ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-06

[米ドル円]リスクオフの円買いドル買い

(米ドル円時間足)



東京時間にドル円は1998年以来の高値135円19銭まで上昇。135円付近にはまとまった売りが並んでいたとの見方もあり、上抜けしたものの結局売り玉を誘引した格好となりその後は下落に転じた。日経平均株価も2万7千円を割り込むなどリスクオフの円買いが先行。先週発表された米CPIが予想を上回ったことから明日のFOMC会合と7月の会合でも0.75%の利上げを実施するとの見方がドル買いを促した。
ただ、米金利の2年と10年の利回りが逆イールドとなったことでリセッション懸念が広がる中、リスクオフの円買いがありドル円の上値も重い。
日銀黒田総裁が「円安は経済のマイナス」と、これまでの発言から変化がみられる。また、日本の10年債利回りもわずかに0.25%を上回るなど急速な円安への警戒感から日銀の金融政策スタンスに変化が見え始めている。
明日のFOMC会合前にポジション調整のドル売りが出やすく、昨日の安値近辺を再度試す展開を予想する。

ドル円予想レンジ:135円00銭~133円60銭(76.4%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ円]日銀政策スタンスに微妙な変化

(ユーロ円日足)



先週後半から始まったユーロ円の下落は週を越えて継続。
週明け東京市場で141円20銭付近まで下落して始まったが買い戻しの動きが入り141円76銭まで上昇。その後黒田日銀総裁が円安は経済にマイナスと発言したことから円買いが強まった。また、日経平均株価や上海総合指数の下落、欧州各国株式市場に続きNY株式市場も続落。リスクオフの円買いが進むとユーロ円は139円39銭まで下落。
これまで日銀とECBとの金融政策の違いから買われたユーロ円の巻き戻しが止まらない。
FOMCや日銀会合を前にポジション調整とみるが、株価の下落が下げ止まるまでユーロ円の売りは続くとみる。

ユーロ円予想レンジ:140円50銭~138円50銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド米ドル]GDP予想下回る

(ポンド米ドル日足)



昨日のロンドン時間に発表された英4月GDPが‐0.3%と予想の+0.1%を下回ったことでポンド売りが先行。また、NY時間には米長期金利が3.4%近くまで上昇するとポンドドルは5月13日に付けた安値1.2155を下回る1.2107まで下落。約2年ぶりの安値を付けた。今週木曜日に開かれるBOE政策会合では0.25%の利上げが予想されるが景気減速懸念から積極的な利上げは難しくなりそうだ。それに対して今日から始まるFOMC会合では先週の米CPIの結果を受け0.75%の利上げを継続するとの見方が広がるなかでポンドの上値は重い。ただ、明日のFOMC会合を前に買い戻しの動きが入るとみている。

ポンドドル予想レンジ:1.2240(23.6%)~1.2070

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[全般]世界同時株安とドル高円高

先週発表された米5月CPIが40年ぶりの伸びとなったことから、週明けから世界株価が下落。リスクオフの円買いと同時に米長期金利が上昇したことでドル買いの動きが進みクロス円は全面安となっている。

昨日の東京市場で米長期金利が上昇して始まるとドル円は24年ぶりの135円19銭まで上昇。日経平均株価も2万7千円を割り込んだ。しかし、その後黒田総裁が「最近の急速な円安は経済にマイナスであり望ましくない」と発言。日本の長期債利回りが一時0.25%を上回ったことから円買いが進みドル円クロス円ともに下落に転じた。
欧米市場ではこの流れが加速。欧州各国株価も下落するとNY株式市場も三指数ともに続落。NYダウは一時1000ドル以上下落するなどリスクオフの円買いが加速した。
金利も一時2年債が10年債利回りを上回るなどリセッションを示す逆イールドが発生。
米国を中心とした世界的な景気減速懸念が広がる中で円買いドル買いの動きが進んでいる。
市場は今週開かれるFOMC会合で0.75%の利上げを予想し始めている。更に7月も0.75%の利上げを織り込み始めていることから実際に明日のFOMCで0.5%の利上げに留まればドル売りが一気に進む可能性は高い。反対に0.75%利上げしたとしてもドル買いの反応は鈍くなるとみる。
また、円買いが進んだ背景には日銀の長期債利回りの上限としている0.25%が昨日は0.255%まで上昇。日銀が円安を抑制するために黙認するようであれば市場は全く織り込んでいないことから円買い余地は大きい。
ただ、それでも日米の金融政策の違いは明らかであり昨日のドル円クロス円の下落は一時的とみた方が良いかもしれない。
いずれにしても明日のFOMC会合はより一層注目度が高まった。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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