[米ドル円]ドル買いと円買い

パウエルFRB議長が今年行われる毎会合での利上げの可能性を否定しなかったことで市場は年内4回の利上げペースが6回に増えるとの見方を織り込む格好でドル買いが進みドル円はNY時間に115円45銭を付けた。
しかし600ドル余り上昇していたNYダウがマイナスに転じたことでリスクオフの円買いが引けにかけて強まり、上値が抑えられた。
2回の利上げを大分織り込んできたことからドル買いの勢いはそろそろ終盤に近いとみられ株価の不安定な動きによる円買いが今後強まるとみている。
ウクライナ情勢の緊迫化も重なりNY株式市場が続落するようならドル円は再び下落に転じる可能性が高い。
ドル円予想レンジ:115円70銭(76.4%)~114円80銭(BB中心)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]1.1187サポート下抜け

パウエルFRB議長が今後の利上げペースを速めるとの見方が広がりドル買いが進んだことでユーロはアジア市場から上値の重い展開が続いた。
欧州時間には昨年の安値1.1187を下回ると損切りを巻き込み1.1136まで下落。
NY時間が始まってもユーロの上値は重く1.1132の安値を付けてそのまま安値圏で引けている。
ウクライナ情勢の緊迫化が進む中で米長期金利の上昇がユーロの売り圧力を強める格好となった。
1.1180のサポートを下回ったことで次のサポートはフィボナッチ76.4%戻しとなる1.1040まで特に見られない。
ユーロドル予想レンジ:1.1180~1.1040(76.4%)
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[南アフリカランド円]利上げ後にランド売り

ランド円はSARB金融政策決定会合で利上げが予想され、会合前から買いが先行。
東京市場では日経平均やアジア株の下落を受け円買いが強まり7円418銭まで下落。しかし欧州市場に入ると円安とランド買いが先行。SARBが政策金利を引き上げるとの見方から買いが先行し7円567銭まで上昇。会合前にポジション調整の売りが見られたが、SARBが予想通り利上げを決定すると再び上昇。7円568銭とほぼ前回の高値と面合わせとなったが結局その後は下落に転じた。大分織り込み過ぎていたと思われ、結局アジア市場で付けた安値7円418銭まで戻され往って来いとなった。
市場は株式市場の下落から全般にリスクオフの円買いに動きやすくなっておりランド円も目先下押し圧力が続く可能性は高い。
ただ、4%の政策金利は投資家にとっては魅力的であり市場が落ち着きを取り戻してくるようなら買いが再び強まるとみている。
長期的な視点から見ると押し目買いのチャンスとみる。
ランド円予想レンジ:7円50銭~7円33銭(38.2%)
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[全般]ドル高円高
昨日の東京市場では未明に開かれたFOMC会合でパウエルFRB議長が利上げとバランスシートの縮小に対して前向きな姿勢を示したと市場は受け止め、日経平均株価が840円を超える下落となった。ドル円は114円ミドル付近まで下落したがドル買いもあり下値は限られた。
欧州市場では各国株価が堅調な地合いで推移したことによりリスクオンの円安が先行。またドル高も同時に進行したことからドル円は115円台を回復。
NY市場ではこの日発表された米10‐12月期四半期GDPが6.9%と予想の5.5%を大きく上回り、NYダウが350ドル余り上昇したことでドル円クロス円ともに上昇して始まった。
しかしFRBが金融引き締めに前向きな姿勢を示したことから三指数ともに下落して引けるとドル円クロス円ともに上値が抑えられた。
パウエルFRB議長は今年の毎会合で利上げの可能性を否定しなかったことでこれまで市場が4回とみていた利上げの回数が6回になるとの見方が浮上。また、9兆ドルに膨らんだバランスシートの縮小も示唆。
株式市場は押し目買いのチャンスとの見方もあるが資金が今後流出するとの見方から不安定な動きが続いている。
FOMC会合での内容を意識してか目先は利上げを見込んだドル高が進んでいるが、株価の下落が収まらないようなら円買いが今後ドル買いの勢いを超える可能性はある。
ウクライナ問題も燻る中で今回のドル上昇はドル円クロス円の下落の前兆とみることもできる。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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