ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-03

[米ドル円]日銀の緩和姿勢とドルの調整

(米ドル円日足)



東京市場が始まったところで日銀が国債買い入れについて「必要に応じオファー日程の追加とオファー金額の増額を実施」との報道を受けドル円は123円20銭まで上昇。しかし期末絡みの売りが散見されると一転。市場の流動性が低下する中で損切りを巻き込みながら121円31銭まで下落した。米長期金利が低下したこともドル売りを誘った。
欧州市場に入るとユーロ買いが先行しドル売りが強まったものの、米長期金利が上昇に転じるとドル円も122円を挟んでのもみ合いが続いた。
ウクライナ情勢の懸念が燻るものの、これまで一気に進んだ円安の調整もそろそろ一巡した観もある。
市場の注目は明日の雇用統計と、その結果によるFRBの金融姿勢に集まる。

ドル円予想レンジ:122円40銭~121円10銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECB利上げ観測でユーロ買い継続

(ユーロ米ドル日足)



ロシアとウクライナとの停戦交渉に進展が見られたことでユーロ買い戻しの動きが活発となったものの、依然としてロシアによるウクライナへの攻撃がやまないことから期待が後退。しかしロシア側からは「交渉に急展開はなく多くの作業が残っている」との報道で締結に向けた動きが継続するとの見方も残る。
また、この日はホルツマン・オーストリア中銀総裁が「事前に資産買い入れを終了すればフォワードガイダンスに沿って9月と12月に利上げが可能」と発言したことでユーロは一段と上昇。
この日発表されたドイツの3月CPIが予想を上回ったことも利上げへの思惑が高まった。
フィボナッチ50%戻しでボリンジャーバンドの上限が位置するなど、強いレジスタンスとして意識されていた1.11ミドルを上抜けてきた。
まだダマシの動きとなる可能性もあるが、終値でこのレベルを上回ったことから一段の上昇が予想される。

ユーロドル予想レンジ:1.1220(61.8%)~1.1110

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[豪ドル円]コモディティー価格上昇で下げ止まり

(豪ドル円日足)



ロシアとウクライナの停戦協議の進展から豪ドル売りで反応したものの、依然ロシアがウクライナへの攻撃を継続していることから期待が後退。朝方から豪ドル売りが強まり92円65銭から91円14銭まで下落した。
しかしその後原油価格も含めコモディティー価格が反発。豪ドル売りも一先ず収まり91円ミドル付近でのもみ合いが続いた。
ウクライナ情勢も豪ドルに影響を与えているが豪州経済が堅調な地合いということもあり豪ドルの下げは限定的とみる。
ただ、91円付近がブレイクするようなら90円付近までの下げもあるとみているが、押し目買いチャンスとみることもできそうだ。

豪ドル円予想レンジ:92円10銭~91円10銭(50%)

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[全般]停戦期待後退でもドル売り継続

ロシアとウクライナの停戦交渉に進展がみられたが、ロシアの攻撃が止まらないことから懐疑的な見方が広がったもののドル売りの動きは継続。ドル円は下落幅を拡大した。
昨日の東京市場では早朝に黒田日銀総裁が国債買い入れの増額を発表したことが伝わるとドル円は買いで反応、123円20銭まで上昇した。しかし、月末に向けたドル売りなどが上値を抑え反落。ウクライナ情勢の不透明感が広がる中で市場の流動性が低下したこともあり一方向に動きやすい状況が続く中でドル円は121円31銭まで下落した。
その後買い戻しが入ったものの欧州市場でもユーロを中心としたドル売りの流れは止まらず122円台で上値が抑えられた。
ロシアとウクライナとの停戦交渉でお互いに歩み寄りが見られたものの、その間もロシア軍の攻撃が続いている。ただチェルノブイリ原発からのロシア軍の撤退など、一部では停戦に向けた動きも見られた。ロシア大統領府は「ウクライナとの交渉に急展開はなく多くの作業が残っている」と報道。市場はユーロ売りで反応したものの停戦に向けた動きは継続しているとの見方もありドル売りの流れは続いている。
今日は3月末ということもあり日本勢は動きにくく、明日は注目の米雇用統計の発表を控えていることから値動きはそろそろ落ち着きを取り戻すとみている。
ただ、これまでの調整の動きもそろそろ一巡する中でウクライナ情勢次第では再び荒っぽい動きになる可能性もあり予断を許さない。

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