ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-07

[米ドル円]137円天井を意識

(米ドル円日足)



先週末の東京時間に安倍元首相が銃撃されたとの報道からドル円は136円を割り込み135円33銭まで下落。リスクオフの円買いで反応。その後は窓埋めの動きから135円後半に押し戻された。NY市場では米雇用統計が予想を上回る好結果となったことによりドル買いで反応。米長期金利が上昇し136円56銭まで上昇したもののその後は135円後半まで押し戻されるなど往って来い。結局前週に付けた高値137円には届かずに引けている。
今週はFRBの金融政策に大きく影響を及ぼす米CPIが発表され、前月の8.6%を上回る8.8%が予想される。予想通りであればドル買いで反応するとみられるが既にFOMCでの0.75%の利上げは織り込み済み。
一方で大幅利上げによる景気減速懸念の高まりから株式市場は下落リスクが高まり、リスクオフの円買いの動きがドル円の上値を抑えることになる。ただ、金利上昇が市場リスク許容度を上回るようなら今年最高値の137円を上抜ける可能性が高まる。137円をクリアに上回るようなら140円の大台が次のターゲットとして意識されるが、FOMC会合を前に短期取引中心の動きから一時的な上抜けで終わるとみる。

本日のドル円予想レンジ:136円60銭~135円80銭
今週のドル円予想レンジ:137円20銭~134円90銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]1.0のパリティ割れ

(ユーロ米ドル日足)



先週のユーロドルは強いサポートとして意識されていた1.03ミドルを下回ると売りが加速。市場は次のサポートレベルとして1.0のパリティ割れを意識。週末には1.0071まで下落。ただ、その後は1.01後半まで買い戻されるなど短期筋中心の動きがあったとみられる。
市場は1.0割れを狙っており今週発表されるドイツの7月ZEW景況感調査の結果が予想以上に悪化すればパリティ割れを試す展開が予想される。また、米CPIの結果米長期金利が一段と上昇するようならユーロは1.0のパリティ割れを狙いに行く可能性が高い。
ただ、日足ローソク足を見ると底値で長い下髭を伸ばした下影陽線が出たことで一旦底値を付けた可能性もある。
1.0を割り込んだとしても短期筋中心の動きが目立つ中で直ぐに買い戻しが入る可能性が高い。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0340~0.9960

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[米ドルカナダドル]BOC追加利上げ

(米ドルカナダドル日足)



先週もドルカナダは5月と6月に続き1.31ドル台に乗せることが出来ずに反落。上値の重さを確認したことから下落圧力が高まった。
今週開催される7月のBOC会合では6月に続き今回も0.5%か0.75%の利上げが予想されているが市場は0.75%を既に織り込み始めている。政策金利は今回の利上げで2.25%となる予想だが、BOCは3.0%まで利上げを実施するとみられており声明文の内容に注目が集まる。
声明がタカ派的であればカナダドル買いが強まると見るが、今月末にはFOMC会合で0.75%の利上げが予想されるだけにドルカナダの下値も限定的とみる。

今週のドルカナダ予想レンジ:1.3050~1.2800(50%、BB下限)

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[全般]米CPIとFRBの利上げ幅

今週は米CPIが発表されるが、その結果次第で来週のFOMC会合での利上げ幅がどの程度になるか見極めるうえで注目。

先週末の東京時間に安倍元首相が銃撃されたとの報道からリスクオフの円買いが進みドル円は売りで反応。136円付近で推移していたドル円は135円33銭まで下落。クロス円もつられて全面安となった。
欧州市場に入るとユーロ売りが先行。1.0のパリティ割れを狙った動きとみられ、ユーロドルは1.0072まで下落。ポンドもつられて下落したがその後は買い戻しが入るなど短期筋中心の動きが目立った。
注目された米6月雇用統計は非農業部門雇用者数変化が37.2万人と予想の26.8万人を大きく上回り、平均時給も前年比で5.1%と高い伸び率を示したことからドル買いで反応。堅調な労働市場を背景にFRBが積極的な利上げを実施しやすくなるとの見方から米長期金利が上昇。ドル円は135円後半から136円56銭まで買われた。その後は135円後半に押し戻されるなど往って来い。週末ということもありポジション調整が入り136円台に乗せて引けている。
市場は今月末に開かれるFOMC会合での利上げ幅に注目。今週発表される6月CPIは5月発表の8.6%から8.8%に上昇すると予想されている。予想通りであればFOMC会合で0.75%の利上げが見込まれるが既に市場は織り込んでいる。予想を下回るようならインフレがピークアウトしたとの見方からドル売りが一気に進むリスクもある。一方で株式市場は景気減速懸念が後退しリスクオンの円安が進むことになる。
いずれにしても今月末のFOMC会合を見極めるまではポジションを一方向に傾けにくいことから「往って来い」になりやすい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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