ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-12

[米ドル円]FOMCのタカ派度合い

(米ドル円日足)



欧州市場でドル円は前日の高値113円72銭を上回る113円75銭まで上昇したが円買いが強まりNY市場にかけて113円43銭まで下落.その後発表された米PPIが予想を上回る高い伸びとなったことで米長期金利が上昇。ドル円は引けにかけて113円75銭を再度付けて引けてきた。
明日の未明に発表されるFOMC会合後の声明ではテーパリング拡大が予想され来年3月には終了し利上げも前倒しとの見方が増えている。ただ、予想以上にタカ派的な内容となれば株式市場が大きく下落し、円買いが強まりドル円も上値は抑えられる。
オミクロン株への警戒感が示されるようならドルの失望売りが強まりかねない。
ただ、物価上昇への懸念は前回のパウエルFRB議長の発言から今回も同様にタカ派的な内容になるとみている。
結果的にドル売りが強まるようなら押し目買いのチャンスとみる。

ドル円予想レンジ:114円40銭(61.8%)~113円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]米長期金利とECB理事会

(ユーロ米ドル日足)



3週間近くもみ合いが続いたことでボリンジャーバンドの幅が極端に狭まっている。このような時はそろそろ大きく動き出す可能性が高い。
明日のFOMC会合ではタカ派的な内容が予想されているだけに米長期金利が上昇する可能性は高い。そうなればユーロは1.12ドル割れを試す展開が予想される。
ただ、その日はECB理事会も開かれることから1.12ドルが割れたとしてもすぐに買い戻しが入る可能性が高い。
ECB理事会では物価上昇への懸念と同時にオミクロン株の拡大への警戒感が強くこれまでの内容を踏襲する可能性は高いとみる。
ただ、ウクライナを巡るノルドストリーム2の問題などの課題も多くユーロの上値は限定的であり戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1380(BB上限)~1.1200(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[米ドルカナダドル]原油安とFOMC

(米ドルカナダドル日足)



前日にBOCがインフレ目標を現行の2%を維持することで連邦政府と合意したと発表。
同時に雇用を最適な状態に保つために必要に応じて長期に渡り金利を低水準に維持すると表明したことからカナダドル買いが継続。昨日は米長期金利が上昇したことでドルカナダは上昇。また、IEAは原油の余剰が解消されることにより石油市場が回復すると発表したことからWTIが下落したこともカナダドル売りを促し1.2864まで上昇。高値での引けとなった。
明日未明に開かれるFOMC会合ではタカ派的な内容が予想されるだけにドルカナダは一段の上昇が見込める。
ただ、1.29ドル付近は9月20日に高値を付けておりボリンジャーバンドの上限もこのレベルに位置するためかなり強いレジスタンスとして意識されている。
もし、このレベルを超えるようなら今年最高値となる1.2950付近を試す展開が予想される。

ドルカナダ予想レンジ:1.2900(BB上限)~1.2800(38.2%)

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[全般]PPIとFOMC

昨日発表された米11月PPIが予想を上回ったことから明日のFOMCでテーパリングを加速するとの観測が広がり株価は下落。米長期金利が上昇するとドル買い円買いが強まる場面も見られたがFOMC会合を控え短期筋中心の動きが目立った。

昨日の東京市場ではFOMC会合を控えドル全般に買いが先行。一方日経平均株価は前日のNY株価下落に伴い軟調な地合いで推移。また、ブリンケン米国務長官が「地域の国々は中国の攻撃的な行動に懸念を抱き変更を望んでおり米国も同様の見解」などと発言。米中対立への懸念から一時円買いで反応した。
欧州市場に入ると米長期金利の緩やかな上昇に併せてドル買いが先行。また、欧州株式市場が堅調に推移する中でユーロを中心にクロス円の買いで始まった。
ドル円は前日の高値113円72銭を上回る113円75銭まで上昇したが、欧州株が下落に転じたことで上値が抑えられるとドル円も113円43銭まで押し戻された。
NY市場ではこの日発表された米11月PPIが前年比で9.6%と過去最大の伸びを示したことで米長期金利が上昇。NY株式市場は三指数ともに続落して始まるとクロス円が全般に下落。ドル買いが円買いをやや上回ったことでドル円は再度113円75銭を付けて引けている。

11月PPIが予想を大きく上回ったことで明日のFOMC会合では予想以上にタカ派的な内容になるとの見方も浮上。そうなれば株式市場にとってはネガティブ材料であり円買いが高まることになる。ただ、2022年度に利上げが加速するようならドル買いが円買いを上回るとの見方もありドルの上昇が見込まれる。
いずれにしても、明日のFOMC会合を見極めるまではポジションは一方向に傾けにくく、短期取引に徹したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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