ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-04

[米ドル円]125円台を再度トライ

(米ドル円日足)



先週ブレイナードFRB理事が利上げを進めると同時にバランスシートの縮小を5月にもスタートすると発言したことで日銀との乖離が更に強まりドル円は再び124円後半まで上昇。
今週もドル円の底堅さは継続するとみる。ただ、市場は大分この動きを織り込んできており前週に付けた高値125円8銭を一気に上抜くのは難しい。
また、ロシアとウクライナとの停戦協定が進展するようなら一時的にドル円の下押し圧力となりそうだ。
ただ、今週はカナダやニュージーランドなどの政策会合が開かれ、その結果次第でクロス円の買いが強まるようならドル円の押し上げ要因となる。
125円08銭を上抜けるようならボリンジャーバンドの上限となる125円80銭付近が次の上値目途。

本日のドル円予想レンジ: 124円60銭~123円60銭
今週のドル円予想レンジ:125円80銭(BB上限)~123円00銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECB理事会に注目

(ユーロ米ドル日足)



ロシアへの制裁強化による欧州経済への悪影響が懸念されユーロは下落。先週末には3月7日に付けた今年最安値となる1.0807の手前1.0837まで下落するなど上値の重い展開が続く。
今週はECB理事会が開かれるが一部では正常化に向けた議論が高まるとの見方もあるが、現状をみるとスタグフレーションの懸念が燻る中で正常化に動くにはまだ道のりが遠いように見える。
ここにきてユーロの動きは日中も上下に振れやすく短期筋中心の取引が目立つ。1.0837の安値を下抜いたとしても直ぐに買い戻しが入るといったチョッピ―な動きが予想され、振り回されないようにしたい。

ユーロドル予想レンジ:1.0970(38.2%)~1.0840(BB下限)

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[カナダドル円]BOC会合の利上げとQT

(カナダドル円日足)



今週開かれるBOC会合では政策金利を現行の0.5%から0.75%に引き上げると予想される。ただ、市場では0.5%の利上げを実施、1.0%に引き上げるとの見方もある。また、会合ではこれまでの資産買い入れプログラムQEを終了し、米国に引き続き引き締めのQTに入るかを話し合われるのではとの見方がある。
原油価格の下落がカナダドルの足を引っ張るものの、ウクライナ情勢が急速に進展する可能性は低く最終的に高止まりするとみており、カナダドルの下値は限られる。
3月18日に付けた高値100円18円を再度試す展開を予想する。

カナダ円予想レンジ:101円10銭~97円90銭(61.8%)

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[全般]各国中銀政策会合とウクライナ情勢

今週はウクライナ情勢のヘッドラインとECBを始めカナダ中銀、そしてNZ中銀の政策会合に注目が集まる。

先週はウクライナとロシアとの戦闘が一部で激化したことで相場全体に不透明感が漂い、方向感の掴みにくい状況が続いた。また、ブレイナードFRB理事が5月の会合でバランスシート縮小の可能性を示すなど、急速にFRBが引き締めに入るとの見方から米長期金利が2.7%台に上昇。ドル買いの動きが強まりドル円は再び124円台後半に迫った。
また、ロシアに対する制裁を強化することが決まり欧州経済への悪影響が懸念され、ユーロは下げ幅を拡大。株式市場も全般に軟調地合いが続くなか、為替市場では方向感の掴みにくい状況となった。
今週はECB理事会やBOC政策会合、そしてニュージーランドのRBNZ政策会合が開かれる。
市場はウクライナ情勢の動きに一喜一憂するもののその反応は徐々に薄らいでおり、各国金融政策に注目が集まりやすくなっている。
各国が引き締め政策を示すとみられる中で、日銀の緩和政策継続姿勢による円安の流れが更に強まる可能性は高い。
また、今週は米国3月CPIが発表されるが原油高などの影響で予想を上回る可能性もあり、そうなれば改めてFRBの急速な引き締めへの思惑からドル買いに反応。ドル円も125円台を再度試す展開も予想される。
一方、ロシアのウクライナへの攻撃が激化するようならFRBの引き締め政策にブレーキがかかるとみられることからヘッドラインには常に注意する必要がある。
週末はグッドフライデーで欧米やアジア市場で休場となるところも多く、早めのポジション調整に入った方が良いかもしれない。

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