ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2021-12

[米ドル円]リスクオンの円安

(米ドル円日足)


東京市場でダウ先物が上昇したことから日経平均も上昇。ドル円は堅調な地合いで始まった。欧州市場では米長期金利が低下しドル売りが先行したものの欧州株価は堅調に推移。リスクオンの円安がドル円の下支えとなった。
NY市場ではバイデン政権がオミクロン株への対策を発表。また、モデルナワクチン追加接種がオミクロンに予防効果があるとの報道もあり株価が三指数ともに大きく反発。
リスクオンの円安が進みドル円は114円22銭まで上昇。
ただ、先週付けた高値124円26銭までには届かずに上値が抑えられた。
市場にはまだ新型コロナへの懸念が燻る中での動きだけに方向感の掴みにくい状況の中で市場参加者が少ないことから短期的に一方向に向かいやすい。
しかし、最終的にレンジ相場継続とみており114円ミドル手前では売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ: 114円40銭(61.8%)~113円70銭(BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド円]オミクロン株への追加対策で

(ポンド円日足)


感染者拡大が止まらない英国で昨日スナク財務相が「企業支援のため10億ポンドを提供、一般企業に対する疾病手当の費用を政府が負担する」と発言。
また、アジアから欧米市場にかけてオミクロン株への懸念が後退し株式市場が堅調に推移したことで円安がポンドを押し上げた。
NY時間にはモデルナワクチン追加接種によるオミクロン株効果が期待されたことから更に円安が進むとポンド円は151円41銭まで上昇。そのまま高値圏での引けとなった。
市場はクリスマス休暇に入るところが多く参加者が少ない中で一方向に動きやすい。
これまでのオミクロン株によるリスクオフの反動が入ったとみられる。
ただ、まだオミクロン株への警戒は強く、もし重篤者や死者が増えるようなら市場のセンチメントが一変する可能性もある。
12月16日に寄り引き同時線が現れており調整の買い戻しが一巡すれば再び下落に転じるとみている。

ポンド円予想レンジ:151円90銭~150円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[トルコリラ円]預金保護措置で反発

(トルコリラ円日足)


エルドアン大統領は通貨防衛策として預金保護措置を打ち出した。
「すべての金融機関が新しい預金保護措置に参加できる」「保護される預金は個人に適用」
「もし為替変動が金利を上回った場合、為替による損失は補填される」
などリラの下落とインフレに歯止めをかける目的として打ち出した。
その結果東京時間にリラ円は8円20銭付近から10円20銭付近まで上昇した。
しかし、欧州市場に入ると8円付近まで押し戻されるなど荒っぽい動きをみせた。
その後は9円付近まで戻されて引けているが、これだけ上下に振らされる通貨はリスクが高すぎて持ちにくい。
長期で持つにしてもあまりに変動が大きく、国としてのリスクもあり今の時点では戻り売りで入るようにしたい。
損切りレベルは昨日の高値10円20銭。

リラ円予想レンジ:10円00銭~8円10銭 (50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[全般]オミクロン株懸念後退でリスクオン

オミクロン株に対するワクチン効果への期待から株式市場は一転して反発。リスクオンの円安が進みドル円は114円前半に上昇。前日はオミクロン株への懸念から下落するなど変動の激しい相場展開が続いている。

昨日の東京市場は前日のNY株価下落にも拘わらず日経平均株価は大きく反発。米株価指数先物が上昇したこともありドル円は113円70銭付近まで上昇。クロス円も全般に底堅い動きで推移。
欧州市場でも各国株価が堅調な地合いで始まると米長期金利が低下したことなどからドル売りが先行。ユーロやポンドの買いが先行する中で特にポンド買いが目立った。ドル円は113円55銭付近まで押し戻された。
モデルナ社がオミクロン株に対処するためのワクチンの開発を数週間以内に開始するとしたことなどが市場に安心感を与えリスクオンの円安がドル円の下支えとなった。

NY市場でも株式市場が反発。バイデン大統領がオミクロン対策として5億個の検査キットを無料配布すると発表。また、モデルナワクチンの追加接種でオミクロン株予防効果が期待できるとの報道などが株価を押し上げた。結果、リスクオンの円安が進みドル円は114円22銭まで上昇。クロス円も全面高で引けている。

オミクロン株の報道が相場の大きな変動要因となっており日替わりで株価が上下することから円も方向感の掴みにくい状況が続いている。特にクリスマスを控え市場参加者が少ない中ということもあるが上下に振れやすくなっている。
今日もオミクロン株への懸念が後退する中で今日のNY時間に発表される米7‐9月期四半期GDPや12月消費者信頼感指数などで予想外の数字が出れば瞬間的に相場の変動要因になりかねない。
ポジションはその日のうちに処理をしておきたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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