[米ドル円]口先介入で調整

東京時間早朝にドル円は144円95銭まで上昇したが、その後神田財務官が「あらゆるオプションを排除せず適切に対応」と発言。その後も松野官房長官や鈴木財務相などが為替介入の可能性を示唆する等、口先介入が続いた。その後日銀がレートチェックを行ったとの話が伝わると144円を割り込んだ。欧州からNY市場にかけても介入警戒感が高まる中でドル円は142円56銭まで下落。前日に3円40銭近い上昇幅となったのに対し2円40銭近い下落幅となった。CPI発表後の窓をほぼ埋めた観もある。
介入に対する警戒感は暫く続く可能性もあり、当面145円上抜けはお預けになったとみる。ただ、介入自体には限界がありFRBの積極的な引き締め継続の中で押し目買いのチャンスを狙いたい。
ドル円予想レンジ:144円00銭~142円60銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ円]押し目買いのチャンス

ユーロ円は早朝に144円47銭の高値を付けた後は軟調な地合いで推移。午後に日銀がレートチェックを行ったとの噂が流れたことで円買いが一気に進み143円を割り込んだ。その後買い戻しが入ったもののNY市場で142円30銭まで下落。イタリアの政局不安やロシアによる天然ガス供給停止などがユーロの上値を抑えている。
ただ、日銀の緩和政策に対しECBの大幅利上げ継続観測から見るとユーロ円の上昇トレンドは継続するとみてよいだろう。
押し目買いのチャンスを狙いたい。
ユーロ円予想レンジ:143円60銭~141円10銭(61.8%)
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[豪ドル円]豪州雇用統計に注目

豪ドル円は朝方97円60銭を付けたが、その後日銀のレートチェックの噂が広がると売りが強まりNY時間には95円99銭まで下落した。その後はNY株価も三指数ともに反発したことで96円60銭付近まで買い戻されて引けている。
豪ドル自体は底堅い動きが続いたが、円が上昇したことで下落幅を拡大。円買いの動きが止まれば再び上昇に転じるとみている。
今日の東京時間に発表される豪州8月新規雇用者数は前月から3.5万人増加すると予想される。予想以上であれば豪ドル円も反発のきっかけになりそうだ。反対に悪化したとしても豪州景気は他の国と比べ堅調であり下値は限定的とみる。
豪ドル円予想レンジ:97円20銭~95円80銭(50%、BB中心)
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[全般]日銀レートチェックとFRBの利上げ幅
昨日の東京市場早朝にドル円は144円95銭まで上昇。火曜日のNY時間に発表された米8月CPIが予想を上回ったことでFOMC会合では0.75%、或いは1.0%の大幅利上げが実施されるとの観測が進みドルが全面高となった。一日で3円余り上昇したことで日本側からは神田財務官、鈴木財務相、そして松野官房長官が為替介入の可能性を示唆する等、立て続けに円安けん制発言が飛び出した。また、日銀がこの日レートチェックを行ったとの噂も流れるとドル円は143円ミドル付近まで下落。その後も下落が続き、NY時間には142円56銭まで押し戻された。ただ市場では、米国はドル高がインフレに効果があるとする中で協調介入は難しく、単独介入での効果は薄いとみている。寧ろ市場は介入の限界を見透かしてドル円が更に上昇するとの見方もある。
結果的に前日の上昇の窓埋めのような動きとなったとみる。
米長期金利の上昇は一服感が広がるなかで前日大幅安となったNY株式市場も小幅に反発。一先ず落ち着きを取り戻し始めているものの、FRBの積極的な引き締め観測は継続。
ドル上昇に対する調整が一巡すれば再びドル買いが強まるとみる。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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