ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-04

[米ドル円]日銀会合に注目

(米ドル円日足)


朝方126円95銭まで下落した後ドル円は反発。ユーロ売りが進んだことと米長期金利が上昇に転じたことでドル円はNY時間に128円59銭まで上昇した。
しかしその後NY株式市場が上げ幅を縮小したことでドル円の上値も抑えられた。
今日は日銀会合が開かれるが、その中で黒田総裁発言や展望レポートの内容がこれまでの円安容認姿勢に変化が現れるか注目。これまでの内容を踏襲するものであればドル円は買われても上値は限られるとみる。反対に円安への警戒を示すものとなれば市場にとってはサプライズとなり再び127円台を試す展開も予想される。
NY株式市場も依然不安定な動きが続く中で再び下落に転じると円買いが強まる可能性が高まる。
日本は明日から大型連休に入ることから市場の流動性が低下することで円安がさらに進むか、或いは円買い戻しの動きが強まるのか判断したい。

ドル円予想レンジ: 129円10銭~127円60銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ロシアの天然ガス供給停止でユーロ売り

(ユーロ米ドル週足)


欧州市場ではユーロ売りが先行。この日発表されたドイツやフランスの消費者信頼感指数が予想を大きく下回るとユーロ売りで反応。前日につけた20年3月ぶりの安値1.0634を下回ると1.05後半まで下落。その後買い戻しが入ったものの1.0634には届かずに再び失速。
ロシアがポーランドとブルガリアに対して天然ガス供給を停止すると発表したことで欧州経済への懸念が高まりユーロ売りが加速。米長期金利が上昇したことも重なり1.0515まで売り込まれた。その後1.0572まで買い戻しが入ったが2020年3月以来の安値を下回ったことでユーロは弱気スタンスに入った。
石油などの決済をルーブルで支払うことを主張する中で欧州は今後も制裁を強化する構えを示すと想定されユーロは一段の下値を探る展開が予想される。

ユーロドル予想レンジ:1.0630~1.0480

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[豪ドル円]好調なCPIで豪ドル買い戻し

(豪ドル円日足)


早朝に豪ドル円は90円43銭まで下落した後すぐに反発。
その後発表された豪州1-3月CPIが5.1%と予想の4.6%を上回ったことで豪ドル買いに反応。これまで下落していただけに豪ドルショートカバーが入り91円98銭まで上昇したが92円には届かずに失速。NY時間に91円03銭まで下落した後再び91円77銭まで押し戻されるなど荒っぽい動きが続いている。
CPIが上昇したことで利上げ期待が高まる中で豪ドル円は下げ止まった。しかし中国の景気減速懸念が燻る中で豪ドル円の本格的な反発は難しいとみる。
今日のNY株式市場が再び軟調な地合いとなれば円買いが進み豪ドル円は再度昨日の安値付近を試す可能性が高いとみる。

豪ドル円予想レンジ:92円00銭~90円20銭

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[全般]ユーロ売りと日銀会合

ロシアがポーランドとブルガリアへの天然ガス供給を停止したことでEU圏経済への懸念が高まりユーロは5年1か月ぶりの安値を更新。ドルが全面高となる中で日銀会合による円安の対応が注目される。

昨日の東京市場では早朝にドル売りが強まりドル円は一時127円を割り込み126円95銭まで下落したがすぐに反発。大型連休を控え輸入業者による実需の買いなどが入り127円後半に上昇。その後欧州市場が始まるとユーロ売りが先行しドルが全面高となる中でドル円も上昇。
ロシアがポーランドとブルガリアへの天然ガス供給を停止することが伝わりエネルギー価格の上昇が欧州経済へ打撃を与えるとの観測からユーロ売りが加速。2020年3月の安値1.0630を下回ると1.0515まで下落。米長期金利も上昇しドル全面高の中でドル円は128円59銭まで買われた。
一方NY株式市場は上昇して始まるとNYダウは一時450ドル近く上昇したものの引けにかけて下げが強まり61ドルの上昇にとどまった。前日の大幅安による反動が見られたものの結局ナスダックはマイナス1と冴えない動きとなった。
株式市場の荒っぽい動きは依然として不安定な動きが続くもののドル円は底堅い動きのなかで本日は日銀政策会合が開かれる。
急速に進む円安に対して黒田総裁がこれまでの円安容認姿勢を崩すようなら円買い戻しに繋がる可能性もあり注目。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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