ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-03

[米ドル円]タカ派的FOMCと日銀緩和継続姿勢

(米ドル円日足)



FOMC会合を控えドル円は東京から欧州市場にかけて118円30銭を挟んでの狭いレンジ内で推移。
NY市場では株価が上昇したことでクロス円の買いが先行するとドル円も前日の高値118円45銭を上抜き118円60銭付近まで上昇。
その後FOMC会合でタカ派的な内容と受け止められ一気にドル買いが強まり119円12銭まで上昇したが、直ぐに上昇前のレベル118円60銭付近まで押し戻された。
ここまで大分織り込み済みということもあり利食い売りが散見された。
ただ、今日から始まる日銀会合ではこれまでと同様に緩和政策継続姿勢を示すとみられ、日米の金融政策の違いからドル円は買われやすい状況が継続。
昨日の高値が意識される中でドル円は底堅い動きが継続。押し目買いスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:119円20銭~118円40銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ円]停戦期待とFRBタカ派スタンス

(ユーロ円日足)



中国が景気浮揚策を打ち出すとの報道で欧州株価が上昇して始まるとユーロも買いが先行。
129円ミドル付近から130円台前半に上昇。
NY時間にFT紙が「ロシアとウクライナは戦争終結のための中立プランを作成している」との報道を受けユーロ買いが強まるとユーロ円は130円57銭まで上昇。
その後開かれたFOMC会合では予想よりもタカ派的内容となりドル買いが先行。ユーロ円の反応は鈍かったが、その後ユーロの買い戻しが強まり131円台に上昇して引けている。
ウクライナ情勢は依然として混とんとしているが、停戦に向けた動きが活発になり始めていることからユーロ買い戻しの動きが目立つ。
また日銀の緩和政策継続姿勢による円安もあり仕掛け的なユーロ円の買いが入りやすい。

ユーロ円予想レンジ:132円30銭(BB上限)~130円20銭(23.6%)

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[ポンド円]BOEと日銀の温度差

(ポンド円日足)



東京市場でポンド円は154円ミドル近辺で様子見姿勢が続いたが、欧州からNY市場にかけてほぼ一本調子で上昇。
ロシアとウクライナの停戦協議への期待が高まる中で円安と同時にポンド買いが同時に進行。
本日開かれるBOE政策会合では追加利上げが期待され、一部では0.5%の利上げの可能性がささやかれている。
一方、今日から始まる日銀政策会合ではこれまで同様に緩和政策継続が見込まれることから政策の温度差がポンド円の買いにつながっている。
今日のBOE会合で0.25%の利上げとなれば一旦は売りで反応する可能性はあるが、ポンド円の上昇トレンドは継続。

ポンド円予想レンジ:157円80銭(BB上限)~ 155円10銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[全般]FRBゼロ金利解除と停戦期待

ウクライナとロシアとの停戦期待で株価は大きく上昇したが、FOMC会合での声明がタカ派的と受け止められ金利が上昇しドル円は119円台を付ける場面も見られた。

昨日の東京時間に中国が第1四半期に景気浮揚策を打ち出すとしたことで日経平均株価は上昇。ただ、ドル円は前日の高値118円45銭が意識され上値は限定的となった。
欧州市場でも中国景気浮揚策を好感し各国株価が上昇して始まるとユーロ買いが先行。
NY市場が始まったところでFT紙が「ロシアとウクライナは戦争終結のための中立プランを作成している」との報道を受け株価が三指数ともに大きく上昇して始まるとクロス円全般に買いが強まり、ドル円も前日の高値を上抜け118円60付近まで上昇。FOMC会合を控え日米の金利差拡大を見込んだ買いが強まった。
その後注目のFOMC会合では予想通り政策金利を0.25%引き上げることを決定。2年ぶりにゼロ金利解除に動き出した。ドットチャートは22年に7回、23年には3~4回の利上げを示唆。また、物価上昇見通しは昨年12月の2.7%から4.1%に上方修正した。
これを受けドル円は一時119円12銭まで上昇したがすぐに上昇前のレベル118円60銭付近に押し戻された。
NY株式市場も一時上昇幅が縮小したものの結果的に三指数ともに大きく続伸して引けている。
パウエルFRB議長は慎重な発言が目立ったものの物価上昇に対する懸念を強調するなどタカ派的と受け止められた。
今日から日銀会合が開かれるが、これまでと同様に緩和政策継続姿勢が示されるとの見方からドル円は金利差拡大を見込んだ買いが入りやすい。
一方ウクライナ側が、FTの記事はロシア側の要求を反映したものとして停戦への道のりはまだ見えていない中、不安定な動きが今後も予想される。
不透明感が漂う相場展開で各国中銀が引き締めに向かう中、日銀だけが緩和政策継続姿勢を崩さないことから円売りを仕掛けやすい状況は続く。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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