ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-12

[米ドル円]燻るリスク

(米ドル円日足)



東京市場ではオミクロン株への懸念後退からドル円は113円81銭まで上昇して始まった。しかし114円付近での売りが強いとの見方もあり上値が抑えられた。欧州市場では米長期金利が低下したことでドル売りが先行するとドル円は113円35銭まで下落。一旦は買い戻されたがNY時間に恒大集団の格付けがデフォルトへ引き下げられたことでドル円は113円28銭まで下落した。しかし米前週分新規失業保険申請件数が52年3か月ぶりの低水準となったことを受けドル買いが強まりドル円は113円65銭まで上昇。
結局113円台でのもみあいが続いている。
来週のFOMC会合ではオミクロン株による影響が限定的となれば予想通りテーパリングを拡大。早期利上げ期待が高まるとの見方が根強くドル上昇要因となる。
本日発表の米CPI次第で株式市場に不安定な動きが続くとなればそれ自体リスクオフとなり円買いを促すものとなる。
週末ということもあり、目先はレンジ相場の下限となる113円付近まで下落するようなら押し目買いを狙いたい。

ドル円予想レンジ:113円90銭(BB中心)~113円10銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロポンド]ECBのAPP拡大と英国規制強化

(ユーロポンド日足)



NY時間にECBが来週の理事会で従来のAPPを一時的かつ限定的な拡大について議論するとの報道でユーロ売りが強まるとユーロポンドも下落。一方英国ではオミクロン株感染拡大を受け行動規制の強化を発表。ポンド売りも見られたが既に前日に発表していたこともありすぐに買い戻しが入った。
結果的にポンドの動きは限られる中でユーロ売りが強まったことからユーロポンドは0.8540付近まで下落して引けている。
11月3日の高値0.8595と同様に前日0.86付近まで上昇したものの乗せずに下落したことにより目先ダブルトップを形成。暫く下値を試す展開が予想される。

ユーロポンド予想レンジ:0.8570~0.8490(50%)

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[南アフリカランド円]オミクロン株感染拡大

(南アフリカランド円日足)



欧州からNY市場にかけてランド円は軟調な地合いで推移。
欧州各国株式市場が軟調に推移する中でリスクオフの円買いが先行。
オミクロン株が発生しコロナ感染第四波が7日平均で感染第一波を超えていることが判明。ランド売りが先行する中でこの日発表の7‐9月期四半期経常収支が予想を下回ったことも売りを加速させた。ランド円は7円01銭まで売り込まれそのまま安値圏での引けとなった。
11月26日に南アフリカでオミクロン株感染者が確認されランド円は一気に6円93銭まで下落し、その買い戻しがほぼ一巡したところで再度売りが強まっている。
前回の安値を再び試す展開が予想されるがオミクロン株にも既存のワクチンの効果が高いとの見方もあり、押し目は長期ポジションとしての買いを入れてみたい。

ランド円予想レンジ:7円14銭~7円02銭(76.4%)

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[全般]恒大集団のデフォルトとコロナ規制

オミクロン株の警戒感が後退する中で株価は堅調な地合いを示していたが恒大集団の格付けがデフォルトになったことと一部でオミクロン株に対する規制強化などが伝わり、株式市場は調整売りに押され円買い戻しの動きが強まった。

昨日の東京市場ではオミクロン株への警戒感が後退する中でドル円は買いが先行。113円81銭まで値を伸ばす場面も見られた。しかし114円付近に売りが並んでいた模様でその後は売りが強まり押し戻された。
欧州市場では米長期金利が低下したことを受けドル売りが先行するとドル円は113円35銭まで売り込まれた。その後は買い戻す動きも見られたがNY時間に再び下落。
格付け会社のフィッチが中国恒大集団を「C」から部分的なデフォルトを意味する「RD」に引き下げると発表したことでリスクオフの円買いが進みドル円は113円27銭まで下落した。
しかし、同時刻に発表された米前週分新規失業保険申請件数が52年3か月ぶりの低水準となったことを受けドル買いが強まるとドル円は反発。その後行われた30年債入札が好調な結果となったことで10年債利回りも上昇に転じたことがドル買いを促した。
ドル円は113円65銭まで上昇しクロス円も底堅い動きとなった。しかし、NY株式市場が下落幅を拡大すると上値も抑えられドル円も113円45銭付近での引けとなっている。
オミクロン株にも既存のワクチンなどの効果が高いとの報道で市場自体は楽観的なムードが依然として強いものの、英国やデンマークでは規制強化へ動き始めている。
また、バイデン政権は民主主義サミットにおいて中国とロシアを除くなど米中対立が懸念される。更にアフガン問題でも欧米とロシアとの対立など複数のリスクが燻る中で来週のFOMC会合を控え動きにくい状況が続く。
今日は週末ということもありNY時間に発表される米11月CPIの結果次第で一段の株価の調整と円買いが強まるか注目。

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