ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-03

[米ドル円]米金利上昇とドル高

(米ドル円日足)



東京市場ではロシアとウクライナとの停戦協議への期待から株価が上昇しドル円も116円19銭まで上昇。しかし欧州時間に入り停戦協議に進展が見られなかったとの報道を受け115円81銭まで押し戻された。
その後は買い戻しが入る中でNY時間に発表された米2月CPIが前年同月比で40年ぶりの伸びとなったことで米長期金利が上昇。ドル買いが進みドル円は東京時間に付けた高値と同レベルの116円19銭で頭を抑えられたことで115円93銭まで押し戻された。
その後はNY株式市場が下落したことでドル買いも進み116円前半で引けている。
米CPIが上昇したことでFRBの利上げ観測が再び強まるとの見方も浮上しドル買いの動きが円買いを少しずつ上回り始めている。
ただ、ウクライナ情勢を巡り何が起きるか不透明な状況の中でドルと円は同方向に進みやすい。
前回の高値116円33銭を上抜いたとしても最終的に押し戻されるとみる。

ドル円予想レンジ:116円35銭~115円60銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]スタグフレーションリスク

(ユーロ米ドル日足)



昨日のECB理事会では量的緩和(QE)の縮小を加速させる方針を決定。ウクライナ情勢への懸念はあるが物価上昇を抑えるほうが重要と判断。7‐9月にQEを終了するとした。利上げ時期はQE後しばらくしてからとしたが、早めに利上げを実施したいとの見方からユーロは発表後1.1121まで上昇。しかし、景気見通しが前回から下方修正されたことでスタグフレーションリスクへの懸念からユーロは下落に転じた。結局上昇する前のレベル1.1040付近を下回り1.0977まで下落するなどユーロ安の動きが再開。
停戦協議も結局進展が見られなかったこともありユーロは再び安値を探る展開が予想される。

ユーロドル予想レンジ:1.1030~1.0930(61.8%)

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[豪ドル円]戦闘継続で豪ドル買い

(豪ドル円日足)



昨日の東京市場では日経平均株価が大きく上昇したことで円安が進み豪ドル円は堅調に推移。
欧州時間には停戦協議の進展が見られなかったとの報道もありコモディティー価格が高止まりするとの見方から豪ドル買いが先行。
結局日通し豪ドル円は上昇が続き85円53銭の高値を付けて引けている。
ウクライナ情勢が落ち着くまでは資源国通貨の豪ドル買いの動きは継続するとみており、次の上値目途は昨年10月に付けた高値86円25銭が意識される。

豪ドル円予想レンジ:86円25銭(10月21日高値)~84円90銭(38.2%)

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[全般]停戦協議決裂で再びリスクオフ

外相同士の停戦協議で合意に至らなかったことからリスクオフのドル買い円買いが再開。また、この日発表された米CPIが40年ぶりの高い伸びとなったことから米長期金利が上昇したことも株価の下押し圧力となった。

昨日の東京市場ではロシアとウクライナの停戦協議への期待から日経平均株価は1000円近い上昇となったことでドル円クロス円ともに底堅い動きで推移。ドル円は116円19銭まで上昇した。
しかし、欧州市場が始まったこところで停戦協議に進展がなかったとの報道が広がるとリスクオフの動きが進みドル円クロス円ともに下落。ドル円は115円81銭まで下落した。
NY時間に発表された米2月CPIが前年同月比で7.9%と予想通りではあったものの40年ぶりの伸びとなったことによりFRBの引き締めが強まるとの見方から米長期金利が一時2%台に上昇。ドル買いが強まりドル円も116円19銭と東京時間に付けた高値まで上昇した。
また、この日はECB理事会が開かれユーロの動向に注目が集まった。
理事会ではAPPが前倒しで終了することが決定され利上げへの思惑が高まりユーロが上昇。しかしラガルド総裁から成長見通しへのリスクが示されたことでスタグフレーションリスクが高まるとの見方によりユーロは反落。
結局ウクライナ情勢が主役の相場展開の中でドル高円高が進みドル円は狭いレンジ内での動きが続いた。
ロシアとウクライナとの停戦協議は今後も継続されるとしたことで大きな変動は見られなかった。市場は徐々に地政学的リスクになれ始めているように見えるが、依然として不透明な相場展開は継続。
その中でもユーロを中心としたドル高の流れは根強く、それによるドル買い圧力がドル円の底値を押し上げる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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