ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-03

[米ドル円]米金利上昇でドル買い

(米ドル円日足)



ウクライナ情勢の混迷を背景にアジアから欧州市場を通してドル円は上値の重い展開が続いたがNY市場で一転。
パウエル議長が0.5%の利上げの可能性を示したことで米長期金利が上昇。ドル全般に買いが強まりドル円は119円49銭まで上昇して引けている。
クロス円も全般に買われるなどドル高と同時に円安も進んでいることが分かる。
世界的な物価上昇が進んでいるが、日銀だけが主要国の中で緩和政策継続姿勢を変えていないことも円安要因となっている。
不透明感の広がる市場で明確に異なる政策を掲げる日本の円は売られやすい状況であることを市場は狙い撃ちしている格好だ。
ただ、120円という大台付近では一旦は売りが並び調整の下押し圧力が強まるとみる。

ドル円予想レンジ:120円00銭(BB上限)~119円00銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ウクライナ情勢と米金利

(ユーロ米ドル日足)



欧州市場でユーロ買いが先行し1.1070の高値を付けた後にロシア大統領府が「ウクライナとの和平交渉はそれ程進展していない」との報道を受けユーロは下落。
その後買い戻しの動きも見られたがNY時間にパウエルFRB議長が0.5%の利上げの可能性を示すなどタカ派的な発言から米長期金利が上昇。ドル買いが進みユーロドルは1.1011まで下落。安値圏での引けとなった。
この日はナーゲル・ドイツ連銀総裁が「戦争がインフレ率上昇に拍車をかけドイツは成長率低下へ」と発言したこともユーロ売りを促した。
短期的には1.11ドル前半で上値が何度か抑えられたことにより上値の重い展開が続くとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1070(BB中心)~1.0970(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[豪ドル円]対円での上昇継続

(豪ドル円日足)



週明けアジア市場で豪ドル円は堅調な地合いで始まり一時88円50銭まで上昇。
その後ロシアは、包囲するマリウポリへの攻撃を強め投降を呼び掛けたものの、ウクライナ側が拒否したことで停戦への不透明感が広がり下落に転じた。
欧州市場にかけて87円84銭まで下落した後は原油価格の上昇などから再び豪ドル買いが強まり88円43銭まで上昇。その後もNY株式市場が軟調に推移しても豪ドル売りにはつながらず高値圏で引けている。
RBAと日銀の金融政策の違いからの買いと同時に、小麦やトウモロコシなどの農産物やLNGの輸出が好調なことを背景に豪ドル円は目先90円を目指す展開を予想する。

豪ドル円予想レンジ:88円70銭(BB上限)~87円80銭 (61.8%)

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[全般]パウエル議長発言でドル高

パウエル議長が0.5%の利上げの可能性を示唆するなど、タカ派的な発言を受け米長期金利が上昇しドル高が進んだ。

昨日の東京市場は祝日ということでアジア市場全般に様子見姿勢が続く中、ロシアが包囲するウクライナのマリウポリでロシア側が降伏要求を呼び掛けたがウクライナ側は拒否。停戦交渉の行方に不透明感が広がった。しかし、市場の反応は限られた。
欧州市場ではユーロ買いが先行しユーロドルは1.1070まで上昇したが、その後は下落に転じた。
ロシア大統領府が「ウクライナとの交渉はそれ程進展していない」との報道を受けたことで1.1026まで押し戻された。
NY市場では株価が久しぶりに下落してスタート。パウエル議長の発言を控え調整の売りが入ったと思われる。
そのパウエル議長は「必要なら毎会合で0.25%を上回る利上げを実施する」「FRBが中立金利を上回る引き締めが必要な場合はそうする」など改めてタカ派的な姿勢が確認されたことで米2年・10年債利回りが上昇。ドルも全般に買いが強まりドル円は119円50銭付近まで上昇。ユーロは1.1010付近まで下落した。
ウクライナ情勢は依然として不透明感が漂う中で、原油価格などコモディティー価格の上昇が進んでおり世界的なインフレ懸念を高めている。
その中で市場は各国金融政策の温度差を背景に為替の方向性を見極めようとしており、日本が緩和政策継続姿勢を変えていないことから円売りを仕掛けやすい状況が続く。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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