ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-05

[米ドル円]急激な引き締め観測後退でドル下落

(米ドル円日足)



FOMC会合では予想通り0.5%の利上げが実施された。その後パウエル議長がインフレはあまりに高いと発言したことでドル円は130円38銭まで上昇。しかし次回6月の会合では0.75%の利上げは検討していないとの発言を受けドル全面安。市場の多くが0.75%の利上げを織り込みつつあっただけに失望売りが強まるとドル円は128円63銭まで下落。一方NY株式市場は大幅上昇となったことでリスクオンの円安が進み129円前半で引けている。
薄商いの中下げとなったことでゆっくりと窓埋めに入る可能性が高いとみており、130円台に戻すのは明日の雇用統計発表まで時間がかかりそうだ。

ドル円予想レンジ:129円60銭(38.2%)~128円80銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]米金利低下でユーロ高

(ユーロ米ドル日足)



FOMC会合を控え米長期金利が低下したことでユーロは底堅い動きで推移。1.05付近から1.0560付近まで上昇。
FOMC会合では、6月の会合で0.75%の利上げを積極的に検討していないとのパウエル議長の発言を受けドル売りが強まるとユーロは1.0630近くまで上昇。高値圏での引けとなった。一方、この日は欧州委員会がロシアに対して石油の輸入を年内に禁止する方針を発表。制裁強化により欧州経済への懸念が高まったものの、市場はFOMCを控えていたことで反応していない。
FOMCが終了したことで徐々にこの報道はユーロの上値を抑えることになるとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.0650(38.2%)~1.0560

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド米ドル]BOE0.25%の利上げ予想

(ポンド米ドル日足)



昨日のFOMC会合で急激な引き締め観測が後退したことでドル売りが進み、ポンドドルは1.2480から1.2638まで上昇。そのまま高値圏での引けとなった。
FOMCでは0.5%の利上げが実施されたが今日はBOE政策会合が開かれ0.25%の利上げが予想される。既に0.25%の利上げを市場は大分織り込んでいることから発表後は寧ろポンド売りで反応する可能性がある。しかし一部では0.5%の利上げを実施するとの見方もある。ただ、今回0.5%の利上げを実施すれば当面利上げは打ち止めとの見方が広がることから上昇後は再び下落に転じる可能性が高いとみる。

ポンドドル予想レンジ:1.2670(38.2%)~1.2540

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[全般]パウエル議長発言でドル急落

FOMC会合後のパウエル議長記者会見で6月会合での0.75%利上げの可能性が否定されたことからドルは急落。株式市場は大幅反発で引けてきた。

昨日もアジア市場で日本や中国が休場となるなかで、NY時間に開かれるFOMC会合を控えドル円クロス円ともに慎重な動きが続いた。
NY市場が始まったところで発表された4月ISM非製造業景況指数は57.1と予想の58.5を下回ったがFOMC会合を前に市場の反応は限られた。
注目のFOMC会合では予想通り政策金利0.5%引き上げを全会一致で決定。声明の内容も想定内ということで反応は見られなかった。
その後パウエルFRB議長が「インフレは目標をはるかに上回っている」との発言を受けドル買いで反応。ドル円は130円38銭まで買われた。
しかし、その後「今後2回の会合で0.5%の利上げ議題を想定」「0.75%の利上げは積極的に検討していない」との発言を受けドルは急落。市場は次回6月の会合で0.75%の利上げを予想していたことから失望売りが強まり、ドル円は128円63銭まで下落。ユーロドルも1.0630付近まで上昇するなどドル全面安となった。
一方NY株式市場は極端な引き締め姿勢が後退したことから三指数ともに大幅上昇。一時マイナス100ドル近く下落していたNYダウは932ドル上昇するなどリスクオンの動きが強まったことで円安が進み、ドル円も下げ止まった。
バランスシートの縮小は6月1日からスタートすることになったものの市場はほぼ織り込み済みで反応は限られた。
一先ず今週のビッグイベントの一つが終了したものの明日はもう一つの注目材料となる米雇用統計が発表されることから、それまでにドル下落の調整が入る可能性が高いとみている。

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