ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-12

[米ドル円]タカ派のFOMC

(米ドル円日足)



FOMC会合ではタカ派的な内容を期待し欧州からNY市場にかけてドルは全般に底堅い動きで推移。ドル円は113円90銭まで上昇した。
FOMC会合では想定通り物価上昇に対し「一時的」との文言を削除。テーパリングの額も2倍にし来年3月に終了するとした。ドットチャートでは22年に3回、23年に3回、24年に2回の利上げを見込んでいると示唆したことでドル円は114円26銭まで上昇。しかし内容は想定内であり予想を超えるタカ派的な内容ではなかったことを市場は好感。株式市場は上昇するなどリスクオンの円安が進みやすい状況となった。
市場はクリスマスを控えポジションを大きく傾けにくい状況ではあるが今回のタカ派的な内容となったことでドルの下値は切り上がったとみる。
ただ今回の内容を市場は大分織り込んでいることから一気にドル買いには動きにくく、調整の売りをこなしながらの上昇が想定される。

ドル円予想レンジ:114円40銭(61.8%)~113円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECB理事会に注目

(ユーロ米ドル日足)



FOMC会合ではタカ派的な内容となったことでユーロドルは1.1223まで下落したがその後すぐに反発。想定内ということもありユーロの買い戻しが入ると1.13ドルまで反発。今日の欧州時間に開かれるECB理事会を控え全般にポジション調整が入ったと思われる。
理事会では急激に高まる物価上昇が懸念されるものの今回は寧ろ従来のAPPを一時的かつ限定的に拡大すると予想される。
将来的には引き締めの可能性を示すとしても今回のFRBの政策との違いが明確となりユーロ売りが強まる可能性が高い。
ただ、市場は大分これらも織り込んでおりクリスマス前ということもあり今年最安値となる1.1187を割り込むことはないとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1380(BB上限)~1.1200(BB下限)

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[ポンド米ドル]BOE会合

(ポンド米ドル日足)



前回のBOE会合では7対2で利上げは見送られた。反対の背景には依然としてコロナ感染や雇用への懸念があったと思われる。今日の会合でも新たなオミクロン株への警戒感が広がる中で利上げには慎重な姿勢が示される可能性が高い。
ただ、今週発表された英国雇用統計は予想を上回る好調な結果を示した。昨日発表された11月CPIやRPIも予想を上回る結果となったことから利上げへの道が開けたように見える。
もし利上げが今回見送られて、来年の利上げへの期待からポンドは一時的に売られたとしても下値は限られる。

ポンドドル予想レンジ:1.3340(50%)~1.3200

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[全般]FOMC予想通り

未明に開かれたFOMC会合ではテーパリングの拡大や物価上昇への懸念、そして利上げを示唆するなどタカ派的な内容となったがすべて想定通りということから金利やドルの動きは限定的。一方株式市場は上昇するなどリスクオンの流れに変化は見られない。

昨日の東京や欧州市場ではNY時間に開かれるFOMC会合を控え様子見姿勢が続いた。しかしNY市場ではFOMCでのタカ派的な内容を期待しドルが堅調な地合いで推移。ドル円は113円90銭まで上昇した。
注目のFOMC会合ではこれまで物価上昇は「一時的」との文言が削除されるなど物価への懸念を明確に示した。また、来年1月からテーパリングを2倍にすることで来年3月半ばには終了するとした。
最も注目された金利を占うドットチャートでは22年に3回、23年に3回、そして24年に2回の利上げを見込んでいると示唆。
これを受け市場はドル買いで反応。ドル円は114円26銭まで上昇。ユーロドルは1.1221まで下落したが直ぐにドル売りに転じた。
既にこれらの内容は想定内ということで寧ろ更なるタカ派的な内容が示されなかったことなど無難にFOMC会合が通過したことを市場は好感。NY株式市場は三指数ともに大きく上昇するなど、リスクオンの動きが強まると米長期金利も低下しドル売り円売りが強まった。
パウエルFRB議長の今回のいきなりのタカ派転換を市場は素直に受け入れるなどFRBの市場への対応は満点ともいえそうだ。
結果的に景気が正常化に向けて動き出す一方で緩和政策の転換も市場への影響を最大限抑えるとの見方が市場に安心感を与えた。
ただ、急速に金利が上昇すれば株価が再び乱高下する可能性もあり、今後のFRBの対応にはまだ予断を許さない。
今日の欧州市場ではBOE政策会合とECB理事会が開かれ市場の関心はそちらに向いているが、その後はクリスマス休暇を控えているだけに一方向にポジションを傾けにくい状況とみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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