ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-12

[米ドル円]リスクオンでも上値重く

(米ドル円日足)



昨日もNY株式市場は大幅高となるなど世界的にリスクオンの流れが強まる中で円安と同時に米長期金利の上昇によるドル高が進んでいる。しかしドル円は113円80銭にも届かずに上値の重さが意識される。
オミクロン株への警戒感は大分後退しているものの感染者は拡大するなかで不安は依然としてくすぶり続けている。
株価は大きく反発しているものの先週のような上下に激しい動きの余韻が残るなかで急落する不安がドルの上値を抑えている。来週のFOMC会合を控え114円から113円のレンジ相場が続くとみる。

ドル円予想レンジ: 113円90銭(BB中心)~113円20銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]米長期金利上昇で下落トレンド継続

(ユーロ米ドル日足)



東京市場でユーロドルは底堅い動きをキープしていたが1.13ドル付近で上値が抑えられた。
欧州市場が始まったところでユーロは下落に転じた。
ウクライナ情勢を巡りバイデン大統領とプーチン大統領の首脳会談が行われるなかで地政学的リスクの高まりからユーロ売りが先行した格好だ。
その後発表されたドイツ12月ZEWが予想を上回ったものの反応は限られるなどユーロの上値の重さが意識された。
その後も米長期金利が上昇する中でユーロはNY市場で1.1228まで下落。その後はポジションの巻き戻しが入り1.1270付近まで押し戻されて引けている。
ただ、長期的にも短期的にも下降トレンドは継続しており1.13ドル付近では戻り売りで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1300~1.1200

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[カナダドル円]BOC政策会合で頭打ちか

(カナダドル円日足)



オミクロン株への懸念が後退したことで世界的な同時株高の中リスクオンの円安と同時に原油価格も上昇。資源国通貨であるカナダドルの買いが強まっている。
本日はNY時間にBOC政策会合が開かれるが政策金利0.25%は据え置きと予想される。
ただ、先週末に発表されたカナダの11月雇用統計が予想を大きく上回る好調な結果を示したことで早期利上げ期待からの目先カナダドル買いが先行。既に織り込み始めていることもあり会合での声明で慎重な姿勢が示されるようなら売りで反応するとみる。
90円付近はフィボナッチ61.8%戻しでありボリンジャーバンドの中心線が位置するなど上値が一旦は抑えられている。
声明で利上げに前向きな姿勢が示されるようなら90円を上抜ける可能性もあり、その時は90円ミドル付近を試す展開が予想される。

カナダ円予想レンジ:90円00銭(BB中心、61.8%)~89円10銭

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[全般]リスクオン継続で資源国通貨上昇

前日に引き続きオミクロン株への警戒感が後退し世界的に同時株高の中で資源国通貨が対ドル対円で上昇。リスクオンの円売りが止まらない。
昨日の東京市場では前日にオミクロン株の重症化がそれ程高くないとの報道を受け日経平均株価が反発。リスクオンの円安が進みドル円は113円ミドルから113円74銭まで上昇。クロス円もほぼ全面高となる中でドルは上値の重い展開で推移。
欧州時間には発表されたドイツの12月ZEW景況感調査は予想を上回ったものの市場への反応は見られなかった。
ただ、米長期金利が上昇に転じたことでドル買いが先行しユーロやポンドは対ドル対円で下落に転じる一方で豪ドルやカナダドルは堅調な地合いをキープ。
オミクロン株に対する既存の治験薬が有効との報道などもあり市場には安心感が広がる中で米長期金利が上昇したこともユーロやポンドに対する売りが強まった。
一方、NY株式市場が前日に引き続き大幅高で始まると原油価格も上昇。市場の正常化に向けた動きが原油の需要を高めるとの見方もありWTIは72ドル台を回復。豪ドルやカナダドルといった資源国通貨を中心とした買いが対ドル対円で進むなかでドル円も底堅い動きが続いた。
一方で米ロ首脳会談が開かれたがウクライナ問題では意見が対立。バイデン大統領はロシアがウクライナへ侵攻した場合はノルドストリーム2の停止を目指すと発言するなどロシアに強い懸念を示した。また、中国冬季オリンピックへの外交ボイコットを表明するなど米中対立への懸念も燻る。
更に恒大集団のドル建て債のデフォルト問題なども燻るなかで一方的なリスクオンの動きには警戒が必要だ。

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