ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-09

[米ドル円]荒っぽい動きが示すもの

(米ドル円日足)



週明け東京市場の早朝にドル円は142円前半に下落した後、日中に143円49銭まで上昇。欧州市場に入ると142円23銭まで押し戻されたが一旦買い戻され、再びNY市場で142円16銭まで下落するなどアップダウンの激しい動きとなった。
今日発表の米8月CPIの結果次第ではインフレがピークアウトするとの見方が広がる可能性もある。来週のFOMC会合での0.75%利上げはまず変わらないとみるが、今後の引き締めペースが緩やかになる可能性はある。このアップダウンの激しい動きはドル円の天井を打つサインともいえそうだ。

ドル円予想レンジ:143円50銭~142円00銭(61.8%、転換線)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ユーロ米ドル]ECBの大幅利上げ継続観測とウクライナ情勢

(ユーロ米ドル日足)



東京市場で1.00後半の狭いレンジで推移していたユーロは欧州市場で買いが先行し一気に1.0198まで上昇。ECBが大幅利上げを継続するとの観測がユーロ買いを促した。また、ウクライナが東部の一部を奪還したとの報道で、戦況が好転したこともユーロの下支えとなった。ただ、EUのエネルギー計画草案で電力需要の義務的削減が盛り込まれるとの報道がユーロの上値を抑えた。ロシアによる天然ガス供給停止への懸念は依然として燻る中でユーロの上値は重い。
今日の米CPIの結果次第でユーロ買いが強まるとしても下降トレンドの位置する1.01付近の上値を抜けるのは難しい。

ユーロドル予想レンジ:1.0180(BB上限)~1.0070(38.2%)

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[ポンド円]レンジの上限166円を上回る

(ポンド円日足)



昨日のロンドン時間の早朝に発表された英7月月次GDPや鉱工業生産、製造業生産指数などすべてが予想を下回る結果となった。しかし、発表前に円安が進みこれまで続いた160円から166円のレンジの上限を上抜けたことで買いが先行し、167円03銭まで上昇。来週のBOE政策会合での0.75%利上げ観測もポンド買いを促した。年末までに政策金利を3.5%まで引き上げるとの観測もある。
一方で財政赤字拡大やリセッション懸念はあるが、日銀との金融政策の違いによるポンド円の買いは根強い。
レンジの上限を上抜けたことで今年最高値となる168円73銭が意識される。

ポンド円予想レンジ:167円80銭~165円90銭(38.2%)

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[全般]米8月CPIに注目

本日NY時間に発表される米8月CPIの結果次第ではFRBの積極的な引き締め姿勢に変化が起きる可能性もあり注目が集まる。

昨日の週明け東京市場でドル円は早朝に142円前半まで下落して始まったものの、その後は米長期金利が上昇したことや日経平均株価が400円近く上昇すると143円49銭まで1円余り上昇。
しかし欧州市場に入るとユーロ買いが先行。ECBが大幅な利上げを継続するとの観測やウクライナがロシアに対して優勢に転じるとの報道もユーロ買いを促した。
結果的にドル全般に売りが強まりドル円も142円30銭まで押し戻されるなど荒っぽい動きが目立った。
NY市場では株式市場が三指数ともに続伸。今日発表の米8月CPIの結果次第では米インフレがピークアウトするのではといった観測が株価を押し上げた。
ただ、CPIが予想を下回ったとしてもFRBは引き締めの手綱を緩めることはないとの見方が根強く、ドルの下値も限られた。
結果的にドルは全般に売られたもののそれ以上に円が下落。日銀の緩和政策継続姿勢を背景にクロス円が全般に買われるなど、ドルを外した動きが目立った。
今日のCPIの結果がどうあれ、来週のFOMC会合での0.75%の利上げは実施されるとみられる。ただ、その後の引き締めペースが緩むとの観測が広がれば当面のドルの頭打ちになる可能性もあり注目される。

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