[米ドル円]日銀会合は想定内

東京時間に開かれた日銀会合で「必要なら躊躇なく追加緩和を実施」との報道でドル円は114円ミドルから114円80銭付近まで上昇。その後米長期金利が上昇したことで115円05銭まで上昇した。その後は売りに押されたものの黒田日銀総裁が「利上げ議論は全くなかった」「金融政策を修正する必要も全くない」など、一部市場が期待した引き締めに関してきっぱりと否定しドル円は落ち着きを取り戻した。
その後は欧米株式市場が下落したことや米長期金利が2020年1月以来の1.87%台に上昇したことでドル買いと円買いが綱引き状態となり114円ミドルでの小動きにとどまった。
米金利上昇によるドル買いはだいぶ進んでおり今後株式市場の下落が止まらないようなら円買いが強まるとみている。
ドル円予想レンジ:115円00銭(BB中心)~114円10銭(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]レンジの下限を意識

ユーロドルは東京市場で1.1421付近まで上昇して始まったがその後米長期金利が上昇したことで1.1385まで下落。その後も欧米株式市場が軟調に推移する中で米長期金利が2020年1月以来の1.87%台に上昇するとドル買いが進みユーロドルは下落幅を拡大。フィボナッチ50%戻しでありボリンジャーバンドの中心線が位置する1.1350を下回り61.8%戻しの1.1320付近まで下落した。
米長期金利はコロナパンデミック直前のレベルまで上昇したことになる。一部の市場で3月FOMC会合での0.5%の利上げも期待され始めている。
昨年12月から続いたレンジ相場の上限を上抜いたものの再びレンジ内に押し戻されている。ユーロショートが炙り出された後だけにまだ下押し圧力がありそうだ。
ユーロドル予想レンジ:1.1430~1.1280(76.4%)
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[カナダドル円]原油高と円高

東京時間に行われた日銀会合で円安が進んだことからカナダ円は一時92円まで上昇。その後は欧米株式市場の下落に伴う円買いが強まり91円22銭まで下落した。
しかしその後原油価格が大きく上昇するとカナダドル買いが強まり91円66銭まで上昇。
OPECプラスが需要に対して強気な見通しを示したことやウクライナや中東情勢の悪化などにより原油価格は7年3か月ぶりの85ドル台まで上昇した。
対ドルでは米長期金利が上昇し殆ど動きがない中株式市場が下落したことにより円買いがカナダ円の下押し圧力となっている。
原油高によるカナダドル買いはそろそろ織り込み始めており、今日のNY株式市場が続落するようならカナダ円の下値を探る展開を予想する。
カナダ円予想レンジ:91円80銭~91円00銭(23.6%)
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[全般]米長期金利上昇と株安
昨日の東京時間に開かれた日銀金融政策決定会合での展望レポートでは22年CPI見通しやリスクバランス評価を若干上方修正。しかし利上げに関して全く議論していなかったことや今後も追加緩和の可能性を示したことでドル円は上昇。その後米長期金利も同時に上昇するとドル円は一時115円台に乗せる場面も見られた。
しかし欧州市場に入ると金利上昇への懸念やウクライナ情勢による地政学的リスクの高まりなどから欧州各国株式市場が下落。リスクオフの円買いが進みドル円は114円ミドルに押し戻された。
NY市場ではこの日発表された1月NY連銀製造業景気指数が‐0.7と予想の25.7を大きく下回ったことも株価押し下げ要因となりダウは一時650ドル近く下落。ナスダックやS&Pの三指数ともに大幅安となりリスクオフの円買いが進行。同時に米長期金利が2年振りの1.87%台に上昇したことでドル買いも同時に進行。結果的にドル円の動きは押さえられクロス円が全面安となった。
市場の一部では3月のFOMC会合でこれまで0.25%の利上げ予想を0.5%に引き上げるとの見方が浮上したことにより米金利上昇につながったと思われる。
緩やかな金利上昇は株式市場にとってはそれ程足かせにならなかったが、ここにきて急速な金利上昇期待が株式市場を押し下げている。この動きにより市場には不安感が広がり始めた可能性が高い。
暫くリスクオフの円買いと米長期金利上昇によるドル買いが続く可能性は高い。
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注意喚起
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