ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-04

[米ドル円]20年ぶりの126円台

(米ドル円日足)



昨日の東京時間に黒田日銀総裁が「現在の強力な金融緩和を粘り強く続ける」と発言。
ドル円が2015年6月に付けた高値125円85銭を上抜けると損切りを巻き込みながら20年ぶりとなる126円30銭まで上昇した。
しかし急速に円安が進み過ぎた反動もありその後は上値が抑えられた。
その後米長期金利が低下するとドル売りが強まりドル円も125円37銭まで下落。しかし、調整の売りとしては下げ幅は小さく、それだけ円安の流れが根強いことを示すものだ。
鈴木財務相や松野官房長官の円安けん制発言が聞かれたものの市場は無視するなど、介入警戒感は全くと言ってよいほど見られない。
結局ドル円は押し目買いの動きが繰り返されて一段の上値を試す展開となりそうだ。

ドル円予想レンジ: 126円30銭~125円10銭(23.6%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECB理事会に注目

(ユーロ米ドル日足)



東京、欧州、そしてNY市場でユーロドルは1.0810付近で下げ止まったことで底の堅さを確認。その後は米長期金利が低下したことや今日のECB理事会を控えユーロのショートカバーが入り1.0804まで上昇して引けている。
本日のECB理事会では先日発表されたユーロ圏3月インフレ率が前年比7.5%上昇するなど金融正常化への議論が高まるとの見方がある。もしタカ派的な内容となれば一時的にユーロ買いの動きが強まるとみる。
ただ、ロシアとウクライナとの状況が悪化する中で制裁強化などからスタグフレーションの懸念が高まることから現状継続姿勢が示されるようなら1.08ドルを割り込む可能性もある。いずれにしてもユーロの上値は限定的とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.0950(38.2%)~1.0800(BB下限)

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[カナダドル円]BOC会合0.5%利上げ

(カナダドル円日足)



昨日のNY時間に開かれたBOC政策会合では政策金利を予想通り0.5%から1.0%に0.5%引き上げることを決定。また、4月24日からQTを開始することも決定するなど積極的な引き締め姿勢を示した。
会合を控えカナダ円の売りが強まり99円17銭まで下落していたこともあり発表後は買い戻しが優勢となり100円を上抜け100円04銭まで上昇。高値圏での引けとなった。
3月28日に付けた今年最高値となる100円19銭が意識されるものの日銀の執拗な緩和政策継続姿勢による円安が進みやすい状況のなかで最高値更新は必至。
しかしFRBも積極的な引き締め政策に動いており対ドルでのカナダドルの上値は重く、カナダ円の上昇速度は緩やかなものになりそうだ。

カナダ円予想レンジ:101円20銭(BB上限)~99円30銭(23.6%)

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[全般]円安加速

黒田総裁が改めて緩和政策継続姿勢を打ち出したことで円売りが加速。ドル円は20年ぶりとなる126円台に上昇した。

昨日の東京時間に黒田日銀総裁が「現在の強力な金融緩和を粘り強く続ける」と発言。
ドル円が2015年6月に付けた高値125円85銭に近付いていたところだけに市場は円安容認との見方から一気にこのレベルを上抜け20年ぶりの高値となる126円30銭まで上昇。しかし、急速に円安が進んだことからその後は利食い売りなどに押された。
また、この日はニュージーランド中銀RBNZやカナダ中銀BOCの政策会合でそれぞれ0.5%の利上げを実施するなど日銀との違いが際立ったことも円安を加速させた。
一方、一時2.8%台に上昇した米長期金利は低下するなどFRBの積極的な引き締め政策が進む中で調整の動きがみられドルの上値は抑えられている。
結局各市場で調整の動きを繰り返す中で日銀の執拗な緩和政策に対して他の中銀の引き締め政策とのコントラストによる円安が進みやすく、この動きは今後も継続することになりそうだ。
今日はECB理事会が開かれるが、もしタカ派的な姿勢が示されるようならユーロ円を中心とした円売りが更に加速することになるため注目したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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