ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-03

[米ドル円]日銀の緩和政策と円安容認姿勢

(米ドル円週足)



この日は日銀の片岡審議委員が、より金融緩和政策を強める必要があると発言。先日の黒田総裁の円安容認発言も含め円安をあえて誘導しているのかと思えるような発言が相次ぐ。
一方FRBは引き締めをさらに強める動きなどから米長期金利は上昇しドル買い円安の勢いが強まりNY時間には122円40銭まで上昇。そのまま高値圏で引けている。
株式市場の上昇もここにきて再びリスクオンの円安の動きに戻るなど、円安の流れを加速させている。
ただ、この3週間でドル円は殆ど戻しがなく7円50銭余り上昇するなど急速に上がり過ぎた反動には注意が必要だが、今の時点ではまだドルロングがそれ程溜まっていないように見える。

ドル円予想レンジ:123円00銭~121円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]NATO結束強化へ

(ユーロ米ドル日足)



東京時間に米長期金利が上昇したことでユーロドルは1.1010付近から1.0975まで下落。その後はもみ合いが続いたが欧州時間に発表されたユーロ圏PMIがサービスと製造業ともに予想を上回ったことで徐々に買いが強まりNY時間に1.1013まで反発。
この日はG7首脳会議とともにNATO臨時首脳会議も開かれ、改めてNATOの結束を強める動きを示した。ウクライナ情勢によるユーロ売りは一巡した観もあり、NATOとロシアとの戦闘に入らない限り一先ずユーロは下げたところで買いが入りやすい。
1.11ドルから1.09ドルのレンジ取引に徹したい。

ユーロドル予想レンジ:1.1050(50%)~1.0970

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[南アフリカランド円]SARB 0.25%の利上げ

(南アフリカランド円月足)



昨日のSARB政策会合では予想通り政策金利を4.0%から4.25%に引き上げを決定した。ただメンバー5名のうち2名が0.5%の引き上げを主張するなど、次の会議では追加利上げの可能性があるとの見方からランド円は8円22銭付近から一気に8円42銭まで上昇した。
既にウクライナ情勢による資源価格の上昇により資源国通貨のランドは底堅い動きで推移していたこともあり買いが加速。また、日銀がより緩和政策を強める発言などから対円での買いが入りやすい状況となっている。
上値目途としては2018年2月に付けた高値9円27銭が意識される。

ランド円予想レンジ:8円50銭~8円30銭

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[全般]円安加速

日銀が今後も更なる緩和政策継続姿勢を示したことや米長期金利が上昇したことでドル円は2015年12月以来の122円台に上昇した。

昨日の東京市場でドル買いが先行。米長期金利が上昇したことで特にユーロドルが1.10台から1.09後半に下落した。また、この日は片岡日銀審議委員が「2%物価目標を達成することと、日本経済の力強い成長を支援するために、より金融緩和姿勢を強める必要がある」と発言。ドル円クロス円ともに欧州市場にかけて底堅い動きで推移。
NY市場ではこの日G7首脳会議やNATO臨時首脳会議で改めて西側諸国の結束を固めたことなどから欧米の株価が上昇。
クロス円を中心とした買いが強まるとドル円も122円台に乗せてきた。
ウクライナ情勢は依然として不透明感が漂うものの市場には楽観的なセンチメントが広がる中、日銀の緩和政策継続姿勢による円売りの動きが一層高まっている。
また、豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨は特に対円での買いが目立っている。
円安の流れは更に加速しているものの、今の時点でもそれ程ドルロングに偏っている気配は見られない。
寧ろ実需の買いが追い付いていないとの見方もあり上昇すれば更に買いが加速する可能性は高い。

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