ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-03

[米ドル円]日米の金融政策の違い織り込む

(米ドル円30分足)



FRBがゼロ金利解除に動き出した一方で日銀は本日の会合で緩和政策継続姿勢を改めて示すとみられるが、既に市場は金融政策の違いを119円台に乗せた時点でほぼ織り込んでいるとみる。FOMC会合を無難に通過したことで目先調整の動きが強まるとみている。
ウクライナ情勢の混迷は依然として続き予断を許さない状況であり、この週末にも何が起きるか分からないなかで週末の調整売りが更に進むとみている。
フィボナッチ61.8%戻しの118円20銭が目先のサポートとなるが、このレベルを下回るようなら損切りを巻き込み117円80銭付近も視野に入る。

ドル円予想レンジ:118円80銭~118円20銭(61.8%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]停戦期待とECB引き締め

(ユーロ米ドル日足)



FT紙がロシアとウクライナの歩み寄りがみられたとの報道で買いが進んだユーロだが、昨日ロシア大統領府がこの記事を否定したことで売られる場面も見られた。しかし、米長期金利が低下したことでユーロは底堅い動きで推移。クノット・オランダ中銀総裁が「今年2回の利上げの可能性を排除しない」との発言もユーロの下支えとなった。
また、この日開かれたBOE政策会合ではハト派的な内容となったことでユーロポンドの買いもユーロを押し上げた。
NY時間にはロンドンフィキシングに伴い纏まったドル売りが入るとユーロは1.1137まで反発。全般にこれまでのユーロ売りの調整とみられる買い戻しが目立っている。
今日は週末にウクライナ情勢が進展するとも限らず一段の調整の買いが入る可能性は高い。

ユーロドル予想レンジ:1.1220(61.8%)~1.1050

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[ポンド円]BOEタカ派からハト派へ

(ポンド円日足)



昨日開かれたBOE政策会合では予想通り政策金利を0.5%から0.75%に引き上げたが、ポンドは下落に転じた。タカ派的な内容になるとみていたこともあり会合前にポンド円は156円70銭まで上昇していた。しかし9名のメンバーの一人カンリフ副総裁が据え置きを主張。市場は全一致とみていただけにサプライズとなりポンド円は155円46銭まで1円余り下落した。
その後156円台まで買い戻しが入ったが上値の重い展開となっている。
声明では「今後数か月で緩やかな引き締めが適切になる」と前回の表現から和らぐなどハト派的な姿勢に切り替わった。ウクライナ情勢による景気への不透明感がBOEの政策に影響したと思われる。
本日の日銀会合では緩和政策継続姿勢を示すとみられるが既に織り込み済みとなっており寧ろポンド売りのきっかけになるとみている。
日足ローソク足を見ると高値圏での寄引同事線が現れたことから当面の天井を打った可能性がある。
週末ということもあり一段の売りが強まる可能性が高い。

ポンド円予想レンジ:156円40銭~154円50銭(38.2%)

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[全般]FOMC後NY株高リスクオン

昨日の未明に行われたFOMC会合での利上げによる市場への影響は限定的となり、この日のNY株式市場は続伸。イベントが無難に通過したことでリスクオンの円安とドル安が進んだ。

昨日の東京市場は未明に開かれたFOMC会合で全般にタカ派的な内容となったことからドルは底堅い動きで推移する中、ドル円も119円02銭まで上昇して始まった。
一方米長期金利は低下するなど既に織り込み済みということもありその後ドルは下落。日経平均株価は続伸したもののリスクオンの円安は見られずドル円は118円60銭まで押し戻された。
欧州市場でも米金利低下に伴いユーロ買いが先行。しかし、その後ロシア大統領府がFT紙のコメントに対し「ウクライナとの交渉で大きな進展があったというのは誤り」との報道を受けユーロは下落に転じた。
その後NY時間に発表された3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や住宅着工件数が予想を大きく上回る好調な結果となりドル円は上昇。
NY株式市場も三指数ともに続伸して始まるとドル円は118円84銭まで買い戻された。
しかしロンドンフィキシングにかけて纏まったドル売りが入るとドル円も118円37銭まで下落するなど上値の重い展開となった。
引けにかけて米長期金利が持ち直したこともありドル円の買い戻しも見られたが、FOMC会合を終えたことで一先ずドル買いの流れにも一服感が出始めている。
また、ロシアとウクライナとの停戦協議も継続しており株式市場から見ると期待感が先行。
やや先走りしている観もあるが過度な悲観的見方は後退し目先調整の動きに入ったとみる。

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