[米ドル円]リスクオフの円買い継続

先週はNY市場が休場で薄商いのなかで米長期金利上昇の流れを継いでドル買いが先行。また、日銀の利上げに関する期待が後退したことで円安が進みドル円は一時115円05銭まで買われた。しかし連休明けNY株式市場はFRBの急速な利上げへの懸念からその後は続落。本格的な調整局面に入ったとみられるなかで今週はFOMC会合でこの流れを変えることが出来るか注目。
金融政策面からみるとドル円の上昇トレンドは継続となるが株式市場の下落がこのまま続くとなればリスクオフの円買いが勢いを増す。
既に市場は年内にFRBが4回の利上げを織り込みつつあるだけにドル高以上に円買いが進むことになる。
113円ミドルはフィボナッチ38.2%戻しでボリンジャーバンドの下限が位置することから一先ず下げ止まった。もしこのレベルで反発するようなら1月14日に付けた安値とダブルボトムを付けて115円付近までの上昇も見込める。
反対に113円ミドルを下抜けると50%戻しの112円70銭から昨年12月の安値112円ミドル付近までの下げも視野に入る。
本日のドル円予想レンジ:114円00銭~113円30銭
今週のドル円予想レンジ:114円80銭~112円70銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]ウクライナ問題とFOMC会合

先々週に長期に渡ったレンジ相場の上限を上抜いたものの先週は再びレンジ内に押し戻された。
FRBの引き締め観測が高まり米長期金利が一時1.9%台に乗せたことでドル買いが強まるとこれまでのレンジの上限となる1.13後半を下回り1.1315まで下落した。その後買い戻しが入ったもののレンジの上限付近で上値が抑えられ再び下落。
ウクライナへのロシアの侵攻による警戒感の高まりからユーロは対ドルだけではなく対円でも売りが強まり1.13ドルまで下落したが割り込むことはできなかった。
今週はFOMC会合が開かれるが株価の下落を意識した慎重な姿勢が示されるようなら金利が低下しユーロ買い戻しの動きが一時的に弱まる可能性が高い。
しかしウクライナ問題を巡る緊迫した状況は依然継続する中で上値は限定的とみており1.14ミドル付近では戻り売りを出しておきたい。
今週のユーロドル予想レンジ:1.1440~1.1250(BB下限、76.4%)
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[ポンド円]追加利上げ期待

先週発表された英国12月雇用統計は雇用者数と失業率ともに好調な結果を示した。賃金伸び率もパンデミック前を大きく上回る結果となった。一方CPIも5.4%と大きい伸びとなったが賃金上昇もあり市場の影響は限られた。英国はオミクロン株拡大にもかかわらず経済正常化への動きを止めず、規制も今週解除することを発表。市場は3月BOE会合での追加利上げ観測が高まる中、今週はFOMC会合が開かれる。
もし株価の下落を懸念した慎重な姿勢が示されるようなら一時的に円安が進みポンド円の下げも一服感が広がりそうだ。
しかしこれまでと同様、急速な引き締め姿勢が示されるようなら円買いが強まり一段の下げが予想される。
目先強いサポートとして意識される153円40銭(50%戻しでボリンジャーバンドの下限が位置する)を下抜けるようなら61.8%戻しの152円前半も視野に入る。
今週のポンド円予想レンジ:156円00銭~152円30銭(61.8%)
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[全般]FOMC会合とNY株式市場
先週末の東京市場では米長期金利の低下からドル売りが先行。また、日経平均株価が続落したことでドル円は114円前半から113円63銭まで下落。クロス円もほぼ全面安で始まった。その後は株価が下げ幅を縮小し米長期金利も上昇に転じたことでドル円は反発。
欧州市場でも米長期金利の上昇に併せてドル買いが先行。ドル円は114円台に乗せたもののその後は再び米長期金利が低下。欧州各国株価も軟調な地合いで推移する中ドル円も下げに転じた。
NY株式市場でも三指数ともにマイナスで始まるとドル円は東京市場で付けた安値を下回る113円61銭まで下落。その後も株式市場の下げが止まらずリスクオフの円買いが継続。ドル円クロス円ともに安値圏での引けとなった。
FRBの急速な引き締め観測から資金がNY株式市場などのリスク商品から流出するとの見方が広がり本格的な調整局面に入ったとの見方も浮上した。
今週開かれるFOMC会合での協議の内容次第で株価が持ち直すか、或いは下げ幅を加速させるか見極めることになりそうだ。
市場は3月にテーパリング終了と同時に利上げを実施することを既に織り込んでいる。
利上げ幅が0.25%ではなく0.5%となるか、バランスシートの縮小を早めるなど急速な引き締めに言及するようなら株価は更に下落幅を拡大させることになる。
米長期金利は1.9%を上回るなど債券売りが強まりかねない。
そうなればリスクオフの円買いが強まると同時に資源国通貨などのリスク通貨を中心としたクロス円が下げ幅を拡大することになる。
反対に株価の下落を抑える為、過度な引き締めに慎重な姿勢が示されるようなら一時的に株価は反転する可能性がある。しかし米国のインフレ懸念は深刻であり最終的に引き締めを強化せざるを得ないとみる。
また、ウクライナ情勢の緊迫化も円買いを促すものであり先週もユーロ円の売りが特に目立ったが今週も地政学的リスクは燻る。
ドル円はNY株式市場の動向次第であり、それはクロス円の動き次第でもあるがリスク回避の動きは暫く続く可能性が高い。
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