[米ドル円]遅れるリスクオフの円買い

東京市場で米長期金利やNYダウ先物の上昇などからドル円は底堅い動きで推移。
NY時間に発表された米ISM製造業景況指数が予想に反して好調な結果を示したことでサプライズとなり、ドル円は130円19銭まで上昇。一方NY株式市場は軟調な地合いで推移。リスクオフの円買いの動きもドル買いに押された格好だ。
FRBは米の景気減速懸念から積極的な引き締めを緩めるとの見方もあるが、まだISM製造業景況指数だけでは判断は難しい。ドル高の流れは今日も続くとみるが、明日の雇用統計前に調整の売りが強まるとみている。リスクオフの円買いの動きは少し時間をおいて強まる可能性が高い。
ドル円予想レンジ:130円60銭~129円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]ECBとFRBの温度差

アジアから欧州市場にかけてユーロは底堅い動きで推移。前日発表された5月ユーロ圏HICPが過去最高の伸びとなり、ホルツマン・オーストリア中銀総裁が「新たなインフレの記録は0.5%の利上げの必要性を支持している」と発言したことでECBの金融政策の正常化が加速するとの思惑が広がり1.0739まで上昇。
しかし、NY時間に発表された米ISM製造業景況指数が予想外の上昇となったことで米長期金利は上昇。ユーロは1.0628まで下落した。米の景気減速懸念が後退しFRBの引き締め政策が意識されたことからドル買いがユーロを押し下げた格好だ。
ECBの金融政策の正常化に向けた動きに対してFRBの引き締めの動きとの温度差がユーロ売りに繋がっている。
この動きもシーソーゲームのように変わりやすく、発言や指標の結果次第で調整の戻しが入る可能性は高い。ただ、今の段階ではユーロの下降トレンドが継続しており、戻り売りスタンスで臨みたい。
ユーロドル予想レンジ:1.0680~1.0610(38.2%)
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[カナダドル円]BOC利上げ姿勢継続

アジアから欧州市場にかけてカナダ円はリスクオンの円安が進み、101円後半から102円ミドル付近まで上昇するなど底堅い動きで推移。
NY時間に開かれたBOC政策会合では予想通り政策金利を前回と同様に0.5%引き上げ、1.5%とした。発表直後は売られる場面も見られたが、声明では「インフレ上昇が定着するリスクは高まっている」「2%のインフレ目標達成のために必要な場合、より強力に行動する準備が出来ている」など今後も引き締めを継続する姿勢が示されたことで4月に付けた最高値102円95銭を上抜け103円09銭まで買われた。
原油価格も高止まりする中、更なる追加利上げの可能性が示されたことで底堅い動きは継続とみる。ただ、利上げは株式市場にとってネガティブ材料であり、一本調子の上昇はその反動も大きくなる。
明日の米雇用統計を前に調整の売りには注意したい。
カナダ円予想レンジ:103円50銭~102円40銭
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[全般]好調なISM製造業景況指数でドル高円安
昨日の東京市場ではNYダウ先物や米長期金利が上昇したことでドル買いと同時に円安の動きが強まりドル円は129円台に上昇。クロス円も全般に底堅い動きで推移して始まった。
欧州市場ではユーロ買いが先行。前日発表されたユーロ圏HICPが過去最高の伸び率となったことを受けホルツマン・オーストリア中銀総裁が「新たなインフレの記録は0.5%の利上げの必要性を支持している」と発言したことでECBの金融政策の正常化が加速するとの思惑が広がった。
しかしNY時間に発表された米5月ISM製造業景況指数が56.1と予想の54.5を上回ると一転。好調な米経済を背景にFRBが積極的な引き締めを継続するとの見方から米長期金利が上昇。ドル高が進むとユーロが急落。ドル円も130円台に乗せてきた。
一方NY株式市場は三指数ともに軟調な地合いで推移したものの、ドル買いの勢いがリスクオフの円買いを上回りクロス円も全般に底堅さをキープ。
市場はFRBが米の景気減速懸念から過度な引き締めを緩めるとの見方があったが、ISM製造業景況指数の結果を受け巻き戻しが入ったとみられる。
明日発表の米雇用統計が米経済と同様に好調な結果を示すものとなればFRBの引き締め強化姿勢が示されることになる。
反対に、景気への懸念が示されるようなら再びリスクオフの円買いと同時に米長期金利の低下によるドル安が進みかねない。
まだ予断の許さない状況は続く。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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