[米ドル円]145円台での介入警戒感

朝方144円74銭まで上昇したものの145円が意識され下落。その後も米長期金利が低下したことで144円06銭まで押し戻された。
NY時間に発表された米経済指標は好調な結果となり米長期金利が3.94%台に上昇するとドル円は東京で付けた高値を上抜け144円90銭まで上昇。145円を目の前に足踏み状態となっている。
市場は政府日銀が145円を上抜けてくると介入を再度実施するとみていることから、145円付近からの買いは慎重にならざるを得ない。
急速な相場変動に対するもので、ゆっくりとした速度で上値を試しに行くようなら介入は入りにくい。
ただ、介入への恐怖感はまだ消えていないことから145円台では短期的に売りを出してみたい。
ドル円予想レンジ:145円40銭~144円00銭(50%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[豪ドル円]リスクオフの豪ドル売り

東京市場で豪ドル円は93円95銭まで上昇するなど堅調な地合いが続いた。しかし、NY市場に入り米長期金利が上昇。NYダウが続落したことでリスクオフから資源国通貨の売りが強まると豪ドル円も92円92銭まで下落。世界的な金利上昇による景気減速懸念が広がる中で銅や鉄などの需要低迷やCRB指数の低下が豪ドルの下押し圧力となっている。
ただ、日銀との金融政策の違いによる豪ドル円の買い需要は依然として強い。上昇トレンドの下限で下げ止まるか注目。
トレンドを下抜けするようなら61.8%戻しの91円40銭付近の下げもあるが一時的とみる。
豪ドル円予想レンジ:93円80銭~92円70銭(50%)
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[ユーロ米ドル]イタリア極右政権とノルドストリーム

イタリアで極右政党のFDIが政権を取ったことでユーロの結束に不安が広がりユーロ売りが進む中で昨日はノルドストリームで原因不明のガス漏れが発生。エネルギー不足による欧州経済への懸念が高まりユーロは0.9569まで下落。米長期金利が上昇したこともユーロの重石となった。
ただ、ECBの大幅利上げやQTが実施されるとの見方が下支えとなりそうだ。
ポンドの下げも一服する中でユーロも短期的に調整の買い戻しが入るとみており、戻り売りのチャンスを探る。
ユーロドル予想レンジ:0.9700(23.6%)~0.9550
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[全般]好調な米経済指標
昨日の東京市場でドル円は144円後半まで上昇したが145円には届かずに失速。先週の円買い介入が意識されたことや米長期金利が低下したことで144円06銭まで押し戻された。
しかし欧州市場に入るとユーロ売りが先行。イタリアで極右政党が誕生したことや、ノルドストリームでガス漏れがあったと伝わったことでユーロは下げ幅を拡大。
NY市場に入ると米長期金利が上昇。
この日発表された米9月消費者信頼感指数は108.0と予想の104.5を上回った。また、リッチモンド連銀製造業指数や8月新築住宅販売件数なども予想を大きく上回る好結果となり、利上げペースが早まるとの見方が金利を押し上げドル買いを促した。
ユーロは0.9570付近まで下落。ドル円も144円90銭まで上昇したものの、145円台での介入への警戒が上値を抑えた。
米長期金利が上昇しドル買いの動きが強まることから円高介入を警戒しながらも、再度145円を試す展開が予想される。しかし、まさかのサプライズ介入であったことからその恐怖感は未だ解消されていない。145円に上昇してもその滞空時間は短そうだ。
ただ、金融政策の違いによるドル円の買いは中期的にみて変わりはなく継続。
ゆっくりとした速度でドル買いが進むようなら介入も入りにくい。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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