ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-12

[米ドル円]オミクロンショックで米金利も抑えられ

(米ドル円日足)



東京市場では前日のパウエルFRB議長のタカ派発言でドルが堅調な地合いで始まるとドル円も113円ミドル付近へ上昇。その後日経平均株価も反発すると円安が進みドル円は113円63銭を付けた。欧州時間に独ビオンテック社CEOが既存のワクチンはオミクロン株に一定の効果があるとしたことも相場の下支えとなった。
NY株式市場も堅調な地合いで始まったがその後米国で初のオミクロン株感染者が確認されたとの報道で一転。株価は急落しリスクオフの円買いが進むと同時に安全な米国債が買われると金利も低下。結局ドル安円高でドル円は112円68銭まで下落。ほぼ安値圏での引けとなった。これだけ株が乱高下すると暫く恐怖心が続く中でリスクオフの動きは続くとみてよいだろう。
一方でパウエルFRB議長のテーパリングの見直し発言などから金利は最終的に上昇するとみられる。
オミクロン株に関する情報が明確になるまではリスクオフの円買いが進むとみる。

ドル円予想レンジ:113円40銭~112円30銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]短期筋中心の相場

(ユーロ米ドル日足)



アジア市場でユーロドルは1.13前半で推移していたが欧州市場が始まったところで1.1360まで反発。1.13ミドル付近の損切りを狙ったものと思われる。上昇後は直ぐに1.1303まで押し戻されるなど短期筋中心の投機的な動きが見られた。
その後独ビオンテック社CEOが既存のワクチンはオミクロン株に一定の効果があるとの報道で欧州株が大きく上昇しユーロ買いが強まると、ユーロドルは1.1358まで上昇。しかし欧州時間に付けた高値には届かずに1.1310まで押し戻されるなど方向感の乏しい動きとなった。
前日のパウエルFRB議長の発言により1.1383から1.1235まで急落しており、当面そのレンジ内で短期筋中心の動きが予想される。

ユーロドル予想レンジ:1.1360~1.1230(76.4%)

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[ポンド円]リスクオフでポンド円上値抑えられ

(ポンド円日足)



東京市場でポンド円は株価上昇などから堅調な地合いでスタートすると151円43銭まで上昇。欧州市場では独ビオンテック社CEOが既存のワクチンはオミクロン株に効果があるとの報道を受け株価は上昇。151円付近で底堅い動きが続いた。
しかしNY市場に入ると徐々に売りが強まり149円70銭まで下落。
米国でもオミクロン株感染者が確認されたとの報道で一気にNY株価が下落し、リスクオフの円買いが進んだ。また、前日のキャサリン・マンMPC委員の「利上げについて議論するのは時期尚早」との報道から利上げ期待が後退する中でポンド売りが強まった。
日足ローソク足チャートは5日間続落するなどポンド売りの勢いは止まらない。
下値目途としては7月、8月、9月に下げ止まった149円付近が強いサポートとして意識される。

ポンド円予想レンジ:150円80銭~149円00銭

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[全般]オミクロン株巡り株価上昇後下落

オミクロン株に対する既存のワクチンが一定の効果があるとの報道で株価は上昇。しかし米国でオミクロン株感染者が初めて確認されたことから株価は急落するなどリスクオフの円買いが進んだ。

昨日の東京市場は前日のパウエルFRB議長のタカ派発言によりドルは堅調な地合いでスタート。また、日経平均株価も上昇に転じたこともありドル円は113円60銭付近まで上昇した。
欧州市場ではユーロ買いが先行し1.1360まで上昇。その後米長期金利が上昇したことで1.13ドル付近まで押し戻されるなど投機筋の動きが散見。
その後独ビオンテック社CEOがオミクロン株について「既存ワクチンは重症化を防ぐ効果がある」との見解を示したことで欧州株は上昇。ドル円は113円ミドル付近で底堅い動きが続いた。
NY市場に入るとドルは軟調な地合いで推移。パウエルFRB議長の議会証言を控えポジション調整の動きが見られた。
NY株式市場が三指数ともに大幅反発で始まるなどこれまでの下落の反動が始まった。
そのパウエルFRB議長は改めて次の会合でテーパリングの見直しを示したが市場への影響は限定的となった。
その後米国で初のオミクロン株感染者が確認されたとの報道で一転して下落。
結果的に500ドル余り上昇していたNYダウは460ドル安と高値から1000ドル近く下落するなどアップダウンの激しい動きとなった。
結果リスクオフの円買いが進みドル円は112円68銭まで下落。クロス円も全面安となるなど市場の不安は再び高まっている。
市場もオミクロン株次第という観もあるが、これまでのデルタなどを見ても最終的に治まるとの見方が多い。
暫くはオミクロン株に関する情報が交錯し、その都度上下する変動の激しいリスク相場が続くとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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