ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-12

[米ドル円]米雇用統計の結果とNY株式市場

(米ドル円日足)



昨日の東京市場では米長期金利の上昇もありドル円は113円33銭まで上昇。しかし、その後は金利上昇が縮小したことや欧州株の下落に伴いドル売りと円買いが強まりドル円は112円71銭まで押し戻された。その後NY株式市場が大幅高となったことで円安が進みドル円は再び113円24銭まで上昇。相変わらずNY株式市場のボラティリティーは激しいことからリスクオフの動きが懸念される。
そんななか本日発表の米11月雇用統計は予想通り好調な結果を示すとの見方があり株価にとっては利上げ期待がネガティブ材料として受け止められるかに注目。
FOMC会合では今回の雇用統計の結果に関係なくテーパリングを加速させる可能性が高く金利面によるドル買いの動きは今後も継続するとみてよいだろう。ただ、オミクロン株の動向が依然として不透明なだけに株価が下落に転じるようなら円買いは一気に進みかねない。いずれにしてもドル円の今日のレンジ予想は広めにとった方がよさそうだ。

ドル円予想レンジ:113円70銭(38.2%)~112円30銭(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]オミクロン株への懸念と米長期金利の上昇

(ユーロ米ドル日足)



東京から欧州にかけて米長期金利が上昇したことでユーロドルは1.1307まで下落。NY市場にかけて長期金利の上昇幅が縮小すると1.1347まで反発。
しかしNY時間に発表された米前週分新規失業保険申請件数が予想を下回るとFOMC会合での利上げ観測が高まり米長期金利は再び上昇。ユーロは下落に転じるとこの日の安値となる1.1296まで下落して引けている。
この日はレーン・フィンランド中銀総裁が「ユーロ圏のインフレは殆ど一時的」と発言するなど依然緩和政策継続姿勢を示した。また、オミクロン株の感染拡大への懸念も燻る中でユーロの上値は依然として重い。
今日の米雇用統計の結果次第では再び米長期金利が上昇し一段のユーロ安が予想される。

ユーロドル予想レンジ:1.1380(38.2%)~1.1130(BB下限)

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[カナダドル円]OPECプラス増産計画維持でカナダドル下げ止まり

(カナダドル円日足)



昨日開かれたOPECプラスでは現行の40万バレルという小幅な増産計画が維持されたことで原油価格は一時62ドル半ばまで下落した。一部でオミクロン株拡大により増産停止や増産縮小への思惑が広がっていただけに失望売りが強まった。
これを受け資源国通貨であるカナダ円も87円80銭まで売り込まれた。
しかしパニック的な売りも一巡すると原油価格が上昇に転じたことでカナダ円も反発。
NY株式市場も三指数ともに大きく上昇したことからリスクオンの円安も重なりカナダ円は88円40銭まで上昇して引けている。
本日NY時間に発表されるカナダ11月雇用統計は新規雇用者数の増加や失業率の低下が予想される。予想通りであれば一段のカナダ買いが強まる可能性もあるが同時に米雇用統計も発表される。この結果によるNY株式市場の動向次第では円買いが進みカナダ円も下落幅を拡大する可能性もある。
いずれにしても上下どちらかに大きく振られやすい状況であり、大きく動いた後にポジションを持ちたい。

カナダ円予想レンジ:89円10銭(38.2%)~87円90銭(BB下限)

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[全般]雇用統計控えNY株価反発

昨日のNY株式市場は三指数ともに大きく反発。この日発表された米前週分新規失業保険申請件数の結果を受け本日の雇用統計への期待が高まる中での上昇。調整の買い戻しであれば再び下落に転じる可能性もあり株価の動向に注目。

昨日の東京市場では米長期金利が上昇したことを受けドル買いでスタート。また、同時に時間外NYダウも上昇したことでリスクオンの円安もありドル円は113円台に上昇。クロス円も全般に底堅い動きとなった。
欧州市場でもドル買いが先行しドル円は113円33銭まで上昇したが依然としてオミクロン株感染拡大への懸念が強く株価は下落。米長期金利上昇幅が縮小したことでドル売りが強まるとドル円は112円71銭まで押し戻された。
NY時間に発表された前週分新規失業保険申請件数は22.2万人と予想の24万人を下回ったことでNY株式市場は大きく上昇。
リスクオンの円安が強まるとドル円も113円台に回復し引けている。
この日はFOMC会合前のブラックアウトにより多数のFOMCメンバーによる早期テーパリングが必要との発言が相次いだ。
ボスティック・アトランタ連銀総裁は「22年第一四半期末までにテーパリングを終了することが適切になる」「来年末までには少なくとも2回の利上げが正当化される」と発言。デイリー・SF連銀総裁も「テーパリングの加速が必要」と発言するなどほぼ全員が利上げに前向きな姿勢を示した。
今日の雇用統計が予想通り好調な結果を示すようなら早期テーパリングへの条件が整うことから利上げ期待のドル買いが強まるとみる。一方で昨日上昇に転じたNY株式市場の動向に注目が集まる。
オミクロン株への懸念もあり、昨日の上昇が調整の戻しとなれば再び大きく下落するリスクが燻る。
もし株価が下落するようならドル買い以上に円買いが進む可能性もある。

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