ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-07

[米ドル円]高値更新後は

(米ドル円日足)


NY時間に発表された米6月CPIが40年半ぶりの高い水準に上昇したことでドル円は137円87銭まで上昇。今月のFOMC会合では1.0%の利上げ期待が高まり米長期金利が上昇したことでドル買いが強まった。しかし、その後バイデン大統領がこのデータは過去の数値としたもので物価がピークアウトしたとの見方も広がりドル円は137円11銭まで押し戻された。その後もドル買いの動きは続いたがNY株価が三指数ともに下落したことでリスクオフの円買いも強まりドル円の上値が抑えられている。
ドルの強さは今後も続くとみるが逆イールドが更に広がる中でリセッションへの懸念も燻る。今後発表される利上げやミシガン大消費者信頼感指数なども控えドル円の上値も138円が目先の天井とみる。

ドル円予想レンジ:138円00銭(BB上限)~136円70銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]1.0を割り込んだものの

(ユーロドル日足)


欧州市場でユーロ売りが先行し1.0006まで下落したが売りが続かず1.0088まで反発。その後発表された米6月CPIが予想を上回ったことでドル買いで反応。ユーロは1.0を割り込み0.9998を瞬間的につけたが耐久時間は殆どなく直ぐに1.0に押し戻された。結局その後はショートカバーが入り1.0122まで上昇するなど短期筋が仕掛けた可能性が高い。1.0にはオプション絡みの防戦買いもあったと思われ短期的にユーロショートが積み上がったとみるが、それも時間の問題とみている。1.01ドル付近は戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ:1.0100(38.2%)~0.9950(BB下限)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[米ドルカナダドル]BOC1.0%の利上げへ

(米ドルカナダドル日足)


CPI発表前はドルの上値が重くドルカナダも1.3030付近から1.2870付近まで下落。CPIが予想を上回ると一転してドル買いが強まり1.3060付近まで上昇。しかし、その後BOC政策会合で政策金利が予想された0.75%を上回る1.0%の利上げを決定するとカナダ買いが強まり1.2937まで反落。引けにかけて1.2980まで買い戻されている。
1.0%の利上げは衝撃的ではあるが今月のFOMC会合でも1.0%の利上げ観測が急速に高まったことでドルカナダは一先ず底値を付けたとみる。
ドルカナダの1.31ドル手前はこれまで何度も上値が抑えられており昨日も結局抑えられた。1.31ドル付近にストップ注文を置いて1.3060付近では戻り売りスタンスで臨む。

ドルカナダ予想レンジ:1.3030(61.8%)~1.2850(BB下限)

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[全般]米CPI40年半ぶりの高水準

注目の米6月CPIは予想を上回る高水準となりドル買いが先行したものの、これでピークアウトしたとの見方もありその後売りが強まった。

昨日の東京市場でドル円は136円69銭まで下落するなど上値の重い展開で始まったが、その後は米長期金利や日経平均株価の上昇などから137円25銭まで上昇。
欧州市場に入るとユーロ売りが先行。1.0のパリティ割れを狙った短期筋が仕掛けたと思われるが結局1.0007までとなりその後は買い戻しが入った。
NY時間に発表される米CPIを控え全般にポジションを軽くする動きが目立った。
注目の米6月CPIは前年比で9.1%と予想の8.8%を上回り40年半ぶりの高い水準まで上昇。これを受け米長期金利が上昇しドル買いで反応。ドル円は前日の高値を上回り137円87銭まで上昇。ユーロも1.0のパリティを割り込み0.9997まで下落した。
市場は今月のFOMC会合で1.0%の利上げを織り込み始めた。
ただ、その後バイデン大統領が「6月のCPIは受け入れ難いほど高水準だが、最近のガソリン価格の下落を考慮すると過去の数値だ」と発言。実際30日間ガソリン価格は下落するなど今回のCPIでピークアウトしたとの見方も広がり急速にドル売り戻しの動きが強まった。ドル円は137円10銭まで押し戻されユーロドルも1.0123まで反発するなど荒っぽい動きとなった。
一方米長短金利逆転の動きが更に広がりリセッション懸念が広がる中で、NY株式市場は三指数ともに下落するなどリスクオフの円買いも進みドル円の上値を抑えた。
昨日はRBNZとBOCの政策会合も開かれた。RBNZは予想通り0.5%の利上げを決定。BOCは予想の0.75%を上回る1.0%の利上げを決定。しかし、それぞれ決定後の上昇幅はこれまでとは異なり限定的となっている。それだけ市場は引き締め政策が景気への影響を懸念し始めているということかもしれない。

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