[米ドル円]介入催促相場

先週の米雇用統計の結果はFRBの積極的な引き締め政策継続を裏付けるものとなったことからドル円は145円44銭まで上昇して引けている。145円台では前回の介入の記憶がまだ新しく、ちょっとしたことで振り落とされる可能性が高い。
しかし、ゆっくりと上昇が続くようなら介入も入りにくく最終的に前回の高値145円90銭を試す展開が予想される。
今週発表される米CPIの結果次第では上値を狙うか、或いは高値前で失速するかを見極めたい。
このレベルを上抜けると次の上値目途として98年8月に付けた高値147円66銭が意識され、145円後半では介入が入る可能性は高まりそうだ。
今週発表される米CPIの結果からダブルトップを付けて当面の天井となるか、上抜けで一段の上昇の展開になるかを見極めたい。
本日のドル円予想レンジ:145円60銭~144円90銭
今週のドル円予想レンジ:146円70銭~143円80銭(38.2%、BB中心)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[ユーロ米ドル]イタリア財政不安とFRBのタカ派姿勢

先週は米長期金利が低下して始まったことでユーロ買いが先行。堅調なポンドにもつられながら1.0のパリティにワンタッチしたが上抜けに失敗。その後米長期金利が上昇に転じるとユーロは下落に転じた。また、8‐9月にECB保有のイタリア国債が減少していたことが明らかとなりイタリア国債利回りが上昇。エネルギー価格もOPEC減産などから上昇していることもユーロにとってネガティブ材料となった。
今週もイタリア財政問題やポンドの下落につられる格好でユーロは上値の重い展開が予想される。
また、米CPIなどの結果を受け米長期金利が一段の上昇となればユーロは再び9月に付けた安値0.95前半を試す展開も視野に入る。
今週のユーロドル予想レンジ:0.9950~0.9580(BB下限)
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[豪ドル米ドル]リスクオンで下げ止まるか正念場

先週開かれたRBA政策会合で利上げ幅が予想された0.5%を下回る0.25%にとどまったことから発表後豪ドル売りで反応。声明では景気を配慮したとの内容を受けその後は買い戻されるなど金利面よりも経済面に市場は注目。0.65ミドル付近まで買い戻されたもののこのレベルは前週も上値が抑えられた。
その後は米長期金利が上昇したことで0.63ミドルまで押し戻されたがこのレベルも前週の安値レベルでありレンジ内に収まった。
NY株式市場の下落が収まるようならリスクオンによるドル売りと豪ドル買いが始まる。
或いはリスクオフが更に進むようなら0.63ドルのボリンジャーバンドの下限をクリアに割り込み一段の下げが始まるかの正念場を迎えそうだ。
今週の豪ドル米ドル予想レンジ:0.6530(38.2%)~0.6300(BB下限)
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[全般]円買い介入警戒感と米CPI
円買い介入への警戒感が高まる中で今週は米CPI次第では再び介入を引き出す可能性もあり注目。
先週末のNY時間に発表された米9月雇用統計はNFPが26.3万人と予想の25万人を上回り失業率も3.5%と前回の3.7%から大きく低下。半世紀ぶりの低水準となったことで労働市場の逼迫感は依然として続くとみられ、11月のFOMC会合でも大幅利上げ観測が高まり金利は上昇。ドル全面高となりドル円は介入レベルである145円ミドル付近まで上昇して引けている。
今週は米9月CPIや小売売上高などFRBの金融政策に影響を与える重要指標が発表される。もし予想を上回る結果となればドルは一段の上値トライが予想される。反対に予想を下回ったとしてもFRBの積極的な利上げ姿勢は変わらないとの見方から下値は限定的とみられる。
最近ではポンドがドルに影響を与える場面がみられるが、その英国の雇用統計やGDPといった重要指標も今週発表される。BOEによる国債購入も今週が期限となる中でポンド売りが一段と進むようならドル買いを促す要因となりかねない。
ドル円は米経済指標の結果次第で今年最高値となる145円89銭を再度試す展開が予想されるが、同時に政府・日銀による円買い介入を警戒していることから一時的に荒っぽい動きが予想される。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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