[米ドル円]FRBタカ派発言と日銀緩和政策継続

東京時間に黒田日銀総裁が為替動向に関し「足元の変動がやや急で引き続き注視する」と発言したことで122円後半から122円37銭まで下落した。しかし、その後「円安は日本経済に全体としてプラスに作用している」との基本的な認識が変わらないことを示したことからドル円の底値も限られた。
NY市場ではブレイナードFRB理事がバランスシートの縮小を5月にも開始するとの見方を示したことで米長期金利が一時2.56%台まで上昇するとドル買いが強まり、ドル円は123円67銭まで上昇。円安と同時にドル買いの動きがドル円を押し上げた。
ウクライナ情勢は依然として不透明な状況ではあるが、市場は日米の金融政策の違いを改めて意識しておりドル円は底堅い動きが継続するとみる。
ただ大分金融政策の違いを織り込んできており、そろそろ買いの勢いも衰えてくるとみる。
ドル円予想レンジ:124円30銭(3月29日高値)~123円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]ロシアへの制裁強化と米長期金利の上昇

ロシアのジェノサイド疑惑で欧州がロシアの石炭輸入停止を検討しているとの報道から欧州経済への懸念が高まり、ユーロは強いサポートとして意識されていた1.09ミドルを割り込むと売りが加速。
NY時間にブレイナードFRB理事やその他FRBメンバーのタカ派発言を受け、米長期金利が上昇するとユーロ売りが更に強まりユーロドルは1.09ドルまで下落。そのまま安値圏で引けている。
ウクライナ情勢はここにきて長期化する気配もあり、そうなれば欧州経済にとって厳しい状況が続くことになる。
ただ、米長期金利も大分天井に近付いてきたとの見方もありユーロは底値に近いとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.0960~1.0870(BB下限)
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[豪ドル円]RBA利上げ期待と円売り

東京時間に開かれたRBA政策会合では予想通り政策金利を0.1%据え置きに決定。
一方声明文ではこれまでの「忍耐強く対応する用意」や「高度に景気支援的な金融環境を維持する」の文言を削除したことで、市場は利上げが近いとの見方から豪ドル買いで反応。
92円20銭付近から買いが一気に進み欧州からNY市場にかけて上昇。94円16銭まで買われた。
円安が進みやすい地合いの中、市場はRBAが6月にも利上げを実施するとの見方が広がっている。
ロシアに対する制裁が更に強化されることから今後豪州資源への期待が高まる中で豪ドルは底堅い動きが継続されるとみる。
豪ドル円予想レンジ:94円32銭(3月28日高値)~92円90銭(38.2%)
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[全般]FRBメンバータカ派発言とロシア制裁強化
昨日の東京市場では日銀の黒田総裁が為替に関し「今回の為替相場の変動はやや急、引き続き注視」との発言を受けドル円の売りが先行。しかしFRBの引き締め強化への見方から122円前半からミドルでは底堅い動きとなった。
欧州市場に入るとユーロ円を中心に円売りが先行。しかしその後ロシアのジェノサイド疑惑が高まり、欧州がロシアからの石炭の輸入停止を検討しているとの報道から欧州経済への悪影響が懸念されユーロ売りに転じた。
NY市場が始まったところでブレイナードFRB理事が「インフレが高すぎる状況で上振れリスクにさらされている」「利上げを直実に進める一方でバランスシートの縮小を5月にも開始する」と発言。ハト派の最右翼として知られるブレイナード理事が一転してタカ派的発言をしたことで米長期金利は上昇。ドル買いが強まりドル円は123円台に突入。
この日は更にジョージ・カンザスシティー連銀総裁も「インフレを低下させるために、中立金利よりも金利を上げなければならない可能性」と発言。デイリー・サンフランシスコ連銀総裁も「早ければ5月にもバランスシートの縮小を開始できる」など、タカ派発言が相次ぎドルは一段と上昇。
特に欧州のロシアへの制裁強化でユーロ売りが強まり、ユーロドルは1.09ドル付近まで下落した。
結果的にロシアとウクライナの戦争が停戦に向かう可能性は再び後退し、混乱は長期化する可能性が高まっている。
ただ、市場は戦争の影響やFRBの更なる引き締めに対して大分織り込んできており今後はレンジ内での動きに入る可能性が高いように見える。
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