ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-03

[米ドル円]FOMC会合に注目

(米ドル円日足)



東京市場で米上院情報特別委員会のルビオ副委員長の発言を受けドル円は118円45銭まで上昇。
欧州市場が始まったところで米長期金利が低下しNYダウ先物がマイナスに転じるとドル円は損切りを巻き込みながら117円71銭まで下落した。
しかし、売り一巡後は明日のFOMC会合を控え再びドル買いが強まり118円付近まで押し戻された。
NY市場では原油価格が前日に引き続き下落が進み一時93ドル台まで下落するなど物価上昇の過度な懸念が後退。NY株式市場は三指数ともに大きく反発して始まるとドル円も118円40銭まで上昇。そのまま高値圏で引けている。
ウクライナ情勢は依然として緊張が続くものの大分市場は慣れてきたとみられ注目は明日発表されるFOMC会合に集まる。
米長期金利は既に2.15%まで上昇するなどパウエル議長の発言やドットチャートがタカ派的になるとの見方が広がっている。
既にだいぶ織り込んでいることから発表後ドル買いで反応しても利食い売りに押されるとみている。

ドル円予想レンジ:118円80銭~117円60銭(23.6%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]スタグフレーション懸念

(ユーロ米ドル日足)



昨日の東京市場からユーロは堅調な地合いで推移。米長期金利が低下したことで1.0930付近から1.09後半に上昇。欧州市場が始まったところで前日の高値1.0993を上抜くと損切りを巻き込み1.1020まで上昇。しかしその後発表されたドイツ3月ZEW景況感調査が-39.3と過去最大の低下となったことで下落に転じた。物価上昇による景気減速が続く中でスタグフレーションリスクが高まるとの見方がユーロ売りを促した。
また、NY時間にプーチン大統領がミシェルEU大統領との会談で「ウクライナはお互いに受け入れる可能な解決策模索に真剣ではない」などと発言したこともユーロ売りが一段と強まり1.0926まで押し戻された。
ただ、明日のFOMC会合を控え1.0960付近まで買い戻されて引けている。
ウクライナ情勢の緊迫化は依然として続く中で明日のFOMC会合ではタカ派的な内容が示されるとの見方が多く米金利が一段と上昇すればユーロは再び今年安値1.08ドル付近を目指す展開が予想される。
三角保ち合いが収束に向かっており、どちらかにはなれるとすれば下方向とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1050(76.4%)~1.0850

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[豪ドル米ドル]一段の下落リスク

(豪ドル米ドル日足)



中国の新型コロナ感染拡大による上海総合指数の下落や、昨日公表されたRBA議事要旨では「インフレが持続的に目標レンジで推移するまでは利上げしない」との内容を受け軟調な地合いで推移。
また米長期金利が低下したことで豪ドルはNY市場で0.7227まで上昇。
しかし原油価格が一時93ドル台まで下落するなどコモディティー価格全般に売られたことや米長期金利が上昇に転じたことにより0.7175まで下落。その後は買い戻しも入り0.72ドル付近で引けている。
テクニカル的にみると上昇トレンドで下げ止まり底値を付けた可能性が高い。
ただ、ウクライナ情勢の混迷によりコモディティー価格上昇による豪ドル買いの勢いはここにきて失速。戦火が更に拡大するようなら豪ドル買いも再開するとみるが、今の時点では不確実性が高く豪ドル買いに向かいにくい。
その中で明日のFOMC会合の結果次第でタカ派的な内容が示されるようなら豪ドルは一段の下げに転じる可能性は高い。

豪ドル米ドル予想レンジ:0.7230(BB中心)~0.7080(76.4%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[全般]原油安とFOMC会合

原油価格が100ドルを割り込み続落したことで株式市場は反発。明日のFOMC会合で過度な引き締めに影響を及ぼすとの見方もあり注目される。

昨日の東京市場では米上院情報特別委員会のルビオ副委員長が「ロシアは現時点でキエフを制圧する兵力がない」と発言し安心感が広がったことでリスクオンが進みドル円は118円45銭まで上昇した。一方中国の新型コロナ感染拡大への懸念が進むなか上海総合指数が大幅安となったことなどがドル円の上値を抑えた。
欧州市場にかけて米長期金利が急速に低下し時間外のNYダウもマイナスとなったことでドル円は117円71銭まで急落。しかし、売り一巡後は再び上昇。明日未明に開かれるFOMC会合でタカ派的な内容が示されるとの見方もありドル買い戻しが入った。
一方米長期金利低下の動きを受け欧州市場に入るとユーロ買いが先行。1.1020まで買われたがその後発表されたドイツの3月ZEW景況感調査が過去最大の低下となったことで上値が抑えられた。市場ではスタグフレーションへの懸念が高まった。
この日発表されたNY連銀製造業景気指数やPPIが予想を下回り、明日のFOMC会合への影響が懸念されたが市場の影響は限られた。
NY市場は株式市場が三指数ともに上昇して始まった。原油価格が前日に引き続き下落し93ドル台まで低下したことを好感。米長期金利も上昇に転じるとドル買いが先行し、ドル円も再び118円台に乗せてきた。
その後プーチン大統領がミシェルEU大統領との会談で「ウクライナは互いの受け入れ可能な解決策模索に真剣ではない」などと発言したことでユーロ売りが強まり1.09前半まで下落した一方でドル買いが強まりドル円は高止まり状態で引けている。

ウクライナ情勢が相場の主役であることは間違いないが地政学的リスクによるドル買いの動きは既にだいぶ織り込んできたとみられる。その中で市場の注目は明日未明に発表されるFOMC会合での利上げとドットチャートに集まる。
パウエル議長が既に0.25%の利上げを前もって発言したことでサプライズはないとみられるが、ドットチャートではタカ派的な見通しが示されるとの見方が多い。それがドル買いを促している。
ただ、原油価格がこれだけ下落したことで過度な物価上昇への懸念が後退し今後の引き締めが緩やかなものとなればドル売りに反応する可能性もある。
ただ、地政学的リスクは依然として燻る中で不透明な相場が続きドルの底堅さは継続。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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