ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-09

[米ドル円]日銀緩和政策に変化は

(米ドル円日足)



今週水曜日の未明に開かれるFOMC会合では0.75%の利上げが予想されるが大分織り込んできている。ただ、ドットチャートが長期的な利上げ継続を示すようならドル円は145円を上抜ける可能性が高まりそうだ。ただ、その日の東京時間には日銀会合が開かれることからドル円の上値も抑えられそうだ。先週日銀はレートチェックを実施しており、そろそろ円安に対して何らかのアクションを示す可能性がある。実際に介入を実施しないとしてもYCCの±0.25%の枠を拡大するといった大規模緩和政策に変化がみられるようなら市場にとってはサプライズとなり円買いが一気に進む可能性がある。
145円手前でダブルトップを形成しており、その近辺にはオプション絡みの売りも観測されていることから簡単には抜けそうにない。一時的に上抜けても押し戻されるとみている。

本日のドル円予想レンジ:143円50銭~142円50銭
今週のドル円予想レンジ:145円50銭~140円50銭(BB中心、50%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド米ドル]BOEとFRB

(ポンド米ドル日足)



先週発表された英8月小売売上高が−5.4%と予想の−4.2%を下回りポンドは下落。37年ぶりの安値となる1.1351まで下落した。その後は買い戻しが入り1.14前半で引けている。
今週のBOE会合では政策金利の0.5%引き上げが予想されるが、先週発表の8月CPIが9.9%と7月の10.1%から1年ぶりに鈍化傾向を示した。景気悪化リスクもあり今後の利上げに慎重な姿勢が示されるようなら利上げ後もポンド売りが強まりそうだ。
今週はFOMC会合もありFRBの利上げペースが衰えないようならポンドの下降トレンドは継続。

今週のポンドドル予想レンジ:1.1550(50%)~1.1300

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[南アフリカランド円]SARBと日銀会合

(南アフリカランド円日足)



今週開かれるSARB政策会合では政策金利を0.75%利上げし6.25%に引き上げると予想される。ただ、前日には8月CPIが発表され、もし予想を上回るようなら予想以上の利上げになる可能性もある。
ただ、日銀によるレートチェックにより介入警戒感が広がる中で先週8円394銭を付けた後は下落が続き、8円073銭まで下落して引けている。
日銀の介入警戒感はあるものの6.25%の政策金利は魅力的であり長期の金利差狙いから押し目買いのチャンスを狙いたい。

今週のランド円予想レンジ:8円23銭~8円00銭(BB下限)

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[全般]日米の政策会合はドル円下押し圧力か

先週は米8月CPIが予想を上回るものとなりドルは全面高。市場は寧ろインフレ鈍化を見込んでいたためサプライズとなり、ドル円は144円95銭まで上昇した。しかし145円にはしっかりとした売りが並んでいたことから下落に転じた。また、急激な為替の動きに対して日本の要人からは円安けん制発言が続いた。さらに日銀がレートチェックをしたとの報道で介入警戒感が広がり142円ミドルまで押し戻されるなど荒っぽい動きとなった。
今週は最も注目されるFOMC会合と日銀会合が開かれる。
FOMC会合では0.75%の利上げがコンセンサスとなっているが一部で1%の利上げ観測も浮上。予想通り0.75%の利上げとなりドットチャートやパウエル議長のタカ派発言などがあっても145円を一気に抜けるのは難しいとみている。
もし1%の利上げとなればドル円は145円を再度試す展開が予想されるが、その次の日には日銀会合を控え介入警戒感もあり上抜け後は押し戻される可能性が高い。
その日銀会合では−0.1%の政策金利は据え置きと予想されるが、もしYCCの変動幅を拡大するといった決定や、介入実施が現実味を帯びるようならドル円はかなりの幅で下落する可能性もある。
ただ、日米の金融政策の違いは更に広がる中で下げたところでは押し目買いが入るとみている。また、単独介入は寧ろ限界があり、市場は介入がないとみれば安心してドル円を買ってくることになる。伝家の宝刀は抜かないことでその効果を発揮するものだ。

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