ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-07

[米ドル円]FOMC会合でも136円台

(米ドル円日足)



東京から欧州市場にかけてドル円は136円前半から後半でのレンジ相場が続いたが、NY市場に入りユーロが大きく下落したことでドル買いが強まりドル円も137円付近まで上昇して引けている。
明日未明に発表されるFOMC会合を控えドル円の目先のポジションは大分軽くなっているとみてよいだろう。FOMC会合での利上げ幅とともにパウエル議長の発言次第でドル円はどちらにも動きやすくなっている。ただ、市場が予想する0.75%の利上げ幅となれば寧ろその前に買い戻されていたことからドル売りで反応するとみている。
一方パウエル議長がこれまでと同様に物価上昇の抑制を優先する姿勢を示すようなら今後も大幅利上げの継続期待からドルは底堅い動きが予想される。ただ、明日のNY時間に発表される米GDPがマイナスになるようならリセッション懸念から引き締め観測が後退しドルが反落する可能性もある。
結局FOMC会合でのドル円は最終的に136円台で収まりそうだ。

ドル円予想レンジ:137円50銭(50%)~136円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ノルドストリーム1のガス供給削減懸念とFOMC会合

(ユーロ米ドル日足)



月曜日にロシアがノルドストリーム1のガス供給量を容量の20%まで削減するとしたことで昨日もユーロ売りが一段と加速。東京市場で1.0250を付けた後はもみ合いが続いたが、欧州市場でガス供給が一段と削減されるのではといった懸念から売りが再開。NY市場では1.0108まで下落しそのまま安値圏で引けている。FOMC会合を控え米長期金利が上昇したこともユーロの上値を抑えている。
明日未明のFOMC会合では予想通り0.75%の利上げとなりそうだが、パウエル議長がこれまで同様に物価上昇の抑制を優先する姿勢が崩れないようならドル買いが一層強まりユーロが再び1.0のパリティレベルを試す展開を予想する。ただ、既に米長期金利の上値は3%付近で抑えられている。
1.0のパリティ割れではユーロの買い戻しなども含め、かなり強いサポートとして意識される。

ユーロドル予想レンジ:1.0180~1.0030(76.4%)

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[ポンド米ドル]下降トレンド継続

(ポンド米ドル日足)



次期首相を巡り、トラス外相が優勢との報道もあり政局不安は解消されつつある英国だが、ユーロの下落につられて昨日は1.2090から1.1964まで下落した。
しかしNY市場ではユーロポンドの売りが強まる中でポンドは1.2053まで反発。ほぼ往って来いの動きとなっている。
1.21ドル付近は下降トレンドラインが位置することから強いレジスタンスとして意識され上値が抑えられたが、明日のFOMC会合次第では一段上値を試す展開が予想される。
ただ、ポンドの弱さは継続しており下降トレンドラインを上抜けたとしても一時的とみる。
フィボナッチ61.8%戻しでありボリンジャーバンドの上限が位置する1.21後半で上値が抑えられるようなら売りを出しておきたい。

ポンド米ドル予想レンジ:1.2160(61.8%、BB上限)~1.1960

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[全般]FOMC会合控えドル買い戻し

明日未明に開かれるFOMC会合での利上げ幅やパウエル議長の発言を控え、市場はドル買い戻しの動きが目立った。

昨日の東京市場では前日のNY株式市場の軟調な動きを引き継ぎ、ドル円は136円70銭付近から136円28銭まで下落。その後は米長期金利の上昇に伴いドル買いが進み136円70銭まで上昇する往って来い。
欧州市場では前日のロシアによるノルドストリーム1の供給量削減への懸念によりユーロ売りが先行。1.02ミドルから1.01前半まで下落。クロス円の下落に伴いドル円も138円前半まで押し戻された。
NY時間に発表された米7月消費者信頼感指数や7月リッチモンド連銀製造業指数、そして6月新築住宅販売件数などが軒並み予想を下回る結果となったが、明日未明に開かれるFOMC会合を控え市場の反応は限られた。
一方NY株式市場はマイクロソフトやウォルマートなどの決算結果を受け三指数ともに下落。リスクオフの円買いとともに米長期金利が上昇に転じたことでドル買いも進みドル円は反発。ユーロドルの下げ幅を拡大する中でドル買いの動きがドル円を136円後半に押し上げて引けている。
明日未明のFOMC会合では0.75%の利上げで市場予想は一致しており、サプライズはないとみられる。ただ、パウエル議長がこれまで通り、景気よりも物価上昇の抑制が優先との見方が示されるようならドル買いで反応するとみている。
また、市場は引き締めによる景気減速への懸念が広がり始めており、明日発表される米4‐6月期四半期GDPがマイナスとなればリセッション懸念から積極的な引き締め観測の後退によってドルが反落するとの見方もある。
従って、FOMC会合ではそれ程大きな動きにはなりにくいとみている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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