[米ドル円]ウクライナリスク燻る

欧州株価が堅調な地合いで推移する中ドル円は113円後半から114円前半に上昇するなど堅調に推移。NY市場でも株式市場は三指数ともに反発して始まるとドル円も114円38銭まで上昇。ほぼ高値圏でFOMC会合が始まった。
FOMC会合の声明ではバランスシート縮小を利上げ開始後に始めるとしたことで発表後ドル売りで反応。しかし、パウエル議長が今年後半としていたバランスシート縮小の開始時期を年半ばに開始する可能性を示唆。また、利上げを毎会合で実施する可能性を否定しなかったことでドルは全面高。一方株式市場は一転して下落したことでリスクオフの円買いが進みドル円は底堅い動きとなり114円60銭まで上昇して引けている。
一先ずFOMC会合というビッグイベントを終えたことでイベントリスクは後退しドル円は堅調な地合いを継続。
ただ、FRBは利上げペースを想定よりも早めると同時にバランスシート縮小も急速に進めるようなら株式市場の下落は今後も続くことになる。また、ウクライナ問題は依然として燻る中で来週にかけて更に緊迫度を増す可能性が高く、ドル円もそろそろ天井に近いとみる。
ドル円予想レンジ:114円90銭(50%、BB中心)~114円10銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
【公式】ヒロセ通商(LION FX)動画チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCYhBsV902gg58u-bXPsqipA
専門家による相場解説とFX攻略法動画を多数公開中
いいね&チャンネル登録お願いします
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]ウクライナ情勢激化とドル高

ウクライナ情勢の緊迫化を受けユーロは上値の重い展開が続く中で欧州時間に1.1272まで下落した。
その後開かれたFOMC会合では最初にドル売りで反応したことで1.1290まで上昇したが、パウエル議長の発言がタカ派的との見方が広がるとドル買いが強まりユーロは下落に転じた。
欧州時間に付けた安値1.1272を下回ると短期の損切を巻き込みながら12月20日以来の1.1236まで下落。このレベルはボリンジャーバンドの下限でもありサポートされたもののそのまま安値圏で引けている。
FOMC会合の結果を受け米長期金利は上昇に転じたことや、今後ウクライナ問題が燻る中でユーロは一段の下値を探る展開が予想される。
ただ、これまで続いたレンジの下限1.1187はかなり強いサポートとして意識されておりひとまず買いが並ぶとみる。
この安値を下回るようなら1.1ドルまで特に目立ったサポートは見られない。
ユーロドル予想レンジ:1.1280~1.1190(11月24日安値付近)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[カナダドル円]BOC利上げ期待残る

昨日のNY時間に開かれたBOC会合では予想通り政策金利0.25%据え置きを決定。
声明文では「経済のスラックが完全に吸収された」「政策金利に関する例外的なフォワードガイダンスを削除」「物価安定目標達成のために利上げの必要性がある」などほぼ予想通りの内容となった。ただ、市場の一部では利上げの予想もあっただけに発表直後カナダドル売りで反応。発表直前に91円を付けたカナダ円は90円45銭まで下落。
その後マックレムBOC総裁が「今日は緊急政策を終了する最後のステップ」「オミクロン株の影響を考慮して金利を据え置いた」とし「我々は数回の利上げが必要」さらに「利上げ後、再投資の段階を脱し少なくとも一部の国債をバランスシートから吐き出すことを検討」など次回の利上げを示唆する内容となったことでカナダ円は90円94銭まで買い戻された。
しかしその後のFOMC会合ではタカ派的な内容となったことで株価が下落しリスクオフの円買いが進行。また、米長期金利上昇により対ドルでもカナダドル売りが強まるとカナダ円は発表直後の安値を下回る90円19銭まで下落した。
引けにかけて買い戻しの動きが強まったものの上値は依然として重くなっている。
ただ、FOMC会合というイベントが終了し次回の会合での利上げ期待が高まる中でカナダ円の下値も限定的とみる。
カナダ円予想レンジ:90円90銭(50%、BB中心)~89円80銭(BB下限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[全般]FOMC会合後にドル高株安
昨日の東京市場では前日のNY株式市場が冴えない動きとなったことを受け日経平均株価も軟調に推移。ドル円も113円後半で上値の重い展開が続いた。
しかし欧州市場に入り株価が堅調に推移するとリスクオンの円安が進みドル円も114円台に浮上。
NY時間に入り発表された米12月新築住宅販売件数が予想を大きく上回るなど好調な結果を示した。
この日はFOMC会合を控える中でNY株式市場は三指数ともに上昇して始まったが更に上昇幅を拡大。FOMC会合ではこれまでの内容を踏襲するようなら株価は安定するとの見方もあったようだ。
欧米株価の上昇を背景にリスクオンの円安が進みドル円クロス円ともに堅調な地合いで推移。
注目のFOMC会合では予想通り政策金利据え置きを決定。
声明では「バランスシートの縮小は利上げ開始後に始める」「利上げは近く適切になるだろう」など想定内ではあったが一部でバランスシート縮小は3月会合前の2月にも開始されるとの見方もあり発表直後ドル売りで反応。
しかし、その後パウエル議長がバランスシート縮小の開始を今年半ばに開始する可能性を示唆。1月の議会証言では今年後半としていたことから市場はタカ派的と判断した。
また、利上げに関しても毎会合で利上げを決定する可能性も排除しない姿勢を示したこともありドルは上昇。これを受け、それまで堅調に推移していたNY株式市場の三指数ともに下落に転じ、また一時500ドル余り上昇していたNYダウもマイナスに転じるなど市場の混乱は収まらなかった。
ただ、今回のFOMC会合というビッグイベントが通過したことで一先ず市場は落ち着き始めるとみており、今後の雇用や物価関連の指標の結果に注目が集まりそうだ。
ただ、現時点での最大の注目材料はウクライナ問題に集中する可能性が高く、リスクオフの円買いドル買いの動きは暫く続くとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |