ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-06

[米ドル円]米CPIに注目

(米ドル円日足)



東京市場でドル円は20年ぶりに134円55銭まで上昇したがその後は実需や利食い売りなどにより133円19銭まで押し戻された。しかしその後ECBが引き締めを発表後に米長期金利が上昇したことでドル買いが強まるとドル円は再び上昇。134円44銭まで一円余り上昇して引けている。
本日NY時間に発表される米5月CPIは8.3%と前年同月比と同レベルの上昇が予想される。
市場は既に3月で物価がピークアウトしたとの見方が広がっているが、予想を上回り長期金利が一段の上昇となればドル買いが強まりドル円は2002年1月以来の高値135円15銭を試す展開も予想される。ただ、その時はNY株価が続落することになりリスクオフの円買いも強まることでドル円の上値も抑えられる。
発表後ドル円は高値付近を超える可能性もあるが週末ということもあり大きな調整の売りには注意したい。

ドル円予想レンジ:135円20銭~132円60銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECB7月から引き締めを決定

(ユーロ米ドル日足)



昨日開かれたECB理事会では7月1日から量的緩和APPを終了し同月の理事会で11年ぶりに0.25%の利上げに踏み切ることを発表。ラガルド総裁は9月の理事会では更なる利上げの可能性を示唆したことでユーロ買いが先行。1.0774まで上昇。しかし、ECBが引き締めに動き出したことでFRBも一層の引き締めに入るとの見方から米長期金利が上昇したことでユーロは下落に転じた。また、ユーロ圏でのスタグフレーションリスクも高まるとの見方もユーロの上値を抑えた格好だ。
今日はNY時間に米5月CPIが発表されるがもし物価上昇への懸念が高まるようなら米長期金利上昇につながり、ユーロも一段の下値を試す展開が予想される。

ユーロドル予想レンジ:1.0700~1.0560(50%)

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[米ドルカナダドル]カナダ雇用統計

(米ドルカナダドル日足)



5月中旬に1.3076の高値を付けた後ドルカナダは下落に転じ、前日には1.2517まで下落。しかし昨日のNY時間に米長期金利が上昇したことでドルカナダは反発。1.2704まで上昇し高値引けとなった。この日はマックレムBOC総裁が「一部の住宅市場はこのところ減速している」「住宅市場のある程度の減速は健康的」と発言。ここにきて金融引き締め効果が出始めているならば今後利上げを見送る可能性もある。一方FRBの引き締め強化継続姿勢が続くことからドル買い戻しが入ったとみられる。
今日のNY時間にはカナダの5月雇用統計が発表されるが前月から新規雇用者数が増加すると予想される。予想通りであれば追加利上げ期待が後退しドルカナダ買いで反応しそうだ。
また、同時刻に発表される米5月CPIの結果による米長期金利の動向にも注目。今日のドルカナダは波乱含みの動きが予想されるが最終的に底堅さ継続とみる。

ドルカナダ予想レンジ:1.2730(38.2%、BB中心)~1.2640

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[全般]ECB引き締めに動き始める

昨日のECB理事会では7月に量的緩和を終了し0.25%の利上げに踏み切ることを決定してマイナス金利からの脱出を図るなど、日銀だけがマイナス金利を継続することになった。
昨日の東京市場ではドル円が134円55銭と20年ぶりの高値を更新して始まった。しかし、その後は実需や利食い売りなどが入ると下落に転じた。同時に米長期金利も低下したことから欧州市場に入ると133円19銭まで売り込まれた。しかし売りが一巡すると再び買いが入り反発。
この日はECB理事会が開かれ7月1日に量的緩和APPを終了し同月に0.25%の利上げに踏み切ることを発表しユーロ買いで反応。インフレが鎮静化しなければ9月の会合でより大幅な利上げの可能性が示唆された。
ラガルド総裁は「インフレは暫くの間望ましくない水準で物価高が続く可能性」「9月も政策金利を更に引き上げる見込み」と発言。市場は既にこの程度の引き締めを織り込んでいたことから発言後ユーロは下落に転じた。
NY株式市場は三指数ともに大きく続落。
本日発表される米5月CPIが8.3%と前年同月比で横ばいと予想され利上げペースが変わらないとの見方から米長期金利は上昇。ドル円は上昇幅を拡大し134円台を回復。134円44銭まで上昇して引けている。
ECBがFRBに続き引き締めに入ることを決めたことで、日銀だけが依然としてマイナス金利を継続するなど取り残された格好となり円安が進みやすい状況となった。
しかし、一方で世界的な金融引き締めによる景気後退への懸念が株価を押し下げリスクオフの円買いも強まることになりドル円の上値も抑えられる。
今日の米CPIの結果は今後のFRBの政策と同時に株価の動向も示すことになることから注目。

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