ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-03

[米ドル円]ドル買い円買いで膠着状態

(米ドル円日足)



米国がロシアからの原油輸入の禁止を検討しているとの報道を受け週明けから日経平均株価が下落しユーロ売りが先行すると円買いドル買いの動きが綱引きとなりドル円は115円付近でもみ合いが続いた。その後第3回停戦協議への期待もありドル円はNY市場で115円47銭まで上昇。しかし協議は平行線で終わったことで115円25銭まで下落して引けている。
リスクオフにより安全資産の米国債が買われ金利が低下したこともドルの上値を抑えている。また、追加制裁の原油輸入禁止などからコモディティー価格が上昇するなど世界的な景気減速が懸念される中、株価下落が進み円買いの動きも強まることからドル円は115円を挟んでの膠着状態がしばらく続く可能性は高い。

ドル円予想レンジ:115円60銭(61.8%)~114円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]原油価格高騰で欧州スタグフレーション懸念

(ユーロ米ドル週足)



先週末にブリンケン米国務長官が追加制裁としてロシアからの原油輸入禁止を検討しているとの報道を受け週明けからユーロ売りが先行。1.09台から1.0822まで下落した。
欧州市場にかけて1.0897まで買い戻されたが欧州各国の株価が下落して始まると再びユーロ売りが強まり1.0806まで売り込まれた。ただ、この日はウクライナとロシアとの第3回停戦協議が開かれる期待感によってユーロ買い戻しの動きが強まり1.0932まで反発。
しかし停戦協議で「有意義な結果が得られなかった」とのウクライナ側の報道で1.08ミドルまで売られて引けている。
ウクライナの原発が攻撃されたことに加え原油価格が一時130ドル台まで上昇するなど欧州にスタグフレーションへの懸念が高まりユーロ売りの動きに歯止めがかからない。
2020年3月のコロナパンデミックで付けた安値1.0634の安値が視野に入ってきた。

ユーロドル予想レンジ:1.0950(BB下限)~1.0730(20年4月安値)

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[豪ドル円]停戦協議への期待から利食い売り

(豪ドル円日足)



東京市場で豪ドルは買いが先行。米国のがロシアからの原油輸入禁止を検討しているとして原油価格が上昇する中で資源国通貨の豪ドル買いが先行。
豪ドル円は84円ミドルから85円50銭まで買われた。
しかしこの日はロシアとウクライナとの第3回停戦協議への期待が高まると豪ドルは反落。利食い売りが入ったと思われる。
停戦協議は結局物別れで終わったものの4回目の協議開催が決まったことで豪ドル売りの動きは止まらずこの日の安値となる84円40銭まで下落して引けている。
買われ過ぎた観もあり目先ポジション調整の売りが続くとみるが原油価格やコモディティー価格は高止まりするとみられており豪ドル買いの流れに変化はないとみる。
押し目買いスタンスで臨みたい。

豪ドル円予想レンジ:84円80銭~83円70銭(50%)

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[全般]第3回停戦協議決裂と原油高

第3回停戦協議への期待が高まったが結局有意義な結果は得られず株価は下落し原油価格も上昇する中でユーロ売りが加速している。

昨日の週明け東京市場では先週末にブリンケン米国務長官が「追加制裁としてロシアからの原油輸入禁止も検討」との見解が示されたことで日経平均株価が一時900円超下落。原油価格の影響を最も受けやすいユーロも1.09台から1.08近くまで下落して始まった。ユーロの下落はドル買いを促しドル円は寧ろ115円付近での底堅い動きが続いた。
欧州市場でも原油価格の上昇を受けスタグフレーションへの懸念が高まり株価が大幅下落して始まると1.09付近まで買い戻されていたユーロは再び下落に転じた。
その後ウクライナとロシアとの第3回停戦協議が近づく中で期待感が高まりユーロは1.09台に上昇。反対にリスク回避で買われていた豪ドルなどの売りが強まった。
しかし停戦協議はウクライナ側が「停戦に関する有意義な結果が得られなかった」との報道を受け再びユーロが下落。NY株式市場もダウが800ドル近く下落するなど三指数ともに大幅安となりドル買い円買いが進みドル円は115円前半での狭い動きが続いた。
停戦協議は今後も継続するとしており一抹の期待が残るものの市場の不安感が燻る中で円買いドル買いの動きは継続。
原油価格も一時130ドル台まで上昇するなどユーロの下押し圧力は依然として強い。ただ、ロシアからの原油輸入禁止の動きは米国単独で行われるとの見方もありユーロも買い戻される場面も見られたがスタグフレーションの懸念が高まるなかで上値も限界がありそうだ。
また、安全資産への資金シフトが進む中で米国債が買われやすく米長期金利が低下していることもありドルの上値も限定的。
4回目の停戦協議の日程が決まれば過度なリスクオフが後退するとみるが一時的な動きにとどまりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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