のコロナ感染拡大による経済への懸念がユーロの下押し圧力となっている。
感謝祭の薄商いのなかで仕掛け的なユーロ売りが強まる可能性もあるが、その時は往って来いになるとみている。

ユーロドル予想レンジ: 1.1240~1.1040(76.4%)

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[NZドル円]RBNZの利上げでもNZドル下落

(NZドル円日足)



昨日の東京時間に開かれたRBNZ政策会合で政策金利を0.5%から0.75%に引き上げることを決定。発表直後80円12銭を付けたが直ぐに反落。発表直前まで買われていただけに利食い売りが先行した。市場の一部では0.5%の利上げを予想するところもあったことが売りにつながった。
声明では「雇用とインフレの見通しを考慮すると更なる金融政策刺激の解除を予想する」など今後も引き締め継続姿勢を示す内容となった。しかし、今年最後の会合ということもあり当面今のレベルを継続するとの見方もありNZドル円は79円25銭まで売り込まれた。その後買い戻しが入ったもののNY市場にかけて再び下落。79円16銭まで売られてそのまま安値圏での引けとなった。
結局利上げをしたにもかかわらず下降トレンドで上値が抑えられて下落するなどNZドルの上値の重さが確認された。
しかしこの下落は9月に付けた安値76円前半からの上昇に対する調整の戻しとみており、調整一巡後は再び買いが強まるとみる。下値目途としては61.8%戻しとなる78円70銭付近。このレベルは9月に付けた戻り高値とほぼ同レベルでもあり意識される。

NZドル円予想レンジ:79円円60銭~78円70銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[全般]米感謝祭の薄商いのなかで

昨日はドル円が2017年3月以来の高値となる115円52銭まで上昇。ユーロドルも昨年6月以来の最安値を更新するなどドル高が進んだ。感謝祭を控えテーパリングの早期終了と利上げ期待の高まりがドルを押し上げた。

昨日の東京市場ではドル買いが先行しドル円は115円23銭まで上昇。しかし前日のナスダックの下落を受け日経平均株価が大幅安となったことから円買いが進みドル円も114円83銭まで押し戻された。
欧州市場が始まったところでドイツの社民党SPD、自民党のFDP、そして緑の党が連立合意したとの報道で市場はユーロ買いで反応したがすぐに下落に転じた。ドイツがロックダウンをこの日導入するとの憶測が広がったためだ。
NY市場では新規失業保険申請件数が52年ぶりの低水準となったことや個人消費支出が90年11月以来の高い水準となったものの市場の反応は殆ど見られなかった。
引け前に公表されたFOMC議事要旨ではテーパリングのペースや利上げ時期など、想定よりも早い時期に実施する議論がされたことが明らかとなった。
しかし、市場の反応は鈍く今日から始まる感謝祭を控え全般にポジション調整の動きが先行していた。
パウエルFRB議長再任が決定したときから市場には不透明感が払しょくされ早期利上げ観測が強まった。
米経済指標も好調な結果を示していることから休み明けから再びドルが堅調な地合いで始まる可能性が高い。
一方でこれまで三指数ともに同じ方向に動いていたNY株式市場はそれぞれまちまちの動きが目立ち始めている。原油価格も80ドルを割り込み低下し始めている。
これらの動きが何を意味するのかは今の時点ではわからないがリスクオフの動きにつながる可能性もあり油断できない。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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