ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-08

[米ドル円]139円の重さ

(米ドル円日足)



昨日の東京市場では実需のドル売りが先行しドル円は138円40銭付近まで下落。欧州市場にかけて一旦は買い戻しが入ったものの、その後米長期金利が3.05%に低下すると138円06銭まで下落。しかし138円の大台が意識され下げ止まった。
その後発表された米消費者信頼感指数が予想を上回るとドル買いが再開。また複数のFRBメンバーからタカ派発言が相次いだこともあり、ドル円は139円08銭まで上昇。しかし、すぐに押し戻されるなど前日に引き続き139円の上値の重さが確認された。
今週末発表の米雇用統計までドル円は138円台を中心としたもみ合いに入った可能性が高い。

ドル円予想レンジ:139円20銭(BB上限)~137円80銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]1.0を挟んでもみ合い

(ユーロ米ドル日足)



東京市場でユーロは上値の重い展開で始まると0.9983まで下落。その後米長期金利の低下や天然ガス価格の低下などからユーロは反発。東京の高値1.0013を上回ると断続的に損切りを巻き込み1.0054まで上昇。
また、この日はスロベニア中銀総裁、レーンECB専務理事、エストニア中銀総裁、ドイツ連銀総裁、ベルギー中銀総裁といった多くの中銀総裁からそれぞれ9月の理事会での利上げに関する発言が相次いだ。その中でも複数の総裁が0.75%の利上げに前向きな姿勢を示したこともユーロ買いを促した。
ただ、ノルドストリーム1が今日から三日間停止され、もしこのまま停止を継続するようならユーロ売りが一気に強まりかねない。その間は1.0のパリティを挟んだもみ合いが続くとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.0080(38.2%)~0.9950

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[ポンド米ドル]ポンド売り止まらず

(ポンド米ドル日足)



連休明けとなったロンドン市場でポンドは買いが先行。米長期金利が低下したこともあり1.1760まで買われた。しかし、その後はドルだけではなくユーロなど複数の通貨に対して売りが強まると東京の安値1.1680付近を下回り1.1622まで下落。このレベルは2020年3月以来の安値となる。
先週発表された英8月製造業PMIが50を下回るなど景気の先行き不透明感が深まる中、インフレが23年1月には18%台に到達するとの見方も浮上。来月のBOE会合では一段の利上げが予想されるが、寧ろスタグフレーションリスクの高まりからポンド売りが止まらない。
政治不安なども重なり2020年3月に付けた最安値1.1404をいずれ試しに行く可能性が高い。

ポンドドル予想レンジ:1.1720~1.1570(BB下限)

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[全般]複数のFRBメンバーの発言がドル下支え

昨日は多くのFRBメンバーの発言があり、先週のパウエル議長の発言を踏襲する内容が示されたことでドルの堅調な地合いが継続。

昨日の東京市場でドル円は上値の重い展開で始まった。月末に近付いたこともあり輸出企業のドル売りが散見され138円ミドル付近まで下落。その後欧州市場にかけて米長期金利の低下に伴い138円06銭まで下落した。
ユーロドルも東京市場では上値の重い展開で始まると0.9982まで下落。欧州市場では米長期金利が低下したことや天然ガス価格の低下に伴いユーロ買いが先行。また、欧州各国中銀総裁などのタカ派発言が見られ1.0054まで反発。バスレ・スロベニア中銀総裁は「7月の理事会での0.5%利上げより大幅利上げを支持」、ミュラー・エストニア中銀総裁も「9月理事会で0.75%の利上げについて議論すべき」などの発言を受けたもの。
しかしNY時間に発表された米8月消費者信頼感指数が103.2と予想の97.9を上回ると一転。ドルが全面高となりドル円は139円08銭まで上昇。ユーロドルは0.9983まで下落。
また、この日はNY連銀総裁、リッチモンド連銀総裁、アトランタ連銀総裁などの複数のFRBメンバーのタカ派発言が相次いだ。特にウイリアムNY連銀総裁は「長期的には中立的な水準よりも高い金利を設定する必要」など年末まで引き締め継続姿勢を示すなど先週のパウエル議長の発言を踏襲する内容が見られたこともドルの下支えとなった。
今日も何人かのFRBメンバーの発言が予定されているが、同様にタカ派的な内容を示すとみられることからドルは底堅い動きが予想される。
ただ、今後は経済指標次第との見方が示されており、今日発表の米8月ADP雇用統計の結果次第ではドルの下振れリスクが一時的に高まる可能性もあり注意したい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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