ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-09

[米ドル円]145円を意識

(米ドル円日足)



東京市場では日経平均株価の上昇から円売りが先行し144円55銭まで上昇したが、米長期金利が3.23%付近まで低下したことで143円ミドル付近まで押し戻された。
その後神田財務官の急速な円安に対してのけん制的な発言により143円32銭まで下落した。しかしパウエル議長講演直前には143円後半まで買い戻しが入った。パウエル議長が改めてタカ派スタンス継続姿勢を示したことで144円44銭まで上昇したが、東京の高値には届かずに失速。144円を挟んでのもみ合いに入った。
パウエル議長のタカ派発言を受けても145円を上抜け出来なかったことで暫く強いレジスタンスとして意識され時間調整、或いは値幅調整の動きが強まる可能性もあり注意したい。

ドル円予想レンジ:144円60銭~143円20銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECB予想通り0.75%利上げ

(ユーロ米ドル日足)



昨日開かれたECB理事会では予想通り政策金利を0.75%引き上げ1.25%とした。声明では「今後数回の会合で更なる利上げを見込む」としたが市場は既に織り込んでいたことで反応は見られなかった。その後ラガルド総裁が「次回の利上げは75bpである必要はない」と発言。市場は次回も大幅利上げを予想していたことでユーロは0.9931まで下落。ただ、「データが大幅利上げを必要とするならそうする」と発言したことで下げ止まった。結局1.0のパリティ付近まで押し戻されて引けている。
1.0レベルは居心地が良いのか上下に振れても最終的に戻される。一先ずECB理事会というビッグイベントを無事に通過したことで目先1.0を挟んでのもみ合いに入った可能性が高い。

ユーロドル予想レンジ:1.0060(61.8%)~0.9940

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[ポンド円]寄引同時線

(ポンド円日足)



東京の早朝にポンド円は166円31銭まで上昇。しかし、その後は下落に転じロンドン市場で164円88銭まで下落した。
ローソク足日足チャートをみると三日間の陽線が出たところで天井を示す寄引同時線が現れた格好だ。166円30銭付近では7月に何度も上値が抑えられ、強いレジスタンスとして意識されたレベルでもあり目先の天井を付けた可能性が高い。
深夜にエリザベス女王が死去されたとの報道もあり、積極的にポンドを売り込みにくいとの見方もあるが市場は非情である。

ポンド円予想レンジ:166円00銭~164円10銭(38.2%)

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[全般]パウエル議長タカ派スタンス継続

昨日のパウエル議長の講演ではこれまで同様タカ派スタンス継続姿勢を示した。また、この日はECB理事会で0.75%の利上げを実施したが市場は織り込み済みということで大きな動きは見られなかった。

昨日の東京市場でドル円は144円55銭まで上昇。前日のNY株式市場の反発を受け日経平均株価も大きく上昇したことで円売りが先行。
しかし、米長期金利が低下しドル売りが強まると143円45銭まで押し戻された。また、その後神田財務官が急速な円安に対して「あらゆる措置を排除せず為替市場で必要な対応をとる準備がある」との発言を受けドル円は下落。買い戻される場面も見られたがパウエル議長の発言を控え143円32銭まで売られた。
その注目のパウエル議長の講演では「FRBはインフレ抑制の任務が完了するまで一直線で行動する」など、前回のジャクソンホールでの発言内容を踏襲。タカ派スタンス継続姿勢を改めて示した。ドル円は発言直前から上昇し始め発言後に144円44銭を付けたが、次回の会合での利上げ幅に言及しなかったことで上値も限られた。
結果的に各通貨に対してもドルの上昇はそれ程見られず、次の材料待ちといったところだろう。
また、この日はECB理事会が開かれ予想通り0.75%の利上げを決定。こちらもほぼ織り込み済みということから反応は限られた。ただ、その後ラガルド総裁が「次回の利上げは75bpである必要はない。75bpは標準ではない」との発言を受けユーロは1.0025近辺から一気に0.9931まで下落。ただ、ECB当局者の話として10月理事会での0.75%の利上げを排除しないとの報道で1.0近くまで買い戻されて引けている。
ユーロはECB理事会というイベントを超えたことで暫く落ち着いた動きが続く可能性は高い。

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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