ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-07

[米ドル円]ドルの下振れリスク

(米ドル円日足)



FOMC会合を控えドル円は買い戻しが先行し137円40銭付近まで上昇。FOMC会合では予想通り0.75%の利上げでとどまったことでしドル円への反応は限られた。その後パウエル議長の「必要であれば大幅利上げに躊躇しない」との発言で137円45銭まで上昇したもののその後は「ある時点で利上げ速度を緩めることが適切」「ソフトランディングはここ数か月でより困難になってきている」など、やや弱気の発言によりドル円は136円32銭まで1円余り下落。そのまま安値圏での引けとなった。
今後はデータ次第との発言が何度か繰り返されたことで今日の米4-6月期GDPに注目が集まる。今回のパウエル発言ではこれまでと同様に物価抑制が優先されることが示されたものの米長期金利の低下などを見ると市場の過度な引き締め観測が後退したようにみえる。
GDPが予想上回るものであれば一時的にドル買いで反応したとしても暫くドルの下振れリスクが燻る展開が続く可能性が高い。

ドル円予想レンジ:137円00銭~135円50銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]パウエル発言でユーロ下落

(ユーロ米ドル日足)


ユーロは欧州市場で買いが先行し1.0171まで上昇したがFOMC会合を控えポジション調整の売りが強まりNY市場で1.0097まで下落。FOMC会合では予想通り0.75%の利上げにとどまったことで反応は限られた。しかしパウエル議長の「ある時点で利上げを抑制することが適切」との発言を受けドル売りが強まりユーロは1.0171を上回ると損切りを巻き込みながら1.0220まで上昇。そのまま高値圏で引けている。
ノルドストリーム1のガス供給への懸念やイタリアの政局不安などのネガティブ材料は依然としてユーロの上値を抑えることからユーロ売りの流れは継続。
今日明日にもパウエル発言直前に付けた安値1.01前半を再度試しに行く展開を予想する。

ユーロドル予想レンジ:1.0220~1.0110(50%)

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[ポンド円]ダブルトップ

(ポンド円日足)


FOMC会合を控えポンド円は165円を挟んでの底堅い動きが続いた。
そのFOMC会合では予想通り0.75%の利上げとなったことで反応は見られなかったがパウエル議長のややハト派的とも取られる発言からドル売りが強まりポンドは対ドルで上昇。同時にドル円も下落したがポンドの上昇の勢いが増したことでポンド円は166円33銭まで上昇。このレベルは7月20日に付けたレベルとほぼ同レベルということで上げ止まった。また、このすぐ上にはボリンジャーバンドの上限が位置することからダブルトップを付けた可能性が高い。
大きな下落は期待できないものの163円付近までの下げは視野に入ることからバンドの上限付近では売りを出しておきたい。

予想レンジ:166円50銭(BB上限)~165円00銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[全般]FOMC会合後パウエル議長発言でドル下落

注目のFOMC会合では予想通りの結果となったが、パウエル議長のややハト派的ととられる発言からドルは下落に転じている。
注目されたFOMC会合では予想通り政策金利0.75%の利上げを決定。発表後ドル買いで反応したものの、全員一致で1%利上げの可能性もなかったことからドルは殆ど動きが見られなかった。しかしパウエル議長の発言を受けドル円は137円45銭付近まで上昇後135円32銭まで下落した。
パウエル議長の「必要であれば大幅利上げに躊躇しない」との発言でドル買いに反応したものの、その後「ある時点で利上げ速度を緩めることが適切」「ソフトランディングはここ数ヶ月でより困難になっている」との発言でドルは下落。ただ、データ次第で次回の会合でも大幅利上げが適切になる可能性があるとしたことで下げ渋った。また、今後の利上げはデータ次第との発言が何度も聞かれたことでややハト派的と市場は受け止めた。
これを受けNY株式市場は三指数ともに上昇し米長期金利も低下。ドル売りが進みドル円は結果的に136円ミドルで引けている。
データ次第という発言が繰り返されたことで今後の米経済指標に市場の注目は集まる。
まずは本日のNY時間に発表される米4‐6月期四半期GDPに要注意。
前回マイナスに転じたことで、今回も予想を下回るマイナスとなればリセッション入りとなり、今後FRBも大幅利上げが難しいとの見方からドル売りが更に進む可能性が高まる。
反対に予想を上回る結果となったとしても来週の雇用統計などの重要指標を控え、相場はやや膠着状態に入る可能性が高い。

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