ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-06

[米ドル円]日銀政策会合に注目

(米ドル円日足)



東京市場でドル円は134円68銭まで上昇するなど底堅い動きで推移。しかし、欧州時間にSNBが政策金利を0.25%引き上げたことでドル売りが進むと、ドル円も132円31銭まで下落。その後133円30銭付近まで買い戻しが入ったものの、NY時間に発表された複数の米経済指標が予想を下回ると景気減速懸念からNY株価は下落。同時に米長期金利が低下したことでドル円は131円49銭まで下落。その後は132円20銭付近まで買い戻しが入り引けている。
本日の日経平均株価も軟調な地合いで始まる可能性が高く円買いの動きが強まる中で、日銀会合では他の主要国が引き締めに入ったことで緩和政策に変化を示すか注目が集まる。
イールドカーブ・コントロールの一部修正を示すとの見方があり、一時的にドル円が下振れする可能性はあるものの大きな変更は難しく、押し目買いのチャンスとみる。

ドル円予想レンジ:133円30銭~131円00銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ダブルボトム

(ユーロ米ドル日足)



東京市場でドル買いが先行するとユーロも上値の重い展開で推移。欧州市場に入ると米長期金利が一時3.5%近くまで上昇したことで1.0381まで下落した。
しかしNY時間に発表された住宅着工件数などの経済指標が予想を下回ったことで米長期金利が低下するとユーロは東京の高値1.0470付近を上抜けすると1.0601まで上昇して引けている。
結局前日のFOMC会合後に5月13日に付けた安値1.0350を下抜け出来なかったことからダブルボトムを形成。そのネックラインの1.06を上抜けるようなら1.08ドル付近までの上昇も見込める。
反対に1.0630付近で上値が抑えられるようならダブルボトムを下回る可能性が高まりかねない。

ユーロドル予想レンジ:1.0630(61.8%)~1.0480

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[ポンド米ドル]BOEの利上げとドル安

(ポンド米ドル日足)



昨日のロンドン時間に開かれたBOE政策会合では政策金利0.25%の利上げを決定。一部で0.5%の利上げ予想もあったことから発表後1.2041まで下落。
メンバーの6人が0.25%、3人が0.5%の利上げを主張。声明では「必要であればインフレに対して力強く対応する」など、5回連続の利上げを実施したが今後も引き締めを継続する姿勢を示した。
その後米長期金利が急低下したことでドル売りが強まるとポンドも反発。1.2406まで安値から360ポイント余り上昇して引けている。
ただFRBの引き締めペースはBOEを上回っており最終的にドル買いの動きが強まるとみる。
週末ということもありポンドの上昇もそろそろ終盤に近い。

ポンドドル予想レンジ:1.2470(BB中心)~1.2250

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[全般]SNB利上げで日銀も?

スイス中銀が予想外の利上げに踏み切ったことで日銀も追随するとの見方から円が上昇。同時にドル売りの動きが活発となった。
昨日の東京市場では前日のFOMC会合でのパウエル議長のハト派発言でドル売りが強まった反動もあり、ドルは底堅い動きで始まるとドル円も134円94銭まで上昇。
しかし欧州市場が始まったところでスイス中銀が政策金利の0.5%引き上げを決定。据え置きが予想されただけにサプライズとなりドルスイスが急落したことでドル売りが強まると、ドル円は133円を割り込み132円31銭まで下落。ユーロやポンドなどその他の主要通貨も軒並みドルが売られた。
その後BOEが政策会合を開き、5回連続の利上げとなる政策金利の0.25%利上げを決定。市場の予想通りとなりポンドは寧ろ売りで反応。しかしドル売りの流れが続く中で直ぐに反発。
NY時間に入り米5月住宅着工件数や建設許可件数、そしてフィラデルフィア連銀製造業景気指数がそれぞれ予想を大きく下回るとドル売りが更に加速。この結果を受け足元の経済に対する警戒感が高まり、NY株価が三指数ともに大幅安となったことでリスクオフの円買いも重なりドル円は131円49銭まで下落した。
クロス円も全面安。FRBに続きSNBやBOEも利上げを実施する中で、今日の東京時間に開かれる日銀会合に注目が集まる。
ただ、金融緩和の見直しが行われるとの見方から円買いが進んでいる。
リスクオフの時にはスイスフランが買われるといった日本に似通ったスイスだが、SNBが予想外の利上げに踏み切ったことで市場は日銀の今日の動きに注目が集まる。
もし日本だけ緩和政策を継続するとなればこれまで以上に円売りが強まりかねないことから何らかの変化を示すとみる。ただ、それでも日本が主要各国の引き締めに比べ相対的に出遅れ感があり、調整が一巡すれば最終的に円が売られやすい状況は継続するとみる。

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