ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2022-09

[米ドル円]週末月末調整に注意

(米ドル円時間足)



144円付近で始まったドル円はその後米長期金利の上昇によりドル買いが先行。欧州市場で144円81銭まで上昇したものの、介入のボーダーラインとして意識される145円を前に上げ止まった。この日は鈴木財務相が改めて「為替の動きには十分に注意しながら、必要があれば必要な措置をとる」など改めて介入の可能性に言及したことも警戒された。
一時4%台に上昇した米長期金利もここにきて一服感が広がる中、今日は月末で期末ということなどからドルの調整売りが入りやすいとみる。
一度下値を試すことでポジションを軽くしてから再度上値を試す展開を予想する。

ドル円予想レンジ:144円80銭~143円70銭(38.2%)

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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[ポンド米ドル]時限付きの介入

(ポンド米ドル日足)



前日BOEが毎営業日に残存期間20年の国債購入を一時的に実施することを発表。債券市場への介入でポンドも一気に巻き戻しが入り1.09前半まで回復。昨日は1.0760付近まで押し戻されるなど目先の巻き戻しが一巡したかと思われた、しかし月末で期末という特殊要因から新たな買いが入ると1.11ドル台まで上昇し高値引けとなった。
トラス首相は「BOEと緊密に連携していく」と発言するなど介入を後押しする発言がみられた。目先は買い戻しが続く可能性はあるが、購入は10月14日の時限付きということからその後は再びポンド売りに転じる可能性が高い。

ポンドドル予想レンジ:1.1310(BB中心)~1.1000

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[ユーロ円]ユーロ圏9月HICPに注目

(ユーロ円日足)



東京市場でユーロは対ドルで売りが先行しユーロ円も上値の重い展開で推移。欧州市場が始まったところで139円42銭まで下落した。その後ドイツ連立政権がガス価格に上限設定を行うことで合意したとの報道によりユーロは下げ止まり、上昇に転じた。期末や月末のユーロ需要が高まったこともユーロ買いを促し、NY市場では141円50銭付近まで上昇。ポンド以外の通貨に対して全面的に買いが強まった。
本日早朝の東京市場(7時過ぎ現在)では薄商いではあるが142円台に上昇している。
先週の円買い介入前のレベル143円70銭からの窓を埋める動きも今日は週末ということもあり終盤に近付いているとみる。
今日18時に発表のユーロ圏9月HICPの結果がエネルギー上昇の影響を受けているか注目。

ユーロ円予想レンジ:142円40銭(61.8%)~141円00銭

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[全般]四半期末の特殊要因

前日債券市場への介入を実施したことで反発に転じたポンドは昨日も期末の特殊要因などから上昇幅を拡大。つられてユーロも上昇するなどユーロやポンド中心の相場展開となった。

昨日の東京市場で米長期金利が一時3.86%付近まで上昇。ドル全般に底堅い動きで推移。144円付近で始まったドル円も欧州市場に向けて144円後半まで上昇。昨日債券市場で買い介入を実施し1.09ドル台の上昇に転じたポンドも上値が抑えられ1.07ミドル付近まで低下。それにつられるようにユーロも0.97ミドルから0.96ミドルまで押し戻された。
しかしNY市場が始まると米長期金利が下げに転じたことでドル売りが強まり、ポンドは1.10を上抜け1.11ドル台に上昇。ユーロも0.98ドル台に乗せるなど上昇幅を拡大。
昨日のNY株式市場は再び下落に転じたことでリスクオフのドル買いが全般に進むなど、ユーロとポンドだけがドル売りで反応している。
ユーロやポンドで特に買い材料がみられた訳ではなく9月末の期末による特殊要因によるものと思われる。
寧ろ昨日低下した英国長期金利は上昇に転じており英国経済への不安は依然としてポンドの上値を抑えるものである。新たに10月に入ったところで再びポンドやユーロに対してドル買いが強まる可能性が高い。

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