ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-09

[米ドル円]143円台に上昇

(米ドル円日足)



東京市場でドル円は143円台に上昇するとその後も買いが継続。各国が利上げを実施する中で日銀との政策の違いが改めて意識され円売りの動きが強まり144円台ミドルまで上昇。欧州市場でも円売りの勢いが続く中でドル円は144円99銭と24年ぶりの円安となった。
しかし145円にはバリアオプションなどの売りが並んでいたとみられ上値が抑えられた。
その後米長期金利が低下するとドル売りが強まり143円80銭付近まで押し戻されて引けている。
本日NY時間にはパウエル議長の発言を控え一段調整売りが入る可能性もある。ただ、FRBはこれまでの引き締めスタンスを継続するとみられることから発言後は再び買いが強まるとみる。ただ、来週の米CPI発表やその後のFOMC会合までは145円が当面の天井として意識される。

ドル円予想レンジ:144円60銭~142円90銭(23.6%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECB理事会とノルドストリーム

(ユーロ米ドル日足)



東京から欧州市場にかけてユーロは0.99を挟んで上値の重い展開が続いた。
その後プーチン大統領の「ロシアはエネルギーを武器として使用しない」「必要であればノルドストリーム2を再開する準備がある」との発言を受けユーロ買いで反応する場面も見られたが実際に再開するかどうか懐疑的な見方が上値を抑えた。
しかし、その後原油価格が急落し米長期金利が低下したことで1.0のパリティーを回復して引けている。本日開かれるECB理事会では政策金利の0.75%引き上げが予想されるが既に織り込み済み。ただ、声明では今後も積極的な利上げが示されるとの見方がある。また、ユーロ安は物価押し上げ要因となることから為替に関する言及があればユーロ買いが一段と進む可能性もある。
しかし、米国と比較してユーロ経済は相対的に弱く、FRBの積極的な利上げもありユーロの上値は限定的とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.0060(38.2%)~0.9940

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[カナダドル円]BOC追加利上と原油安

(カナダドル円日足)



東京時間から円安の勢いが強まりカナダ円は108円ミドルから109円ミドルまで上昇。欧州市場に入っても円売りの勢いは止まらず110円10銭まで買いが進んだ。
その後NY時間に開かれたBOC政策会合では予想通り政策金利を2.5%から3.25%まで引き上げた。前月の1%利上げには及ばなかったものの声明では今後も追加利上げの可能性を示した。しかし、既に上昇していたカナダドルだけに買いが限定的となった。また、同時にWTIが大きく下落したこともカナダドルの上値を抑え、結局109円60銭付近まで押し戻されて引けている。
日銀との政策の違いによるカナダ円の上昇は今後も継続するとみるが原油価格の下落が進む中で目先小幅な調整売りが入りそうだ。

カナダ円予想レンジ:110円00銭~108円40銭(38.2%)

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[全般]ドル円145円直前で折り返す

ドル円の上昇が止まらず143円を上抜け144円99銭まで上昇。この日はドル高というより円売りの動きが強まりクロス円も全面高となった。

昨日の東京市場早朝からドル買いが先行。ドル円は143円をクリアに上抜けすると損切りを巻き込み143円50銭まで上昇。その後もドル円の買いは止まらず144円台に乗せてきた。その後はもみ合いが続いたものの欧州市場で再び上昇。クロス円を中心とした買いが強まるとドル円も144円99銭まで上昇。しかし、大台の145円には届かずその後は失速。NY時間には米長期金利が低下したことでドル売りも重なりドル円は143円後半に押し戻されて引けている。
火曜日にはRBAが利上げを実施し、昨日はBOCも0.75%の利上げを実施。マイナス金利を維持したスイス中銀も今月更なる利上げに踏み切るとの見方から、ドル以外の主要通貨に対しても円売りが進みクロス円が全面高となった。
鈴木財務相の口先けん制発言があったが、実際の介入は難しいとの見方から寧ろ円を売る動きを加速させた。
円安を抑えるにはFRBの引き締めが緩むときか、日銀が引き締めに向かう姿勢を示す時だ。しかしFRBは当面引き締めの手綱を緩める気配は見られず、日銀も頑なに緩和政策を継続するとみられている。
ドル円の上値目途は立たないままだが、今日はパウエル議長の発言を控えポジション調整が入る可能性は高い。また、来週は米CPIの発表もあり目先145円付近が天井として意識されそうだ。

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