ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-07

[米ドル円]円高とドル安急進

(米ドル円日足)



前日のFOMC会合でのパウエル議長の発言からドル売りが強まり、東京市場でドル円は135円前半まで下落。その後買い戻しも見られたが、NY時間に発表された米GDPが二期連続でマイナスとなったことでリセッションへの警戒感が広がりドル売りで反応。ドル円は135円20銭まで下落して引けている。
日米の金利差による買いが進んできた流れの巻き戻しが入り始めたとみてよいだろう。
5月後半からの上昇から見ると50%戻しの133円付近か61.8%戻しの131円ミドルが次の下値目途となる。
今年3月からの巻き戻しとなれば更に深い下値を探ることになるが、まだそこまでの下げになる可能性は低いとみる。
週末ということもあり今日のNY時間に発表される米6月PCEデフレーター次第では買い戻しのきっかけになるかもしれない。
ただ、7月14日に付けた139円ミドルが当面の天井になった可能性が高く、上値は切り下がったとみてよいだろう。

ドル円予想レンジ:135円30銭~132円90銭(50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ円]137円の底値割れ?

(ユーロ円日足)



ユーロは対ドルではほぼ往って来いとなったが、対円で大きく下落。一日で3円近い下落となったのは5月12日の4円下落して以来となる。
144円台のダブルトップを付けた後の安値137円付近を下抜けたものの、136円前半で下げ止まりから反発。136円付近に戻すなど窓を埋める動きとなっている。
今日はドイツの4-6月期GDPやユーロ圏7月HICPの発表を控えており、結果次第では買い戻しの勢いが増す可能性もある。
しかしノルドストリーム1のガス供給懸念やイタリア政局不安などを抱えるユーロの上値は限定的とみる。
買い戻しが一巡したところで売りを出しておきたい。

ユーロ円予想レンジ:138円00銭~135円50銭(76.4%)

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[カナダドル円]105円ミドルの上昇チャネルの下限

(カナダドル円日足)



FOMC会合後に円買いが進み106円ミドルにいたカナダ円は105円34銭まで下落。その後106円手前まで買い戻しも見られたが米GDP発表後に円買いが更に進み、105円ミドルの上昇チャネルの下限を下回ると104円58銭まで下落。
一時的な割り込みかどうかは今日のNY終値次第。もし終値で105円ミドルを上回らないようなら上昇チャネル終了となり一段の下値探りとなる。

カナダ円予想レンジ:105円70銭~103円90銭(BB下限)

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[全般]円独歩高と米国リセッション入り

円が一気に上昇する中でNY時間に発表された米GDPが二期連続でマイナスとなったことでリセッションに入ったとの見方からドル売りも重なり、ドル円は2円余り下落して引けている。
昨日の東京市場では前日のFOMC会合で、パウエル議長が利上げペースを鈍化させる可能性を示唆したことからドル円は売りが先行。136円ミドルから135円前半まで下落した。
欧州市場ではドル円の買い戻しが入り135円80銭付近まで押し戻されたが、ユーロを中心としたクロス円の売りも入りドル円の上値が抑えられた。
NY時間に発表された米4‐6月期四半期GDPが‐0.9%と予想の0.5%を下回っただけではなく、二期連続でマイナス成長によるテクニカル・リセッション入りとなったことからドルが全面安。米長期金利も低下しドル円は135円を割り込んだ。
一方でNY株式市場はFRBが積極的な引き締めに動きにくくなったとの見方から、寧ろ三指数ともに大きく上昇幅を伸ばした。
円独歩高が続く中で同時にドル売りが強まり、ドル円は134円前半まで下落して引けている。
円独歩高の背景にはこれまでFRBやその他の中銀の引き締め強化に対して、日銀が大規模金融緩和政策継続姿勢を示していたことによる金利差から円安が進んできた。しかし前日のFOMC会合でのパウエル議長の発言で利上げペースを予想よりも早く緩めるとの見方が広がり、金利差拡大もピークを迎えるとの見方から円の買い戻しが始まったためとみられる。また、米中首脳会議での台湾を巡る地政学的リスクにも注意しておきたい。
調整的な巻き戻しとみればそろそろ週末ということもあり一巡する頃だが、反発したとしてもドル円クロス円ともに上値は切り下がったとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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