ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-04

[米ドル円]高値付けた調整の動き

(米ドル円日足)



昨日の東京時間に鈴木財務相が「為替安定は重要で、急速な変動は望ましくない」と発言したことでドル円は125円11銭まで下落した。しかし米長期金利が一時2.8%台に乗せると125円75銭まで上昇したが、前日に付けた高値125円77銭には届かずに失速。
NY時間に発表された米3月CPIがほぼ予想通りとなったことでドル売りが強まりドル円は124円76銭まで下落した。米長期金利が低下したことも上値を重くした。
しかしその後ブレイナードFRB理事が改めて5月の会合でバランスシート縮小の可能性を示唆したことで125円40銭付近まで押し戻されて引けている。
急速に進んだ円安に対する調整がここにきてみられ、この動きはもうしばらく続く可能性が高いとみる。
ただ日米の金融政策の違いからドル円上昇トレンドに変化はなく、あくまで調整の域を脱していないものの、昨日の安値124円75銭を下回るようなら124円付近までの下げも視野に入る。

ドル円予想レンジ:125円70銭~124円70銭(23.6%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ウクライナ情勢の混迷で上値重く

(ユーロ米ドル日足)



東京市場で米長期金利が2.8%台に上昇したことでユーロは上値の重い展開でスタート。欧州市場にかけて1.0853まで下落した。その後NY時間に発表された米3月CPIが予想とほぼ変わらなかったことで米長期金利が低下すると、ユーロドルは一気に1.0903まで上昇。しかしウクライナ情勢の混迷から再びユーロ売りが強まり、上昇前のレベル1.08ミドルを下回ると1.0822まで下落。安値圏での引けとなった。
今年最安値となる1.0806を再度試す展開を予想するが一段の下値を探るにはまだ材料不足。1.08ドル付近で下げ止まるとみる。
ただ、積極的にユーロを買っていく材料はなく上値も昨日の高値近辺では戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ:1.0900(23.6%)~1.0800(BB下限)

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[NZドル円]RBNZ政策会合の利上げ

(NZドル円日足)



今週に入りNZドル円は85円付近から上昇が始まり、昨日は86円25銭まで1円余り上昇している。
この動きは本日の東京時間に開かれるRBNZ政策会合で政策金利の1.0%から1.25%への引き上げが予想されていることを先取りした格好だ。
本日の会合で予想通り利上げすれば一時的に買いが強まるとみるが上値は限定的とみる。
昨日の高値を上回ったところで利食い売りが出やすい。
ただ、日銀の緩和政策継続に対しRBNZが今後も引き締め政策継続姿勢を示すようならNZドル円は底堅い動きが継続。
いずれ3月28日に付けた高値86円95銭を上抜くとみる。

NZドル円予想レンジ:86円40銭~85円30銭(50%)

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[全般]米長期金利、ドル、そして円安調整の動き

昨日のNY時間に発表された米3月CPIはほぼ予想通りとなりドル売りで反応。しかしFRBの金融引き締め政策に変わりはなくドル買い戻しが強まった。

昨日の東京市場では米長期金利が上昇したことでドルは底堅い動きで始まった。しかし、その後鈴木財務相が最近の円安に関して「為替の急速な変動は望ましくない」と発言したことで、市場は円安けん制発言と受け止めドル円は125円11銭まで下落。しかし、ドル買いの勢いは根強く直ぐに買い戻された。
欧州市場に入るとドル買いが先行しドル円は125円75銭まで上昇したものの、前日の高値125円77銭には届かずに失速。
NY市場が始まったところで注目の米3月CPIが発表。前年同月比で8.5%と予想の8.4%を上回ったものの概ね予想通りとなり、この数値であればFRBの利上げペースを更に加速させるほどではないとの見方から米長期金利が低下するとドル売りで反応。124円76銭まで高値から1円近く下落。ユーロドルも1.09ドル台に反発した。
しかし、その後ブレイナードFRB理事が改めて「バランスシート縮小は早ければ5月に決定し、6月から実施される可能性」と発言したことで再びドル買いが強まるとドル円は125円台に回復。また、この日プーチン・ロシア大統領が「ウクライナとの交渉は行き詰まっている」「ウクライナはトルコでの合意から逸脱している」などと発言したことで情勢の混迷が懸念されたこともユーロ売りに繋がった。また、米長期金利の低下がドル売りを促しユーロの下げも限定的となった。
ドル円が2015年6月以来の高値125円77銭まで円安が進んだことで、結局2.8%台まで上昇した米長期金利が低下するなど調整的な動きが全般に入った。
しかし、日銀の執拗な緩和政策継続による円安、FRBの積極的な金融引き締め、ロシアのウクライナへの攻撃継続などの流れに変化はなく、この一連の動きは調整の域を脱していないとみることが出来る。

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