ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-05

[米ドル円]FOMC会合で一波乱

(米ドル円日足)



先週ドル円は20年ぶりに131円25銭まで上昇。米長期金利が2.93%台に上昇したことでドルインデックスも2020年3月以来の高値に近付いた。一方NY株式市場が大きく下落したことで円買いの動きも再び意識される。
先週末には2円近い下落となるなどドル円も荒っぽい動きが続く。今週は日本がゴールデンウィークの中でFOMC会合が開催される。予想通り0.5%の利上げとQTの規模やスタート時期、そして今後の利上げペースに注目が集まるが薄商いの中で一波乱あるかもしれない。
利上げが急速に進む可能性が示されるようならドル買いが一段と進む一方で株価の下落が円買いを促すことからドル円は薄商いの中で荒っぽい動きが予想される。先週の高値を超えたとしても滞在時間は短そうだ。
金融政策の違いによりドル円は底上げされており最終的に買いのチャンスを狙いたい。

本日のドル円予想レンジ:130円50銭~128円90銭(23.6%)
今週のドル円予想レンジ:133円80銭~126円30銭(50%、BB中心)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]米金利との連動性

(ユーロ米ドル日足)



先週のユーロドルは2020年3月のコロナパンデミック時に付けた安値1.0635を下回り5年3か月ぶりに1.0472まで下落した。
ロシアからの禁油などの制裁強化により欧州経済への悪影響が懸念される中で米長期金利が上昇したことからユーロ売りが加速している。先週末は月末週末ということもあり買い戻されているが米金利上昇によるユーロ売り圧力は依然として残る。
今週はFOMC会合が開かれるが改めて積極的な引き締めが示される可能性が高く、米金利との連動性が高まるユーロも一段の下値を探る展開が予想される。
2017年1月に付けた安値1.0340付近が次の下値目途として意識される。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0700(50%)~1.0340

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[豪ドル円]リスクオフとRBA会合

(豪ドル円日足)



先週発表された豪州1‐3月期四半期CPIは予想を上回る結果となり豪ドルは上昇に転じた。主要国の中で依然として引き締めの動きがなかった豪ドルだけに、出遅れた分の豪ドルへの買いが入りやすくなっていたと思われる。
しかし、NY株式市場が不安定な動きの中でリスクオフの円買いと同時にリスク通貨として意識される豪ドルに売りが強まり、週末に91円後半に押し戻されて引けている。
今週は中国や日本が大型連休の中で流動性が低下。その中でRBA政策会合が開かれる。
市場は政策金利を現行の0.1%から0.25%に引き上げると予想されており、それは既に織り込み済みとみられている。
しかし声明で今後も引き締め政策継続姿勢が示されるようなら豪ドル買いに拍車がかかる可能性が高いとみる。
薄商いの中ということから一時的に荒っぽい動きが予想されるが、押し目買いのチャンスを見極めたい。

今週の豪ドル円予想レンジ:95円30銭(BB上限)~90円40銭(50%)

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[全般]FOMC会合と不安定な株式市場

FRBの積極的な引き締めへの警戒感からNY株式市場が不安定な動きの中でリスクオフの円買いが強まる一方、米長期金利は上昇。今週はFOMC会合を控え、相場の節目になるか注目。

先週は20年ぶりの高値131円25銭を付けたドル円は大型連休の始まりというなかで調整の売りも入り一日で2円近い下げとなった。
早朝から円買いというよりもドル売りの動きが全般に強まり、ドル円は129円後半に押し戻された。ユーロドルも欧州株価の上昇を受け1.06手前まで上昇した。
しかし、その後は米長期金利の上昇によりドル買いが強まるとドル円は130円ミドルまで上昇。ユーロドルは1.0510付近まで下落した。しかし前日の最安値となる1.0472が意識され、下げ止まった。
NY市場ではこの日発表された米3月PCEデフレーターが40年ぶりの高水準となったことや1-3月期四半期雇用コスト指数も統計以来最大の伸びとなり米金利が上昇しドル買いで反応。
しかしその後発表された4月シカゴ購買部協会景気指数などが予想を下回るとドル売りで反応するなど神経質な展開となった。
一方前日上昇したNY株式市場は三指数ともに大幅下落となったことでリスクオフの円買いが進みドル円は129円31銭まで下落。クロス円も全般に上値が抑えられる中で特にリスク敏感通貨の豪ドルやカナダドルなどが対円で売りが強まった。
今週も日本の大型連休が続く中で注目のFOMC会合が開かれるということもあり全般にポジション調整の動きが目立った。
その注目のFOMC会合では政策金利を0.5%引き上げと同時にバランスシート縮小の議論が行われるとの見方が多い。
また、今後の引き締めペースも注目される中で6月と7月に0.75%利上げの可能性が示されるようなら一段の金利上昇に繋がりドル買いに繋がる。
一方で急速に進む金融引き締めに対してNY株式市場が更に下落幅を拡大するリスクもある。それはリスクオフの円買いにつながることからドル円上昇の勢いは抑えられることになる。
日本と中国が大型連休で薄商いの中、相場はドル買いと円買いの綱引きにより上下に大きく振らされやすくポジションコントロールには注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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