ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-01

[米ドル円]過度な引き締め期待後退でリスクオンの円安

(米ドル円日足)



昨日のNY時間に行われたパウエルFRB議長の公聴会ではこれまでの内容を踏襲するもので目新しいタカ派的な内容がなかったことでドル売りが強まった。市場は公聴会を控えドル買いが先行していただけにドル円は115円68銭の高値を付けた後は下落に転じた。株価も上昇に転じたことで円安の動きが強まったものの、ドル売りの勢いが上回ったことによりドル円は115円30銭付近まで押し戻されて引けている。
NY株式市場は上昇したものの不安定な動きが続く中で依然としてリスクは燻る。
一時1.8%台に乗せた米長期金利も一先ず上値が抑えられておりドル買いの動きも一時的とみる。
今日のNY時間に発表される米12月CPIの結果とNY株式市場の動向次第では一段の売りが強まる可能性がある。

ドル円予想レンジ:115円70銭~114円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ円]調整の買い戻し

(ユーロ円日足)



昨日の東京市場からユーロ円は前日に下落した巻き戻しの動きが強まり130円87銭まで上昇。その後欧州株式市場の上昇もありユーロ円は堅調な地合いで推移。
NY市場ではパウエルFRB議長公聴会で目立った新たなタカ派的な内容は見られずNY株式市場が上昇に転じると円安の勢いは増して、ユーロ円は131円19銭まで上昇。そのまま高値引けとなった。
前日の買い戻しもそろそろ一巡する頃で前日の高値131円35銭付近で上値が抑えられるようなら再び下落に転じるとみている。
もし上抜けしたとしても6日の高値131円60銭は強いレジスタンスとして意識される。
ウクライナ情勢への懸念も依然として燻る中でユーロの上値は限定的とみる。

ユーロ円予想レンジ:131円60銭~130円70銭(23.6%)

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[カナダドル円]WTI上昇でカナダドル堅調

(カナダドル円日足)



昨日のNY市場でWTIは3日ぶりに反発。2.99ドル高の1バレル81.22ドルと昨年11月半ば以来の高値を付けるとカナダドル買いにも勢いがついた。
また、NY株式市場も下落から上昇に転じたことでリスクオンの円安が進みカナダ円は91円80銭まで上昇。前日の終値から1円近く上昇している。
カナダドル買いの勢いは依然として続いていることから今日も一段の上値を試す展開が予想される。
ただ、ウクライナ情勢や米中対立など地政学的リスクは依然燻る中でちょっとしたニュースで反落する可能性もある。
昨年10月に付けた高値93円がそろそろ意識されることからその手前では売りを出してみたい。

カナダ円予想レンジ:92円20銭(BB上限)~91円20銭(38.2%)

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[全般]想定内のパウエルFRB議長発言でリスクオン

パウエルFRB議長の公聴会では予想されたほどのタカ派発言は見られず株式市場は上昇しリスクオンの円安が進んだ。

昨日の連休明け東京市場では日経平均株価は軟調な地合いで推移。米国株価下落の流れを受け日経平均株価が下落して始まったものの実需のドル買いが先行しドル円は底堅い動きとなった。
欧州市場では各国株式市場が反発して始まるとリスクオンの円安が先行。前日に下落したドル円クロス円ともに買い戻しの動きが強まった。
NY市場ではパウエルFRB議長の公聴会を控えドルは堅調な地合いを継続。市場はタカ派的な発言を期待して金利は上昇。株価は軟調な地合いで始まった。
また、ボスティック・アトランタ連銀総裁が「物価が現状のままなら3月に利上げ開始が妥当」と発言。また、メスター・クリーブランド総裁が「経済が軌道に乗っていれば3月利上げを支持」「12月時点で3回の利上げを想定」などの発言もありパウエル議長発言もタカ派的な内容が予想されドル円は115円68銭まで上昇した。
注目のパウエル議長公聴会では「米経済はもはや緩和的な政策を必要としない」「高インフレが続けば更に金利を引き上げる」「インフレは今年半ばまで続く」「バランスシート縮小は今年後半から開始」など想定内の内容で特にタカ派的なものは見られずドルは下落。それまで軟調に推移していた株式市場も一転して上昇。リスクオンの円安と同時にドル安が進みクロス円の上昇幅が拡大。ドル円は115円30銭付近まで下落して引けている。
NY株式市場は急速な利上げへの不安が一先ず後退したもののアップダウンの激しい動きが依然として目立つ。
株価の不安定な動きが今後も継続するようならリスクオフの動きが再び強まりかねず、クロス円も買い戻しが一巡したところで再び下落する可能性が残る。

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